生活関連サービスのLINE戦略

to C向けのビジネスにとってLINEは非常に顧客満足度が目に見えて上がるツールと言えます。

商品やサービスを消費者に直接提供する商売において、LINEの活用は様々な形で可能です。
今回は具体的な4つの事例を通してその効果を見ていきましょう。

コインランドリーは基本的に無人運営ですが、LINEを使って顧客とコミュニケーションをはかることが可能です。

例えば、10日、20日、30日は"コインランドリーの日"などと決めて、その日にLINEで抽選を実施し、当選者にはポイントプレゼントや洗剤のプレゼントなど、来店してもらうための施策を取ることができます。

実際に地元の顧客を対象にLINE友だち追加広告を行ったコインランドリー店では、売上が130%ほど上がった事例もございます。

買取事業者で実際に効果があったのは、「LINE査定」というサービスです。

これは顧客が自分の売りたい商品を送信し、それに対して買取事業者が査定額をLINEを通し伝えるという流れです。

出張買取を手掛ける、ある買取事業者がこの手法を導入したところ、成約率が7%から25%に上昇したとのことです！
同事業者は、月に1,000件の問い合わせがあったため、実にLINE導入で180件/月の成約増に至ったということです。

美容クリニックや男性の薄毛治療クリニックなど、コンプレックスを解消したいと思う人々を対象にしたクリニックでもLINEは有効です。

たとえば、リッチメニューにてクリニックの提供する治療メニューや症例などを一覧で表示したり、オンライン診療の予約からお薬の配送までLINE上で完結させる仕組みを作ることができます。

また、忘れがちな診察券も、LINEのリッチメニューにマイページの区画を作り、自分の診察券をいつでも見せることが可能です。

顧客満足度はもちろんのこと、クリニック側としてもLINEのブロックを防ぐ効果も期待できます。

パーソナルジムにおいても、LINEは業務効率化や顧客満足度向上に大いに寄与します。

トレーナーとクライアント間での食事のアドバイスやフィードバックをLINE上で行うことが可能です。

また、ジムでよく見られる回数券の残り回数管理もLINE上で実装することが可能で、これによりクライアントの利便性はもちろん、店舗側も作業効率も大幅に向上させることができます。