
「Instagram、広告、チラシと複数の場所でLINE登録を案内しているけれど、結局どこから友だちが増えているのか分からない」
友だち集めに力を入れ始めたところで、多くの担当者がぶつかる悩みです。どの集客施策が効いているか分からないままだと、広告費や制作の手間をどこにかけるべきか判断できません。
そこで役立つのが、Lステップの流入経路分析です。媒体ごとに専用のURL・QRコードを発行するだけで、「誰が、いつ、どこから友だち追加したか」を一人ひとり単位で把握できます。
この記事では、流入経路分析でできることから設定手順、媒体別の経路の分け方、分析結果を改善に活かす方法まで解説します。
流入経路分析は、友だち追加用のURL・QRコードを経路ごとに発行し、どこから友だちが追加されたかを計測する機能です。Instagram用、チラシ用、広告用のように入り口を分けておくことで、経路ごとの友だち追加数が分かります。
LINE公式アカウントにも友だち追加経路を確認する機能はありますが、分かるのは経路ごとの追加数までです。Lステップの流入経路分析は、友だち一人ひとりがどの経路から来たかまで記録し、その情報をもとに配信を切り替えられるのが大きな違いです。
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比較項目 |
LINE公式アカウントの友だち追加経路 |
Lステップの流入経路分析 |
|---|---|---|
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分かること |
経路ごとの友だち追加数 |
経路ごとの追加数+友だち個人の流入元 |
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経路の作り方 |
あらかじめ用意された区分 |
媒体・施策ごとに自由に作成 |
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流入後の自動対応 |
なし |
タグ付与、シナリオ配信などを自動実行 |
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既存の友だち |
― |
既存の友だちにも適用できる |
流入経路分析はプロプラン以上で使える機能です。フリー・スタート・スタンダードプランでは利用できないため、使いたい場合はプロプラン(月額32,780円・税込)へのアップグレードが必要です。
プランごとの機能の違いや切り替えの注意点は、「Lステップのプラン変更方法」で詳しく解説しています。
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流入経路分析を使うと、次の4つができるようになります。
Instagram、X、YouTube、SNS広告、検索広告、店舗など、経路ごとに何人が友だち追加したかを確認できます。YouTubeなら動画ごと、チラシなら配布エリアごとのように、細かい単位で分けて計測することもできます。
「山田さんは10月5日にInstagramから追加」のように、個人単位で流入元が記録されます。問い合わせや成約につながったお客様がどこから来たのかを、あとから確認できます。
経路ごとに「友だち追加されたら何をするか」を設定できます。たとえばチラシから来た人には来店特典のクーポン、Instagramから来た人には施術事例の紹介、といった出し分けが可能です。
プロプランで使える「クロス分析」と組み合わせると、経路ごとの友だち追加数と、その後の購入・予約などの成果を並べて比較できます。「友だちは多いが成約しない経路」「数は少ないが成約率が高い経路」を見分けられるのが、流入経路分析を使う最大のメリットです。

設定は4ステップで完了します。ここでは「Instagramのプロフィール用」の経路を作る想定で説明します。

管理画面の左メニューから【流入経路分析】を開き、【+新しい流入経路】をクリックします。入力する項目は次の3つです。

この経路から友だち追加されたときに実行する内容を設定します。「【流入】Instagram」タグの付与や、専用シナリオの開始などを登録します(詳しくは次の章で解説します)。

