【Lステップ新機能】Webhookアクションとは?回答フォーム・自動応答のデータを外部システムへ自動連携

2026.10.02

Lステップのアクションの動作に「Webhook送信」が追加されました。これにより、友だちが送ったメッセージや回答フォームの回答内容を、外部システムへ自動で送信できるようになります。

これまでLステップに溜まった回答データを自社システムで使うには、管理画面から書き出して転記する作業が必要でした。Webhookアクションを使えば、友だちが操作したタイミングで、そのままデータが外部システムへ届きます。

この記事では、Webhookアクション機能の概要と、LINEマーケティングでの活用方法、導入前に押さえておきたい制約を解説します。具体的な設定手順は【Lステップ】Webhookアクションの設定方法で解説しています。

Webhookアクション機能とは

Webhookアクション機能は、友だちから届いたメッセージや回答フォームの回答内容を、Lステップから外部システムへ自動で送信できる機能です。

アクションの動作として「Webhook送信」を設定し、あらかじめ登録した送信先(Webhookエンドポイント)を選んでおくと、そのアクションが発動したタイミングでデータが送信されます。

送信先は、社内チャット・自社システム・集計や分析のツールなど、HTTPSでデータを受け取れるシステムであれば自由に指定できます。

「Webhook送信」を設定できるのは自動応答と回答フォーム

現時点で「Webhook送信」を設定できるのは、次の2つの機能です。

  • 自動応答:友だちが送信したメッセージが自動応答にヒットしたときに、受信したメッセージの種類と内容が送信されます。
  • 回答フォーム:友だちが回答フォームを送信したときに、回答内容が送信されます。

これ以外のアクション設定では「Webhook送信」を選べません。

プロプラン以上のオプション機能

Webhookアクション機能はプロプラン以上が対象のオプション機能です。利用するには、管理画面左メニューの「オプション機能申し込み」から申し込みが必要です。

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LINEマーケティングでの活用方法

1. 回答フォームの内容を自社システムへ自動で取り込む

もっとも効果が分かりやすいのが、回答フォームの回答内容をそのまま自社システムやCRMへ流し込む使い方です。

これまでは管理画面からCSVで書き出し、別システムへ転記する運用が一般的でした。Webhookアクションを使えばこの作業が不要になり、転記ミスと、データが手元に届くまでのタイムラグの両方がなくなります。

2. 「資料請求」のタップを社内チャットへ即時通知する

友だちがカルーセルの選択肢【資料請求】をタップした時点で、自社システム経由で社内のチャットツールへ共有する——といった使い方ができます。

問い合わせ対応は初動の速さがそのまま成約率に影響します。管理画面を定期的に見に行く運用から、「動きがあったら通知が飛んでくる」運用へ変えられるのは大きな違いです。

3. 問い合わせ内容を顧客データに記録して対応状況を最新に保つ

友だちが送ったメッセージの内容を自社システムの顧客データに記録しておけば、誰がいつ何を聞いてきたのかが、LINEの画面を開かなくても分かる状態になります。

電話・メール・LINEと窓口が分かれている企業ほど、対応履歴を1か所に集める価値は大きくなります。

4. 集計・分析ツールへ流し込み、LINE以外のデータと統合する

回答内容を分析ツールへ送っておけば、広告の流入データやWebサイトの行動データと突き合わせた分析ができます。

「どの広告から入った友だちが、どのアンケートにどう答え、最終的に成約したのか」まで追えるようになると、予算配分の判断精度が変わります。

5. 用途ごとに送信先を分ける

エンドポイント(送信先)は複数登録でき、1つのアクションに「Webhook送信」を複数設定することもできます。

予約系の回答は予約管理システムへ、問い合わせ系は社内チャットへ——といった振り分けを、Lステップ側の設定だけで実現できます。

導入前に押さえておきたい制約

  • 送信される友だちの情報はIDのみ:送信データに含まれる友だちの情報は、Lステップ上の友だちIDとLINEのユーザーIDだけです。名前・タグ・友だち情報は含まれません。これらが必要な場合はAPI連携機能を利用します。
  • ファイル本体は送信されない:自動応答で送信した画像・動画・音声・ファイルの本体や、回答フォームで回答されたファイル本体・ファイル名は送信されません。
  • 回答フォームは新形式のみ、かつ「回答後アクション」のみ:旧形式の回答フォームは対応していません。また、選択肢ごとに設定するアクションでは「Webhook送信」を設定できません。
  • 受け取り側にHTTPSのURLが必要:https:// から始まる、インターネットから接続できるURLが必要です。社内ネットワーク内のアドレスは登録できません。
  • 同じ通知が複数回届くことがある:応答が返らない場合などに再送が行われるため、受け取り側で重複を考慮した実装が必要です。

Webhookアクションとどう使い分けるか

LステップにはもともとAPI連携機能があります。両者の違いは、ざっくり次のように整理できます。

  • Webhookアクション:Lステップ側の出来事をきっかけに、外部へ押し出す仕組み。リアルタイム通知や自動取り込みに向いています。
  • API連携:外部から必要なときに取りに行く仕組み。友だちの名前・タグ・友だち情報など、詳細なデータが必要な場合はこちらです。

「動きを即座に知りたい」ならWebhook、「詳しい情報を取りたい」ならAPIと考え、組み合わせて使うのが現実的です。

Webhookアクション機能に関するよくある質問

Q.どのプランで使えますか?

プロプラン以上が対象のオプション機能です。管理画面左メニューの「オプション機能申し込み」から申し込みが必要です。

Q.どの機能に設定できますか?

自動応答と、回答フォームの回答後アクションです。これ以外のアクション設定では「Webhook送信」を選べません。

Q.友だちの名前やタグも送信されますか?

送信されません。含まれるのはLステップ上の友だちIDとLINEのユーザーIDだけです。名前・タグ・友だち情報が必要な場合はAPI連携機能を利用してください。

Q.送信されたかどうかは確認できますか?

できます。送信の成功・失敗や実際に送信したデータは、エンドポイントごとの「Webhookログ」(直近30日間)で確認できます。

まとめ|LINEを「入口」から「データの起点」へ

Webhookアクション機能の本質は、LINEで集めた情報を、LINEの中に閉じ込めずに自社の業務フローへ流し込めるようになったことです。

ただし、送信できるのはIDと回答内容が中心で、受け取り側のシステム側にも実装が必要です。「何を、どのシステムに、何のために届けるのか」を先に決めてから設計することが、導入の成否を分けます。

株式会社MARKELINKでは、600社を超えるLINE公式アカウント・Lステップの構築や運用支援の実績をもとに、外部システムとの連携を含めた設計・運用をサポートしています。「自社システムとつなげたいが、何から手を付ければいいか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

具体的な設定手順は【Lステップ】Webhookアクションの設定方法|エンドポイント登録から自動応答・回答フォームへの設定・検証までをご覧ください。

※本記事の内容は2026年9月時点の情報です。最新の仕様はLステップ公式マニュアルをご確認ください。

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