いつもありがとうございます、堤です。
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その中のひとつが、グループトークについて。LINE@ではグループトークはできなかったのが、LINE公式アカウントではできるようになりました。
LINE@ではグループに招待しようとしても、「招待する友だち」欄には表示されないか、招待ができたとしても一言でもメッセージを発するとすぐに自動退出されるようになっていました。しかし、LINE公式アカウントでは、グループに参加して会話をすることができるように仕様変更されたのです。
LINE公式アカウントのグループトークとは?
皆さんがLINEを使うときに、よく複数人でグループLINEを作ることがあるかもしれません。LINE公式アカウントでは友だちからの招待があった場合、そのグループに参加してメッセージのやりとりができます。
上の一文で「友だちからの招待があった場合」という文を強調しました。重要なポイントなのですが、LINE公式アカウント側からは、グループを作成して招待することはできないのです。
LINE公式アカウントでグループトークに参加できるようにする方法
設定の方法は、ホーム画面の右上にある「設定」をクリックします。
次の画面で、下へスクロールして「チャットへの参加」を「複数人チャットへの参加を許可する」にすることで、グループトークができるようになります。
特に不都合がなければ、「複数人チャットへの参加を許可する」でよいでしょう。逆に、勝手にグループに追加されたら困る、という場合は「許可しない」を選択してください。
後から「許可しない」にする場合は注意
「複数人チャットへの参加を許可しない」にすると、適用されたタイミングで現在入っているグループトークの全てから自動的に退出されます。当然、退出されるとトークルーム自体も消えてしまいます。誤って「許可する」から「許可しない」に変更してしまわないように十分気をつけましょう。
LINE公式アカウントのグループトーク活用例
LINE公式アカウント側からグループを作れないという点は不便ではありますが、それでも下記のように活用することができます。
複数人で話し合いする必要があるとき
例えば、あなたが保険の代理店をやっているとしましょう。
最初に相談をしてくれたのが奥さんであっても、お金に関することは夫婦で決めたいと思うはず。その際は「グループトークに招待してもらえれば、ご夫婦と3名でトークができます!」とご提案してみてはいかがでしょうか。
ご相談相手としてはグループトークのなかで意見をまとめることができ、サービスの購入が早くなるのではないでしょう。また、グループトークにもタグやノートを作成することができるため、「夫婦の職業」「世帯年収」「予算」などの情報を夫婦まとめて管理ができるというメリットもあります。
メッセージ内容の共有が簡単にできる
塾の場合でも、グループトークを有効に活用できますね。毎週通う生徒と顔をあわせるため、面談のお知らせなどの書類は、生徒を通じて保護者に渡すようにしている塾がほとんどだと思います。ただし、書類を預けたとしても、生徒がそのまま書類を持ったままということは想像がしやすいですね。
こんな悩みがある場合は、保護者の方から、保護者、生徒と塾のLINE公式アカウントの三者でグループトークを作ります。最初の契約時に画面を見せてもらいながらグループ作成を行うとスムーズですね。
グループトークを作成することで、書類を渡したという案内を保護者のLINEに送ることができるだけでなく、生徒も保護者のいるLINEがあるのですから、書類を渡すことを忘れてしまうことはないでしょう。また、こうした三者の窓口があることで、他の塾よりも円滑にやりとりができ、信頼度も上昇するのではないでしょうか。
また、この制度を取り入れることで、LINE公式アカウントに必ず登録していただくことができます。普段やりとりをするLINE公式アカウントをブロックするということは考えられませんし、登録をしていただいていれば、むしろ塾選びに悩んでいる方に紹介してもらうきっかけにもなりますね。
LINE公式アカウントのグループトークは複数人との情報共有に便利
この記事では、LINE公式アカウントでグループトークができるか、またその活用方法について解説しました。
グループトークは、普段使っているLINEと同じように「複数人での共有」が非常に便利です。記事内で解説したような例を応用することで、さらにLINE公式アカウント活用の幅が広がります。
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