アカウント全体の「友だち追加時設定」(あいさつメッセージなど)を、この経路でも実行するかを選びます。
なお、経路のアクションで「シナリオ操作」を設定した場合は、どちらを選んでも友だち追加時設定のシナリオは配信されません。
流入経路分析の一覧からURLまたはQRコードをコピーし、Instagramのプロフィールや広告のリンク先、チラシなどに設置します。通常の友だち追加URLではなく、必ず経路ごとのURL・QRコードに差し替えるのがポイントです。
流入経路分析は、計測するだけでなく「経路に合わせた最初の対応」を自動化できるのが強みです。
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アクション |
活用例 |
|---|---|
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タグ付与 |
「【流入】Instagram」「【流入】駅前チラシ」など、経路を配信の絞り込みに使えるようにする |
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シナリオ配信 |
セミナー広告から来た人には申し込み案内のステップ配信を開始 |
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テンプレート送信 |
広告で約束した資料や特典を、友だち追加直後に自動で送る |
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クーポン配布 |
チラシ経由の人にだけ来店特典を提示 |
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ポイント付与 |
店頭QRから登録した人に初回ポイントを付与 |
どの経路でも、最低限「流入元のタグ」は付けておくのがおすすめです。あとから「Instagramから来た人だけに配信したい」となったとき、すぐに絞り込めます。タグの使い方は「タグと友だち情報欄の違いとは?」も参考にしてください。
アクションを実行するタイミングは、次の2つから選びます。
この設定は作成後に変更できません。変えるには経路を作り直す必要があり、URL・QRコードも変わってしまいます。印刷物に載せるQRコードは特に、作成前に用途を決めておきましょう。
経路は「あとで何を比較したいか」を基準に分けます。細かく分けるほど分析の精度は上がりますが、管理の手間も増えます。まずは媒体単位で始め、必要に応じて細かくするのがおすすめです。
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媒体 |
経路の分け方の例 |
比較できること |
|---|---|---|
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プロフィールリンク/ストーリー/リール |
どの投稿形式が登録につながるか |
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YouTube |
動画ごとの概要欄 |
どの動画が登録を生んでいるか |
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Web広告 |
媒体(Google/Meta等)×クリエイティブ |
広告ごとの登録数・成約率 |
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チラシ・ポスティング |
配布エリアや配布時期ごと |
反応の良いエリア |
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店頭・イベント |
レジ前/卓上POP/イベント会場 |
店内のどの接点が効いているか |
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自社サイト |
トップページ/コラム記事/問い合わせページ |
どのページから登録されているか |
経路名は「媒体_設置場所_時期」のようにルールをそろえると、一覧で見たときに迷いません(例:チラシ_駅前_2026秋、Meta広告_クーポン訴求_11月)。
流入経路分析で大切なのは、友だち追加数だけで経路を評価しないことです。次の例を見てみましょう(数値は説明用の架空のものです)。
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経路 |
友だち追加数 |
予約数 |
予約率 |
|---|---|---|---|
|
Instagram_プロフィール |
120人 |
6件 |
5% |
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Meta広告_クーポン訴求 |
300人 |
9件 |
3% |
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店頭_レジ前 |
40人 |
8件 |
20% |
追加数だけを見るとMeta広告が一番優秀です。しかし予約率で見ると、店頭経由の友だちがもっとも成果につながっています。このように「量」と「質」を分けて見ることで、次の打ち手が変わります。
経路ごとの成果を比べるには、予約や購入をタグで記録しておき、クロス分析で「流入経路 × 成約タグ」を集計するのが効率的です。月に1回は数字を確認する習慣を作りましょう。
Instagramは経路別URLに変えたのに、自社サイトや過去のチラシには通常の友だち追加URLが残っている、というケースです。そこからの友だちは経路が記録されず、分析が不正確になります。
対策:友だち追加の入り口をすべて洗い出し、一つずつ経路別URL・QRコードに差し替えましょう。

流入経路のURLから初めて友だち追加するとき、LINEの認証(情報利用の同意)画面が表示されます。見慣れない画面に驚いて、そこでやめてしまう人もいます。
対策:URLやQRコードの近くに「表示される画面で『許可する』をタップしてください」と一言添えるだけで、離脱を防げます。
経路のアクションが動かない場合は、LINEログインの設定に原因があることが多いです。次の4点を確認してください。
前述のとおり、「いつでも」「初回友だち追加時のみ」は作成後に変更できません。チラシを大量に印刷したあとに気づくと、刷り直しになります。
対策:印刷前に自分のスマートフォンでQRコードを読み込み、タグ付与や配信が想定どおり動くかテストしましょう。
流入経路分析は既存の友だちにも適用できます。「いつでも」を選んだ経路なら、既存の友だちが読み込んだ場合もアクションが実行されます。既存の友だちにタグを付けたくない場合は、除外する設定もできます。
流入経路分析そのものはプロプラン以上の機能です。大まかな経路別の追加数でよければ、LINE公式アカウントの「友だち追加経路」でも確認できます。個人単位の流入元や経路別の成約率まで見たい場合は、プロプランへの切り替えを検討しましょう。
細かく分けるほど比較の精度は上がりますが、経路あたりの人数が少なすぎると判断がぶれます。まずは媒体単位で作り、友だちが十分に集まる経路だけを投稿や広告単位に分けるのがおすすめです。
使えます。会場の入口にQRコードを設置し、「いつでも」で「来場済み」タグを付ければ、出席確認になります。有効期間をイベント当日に絞っておくと、期間外の読み込みも防げます。
Lステップの流入経路分析を使うと、「どこから友だちが増え、どの経路が成果につながっているか」を数字で判断できるようになります。
広告やSNSに力を入れているのに成果が見えないと感じている方は、まず主要な媒体から経路別に計測を始めてみてください。
マーケリンクでは、流入経路の設計からタグ・シナリオの構築、分析結果をもとにした改善までサポートしています。「どの経路をどう分ければいいか分からない」「計測はしているが活かせていない」という方は、お気軽にご相談ください。
※本記事の内容は2026年11月時点の情報です。料金や機能、画面は変更される場合があるため、最新情報はLステップ公式サイトでご確認ください。