承認ボタン連打でアプリ作ってる人、危険です。

2026.08.28

こんにちは。

今日は「AIを使えばアプリや拡張機能が作れる時代になった」という話に絡めて、ちょっと怖めの現実をお伝えしたいと思います。

最近、プログラミングの知識がなくてもAIに頼めばアプリが作れる、なんて話をよく耳にしますよね。

それ自体はほんとうに素晴らしいことだと思っています。私もいくつか作ってますので。

でも、「作れる」と「安全に作れる」は、実はまったく別の話だったりします。

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「AIが作ってくれるから大丈夫」は、めちゃくちゃ危険な考え方

AIはとても賢いです。コードも書いてくれますし、エラーも直してくれます。でも、AIは「あなたが何を知らないか」を、こちらから聞かないと教えてくれません。

たとえば、料理のレシピを教えてもらう場面を想像してみてください。「チキンカレーの作り方を教えて」と聞けば、手順を教えてくれます。

でも「食中毒にならないための肉の扱い方」は、聞かない限り教えてもらえないことが多いですよね。アプリ作りも、これと同じ構造です。

「動くものができた!」と喜んでいたら、実はユーザーの個人情報がダダ漏れだった、なんてことが、知識ゼロで作ると起こり得ます。

知識がない状態で作ると、どんなリスクがあるの?

具体的にどんなことが起きるか、少し整理してみます。

まず「セキュリティの穴」の問題です。セキュリティとは、ざっくり言うと「悪い人に入ってこられないようにする鍵のしくみ」みたいなものです。この鍵をかけ忘れた状態でアプリを公開すると、悪意のある第三者にデータを抜き取られたり、アプリを乗っ取られたりするリスクがあります。

次に「プライバシーの管理」です。ユーザーから名前やメールアドレスを受け取るような機能を作った場合、その情報をどこに・どうやって保管するか、法律的なルール(個人情報保護法など)に沿っているか、ちゃんと考える必要があります。知らないうちにルール違反になっていた、なんてことも十分あり得る話です。

そして「配布・公開のリスク」も見落としがちです。Chrome拡張機能をストアに公開したり、アプリをダウンロードできる形にしたりすると、それは不特定多数の人に届くものになります。バグやセキュリティの問題があれば、その影響が広がってしまいます。

じゃあ、どうすればいいの?

「リスクがあるなら作るのを諦めよう」とはならないでください。

このコラムではここが大事なポイントで、私はAIを使って「リスクを洗い出す」という使い方をするのがベストだと現時点では考えています。

作業を進めてもらうだけじゃなく、「このアプリを作るうえで、考えておくべきリスクを教えて」と聞いてみてください。

「セキュリティ上の弱点になりそうな部分はある?」「個人情報の扱いで注意することは?」という感じで、対話しながらリスクマネジメントをする、という使い方がとても効果的です。

AIはこういう質問にも、かなり丁寧に答えてくれます。

知識がないからこそ、作る前・作る途中・作った後の三段階で、リスクについて積極的に聞く習慣をつけてほしいなと思っています。


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というわけで

AIのおかげで、アプリや拡張機能を作るハードルはびっくりするほど下がりました。それはとても喜ばしいことです。でも「作れる」と「安全に使えるものが作れる」の間には、まだ少し距離があります。

その距離を埋めてくれるのも、実はAI自身だったりするんです。道具として使い倒すなら、「作る相棒」としてだけでなく、「一緒にリスクを考えるパートナー」としても活用してみてください。それだけで、最悪のシナリオをぐっと遠ざけることができると思っています。

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