「LINE公式アカウントの料金プランが知りたい!」
「自社に最適なLINE公式アカウントのプランはどれ?」
このようにお考えではありませんか?
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。メッセージの配信数によって料金が異なるため、自社の目的や規模にあったプランを選ぶことが大切です。
本記事では、各料金プランの詳細と特徴、有料オプションについて紹介します。また、支払い方法や費用対効果を高める運用のコツ、プラン選定の具体的な流れまで解説するので、最後までお読みください。
本記事を読むことで、自社に合うプランを見極められるようになります。
▼この記事で分かること LINE公式アカウントの料金プラン |
LINE公式アカウントの導入を検討されている方は、マーケリンクにご相談ください。
マーケリンクはこれまで600社以上のLINE公式アカウント・Lステップの構築や運用の支援をしてきました。店舗やECサイト、BtoB企業などさまざまな業態で多くの実績があります。
現在、無料相談を実施しているので、お気軽にご相談ください。
マーケリンクのLINE公式アカウント・
Lステップ構築サービスの特徴と実績紹介
目次
LINE公式アカウントには、以下の3つのプランが用意されています。
プラン名 |
料金(税別) |
月間メッセージ配信数 |
追加メッセージ数 |
コミュニケーションプラン |
0円 |
200通 |
不可 |
ライトプラン |
5,000円 |
5,000通 |
不可 |
スタンダードプラン |
15,000円 |
30,000通 |
〜3円/1通 |
参考:LINEヤフー for business「LINE公式アカウント料金プラン」
※追加メッセージは、月間の上限配信数を超えて送信する際に利用できる機能です。スタンダードプランのみ従量課金制でメッセージを配信できます。
下記では、各プランの特徴について解説しています。
コミュニケーションプランは月額0円で利用できるプランで、月間200通までメッセージを配信できます。友だち数が少ない初期段階や、配信頻度が低い事業者に最適です。
200通の配信枠があるため、月4回の配信を想定すると、友だち数50人までであれば送信が可能です。友だちが50人程度であれば、コミュニケーションプランでも十分に効果が期待できます。
なお、チャット機能でのコミュニケーションは、配信数にカウントされないため、現在メールや電話のみで顧客対応をしている企業や店舗には有効です。
初期費用をかけずにLINE公式アカウントを試したい方や個別チャットを中心に運用したい方は、コミュニケーションプランから始めてみましょう。
ライトプランは月額5,000円で、月間5,000通までメッセージを配信できるプランです。
月に4回メッセージを送信するなら、1,250人に送れる計算です。コミュニケーションプランと比較すると多くの方にアプローチできます。
居酒屋を例に、以下の条件を設定してライトプランの費用対効果をシミュレーションしました。
友だち数 |
1,250人 |
月間配信数 |
4回 |
再来店率 |
1% |
1組あたりの平均来店人数 |
2人 |
平均客単価(1人あたり) |
3,000円 |
上記条件に基づく期待売上額と、1人あたりの再来店獲得コストは以下の通りです。
期待できる月間再来店人数(月間配信回数×再来店率) |
5,000通×0.01×2人=100人組 |
来店1人あたりにかかる費用(月額費用÷再来店人数) |
5,000円÷100人=50円 |
期待できる月間売上(再来店人数×平均客単価) |
100人×3,000円=300,000円 |
参考:LINEヤフー for business「LINE公式アカウント 売上シミュレーター」
友だち数が500人〜2,000人で、週1回程度配信を希望する企業はライトプランがおすすめです。
スタンダードプランは月額15,000円で、月間30,000通(追加配信も可能)まで配信できる最上位プランです。大規模な顧客基盤を持つ企業や頻繁な情報発信が必要な事業者に向いています。
例えば、ECサイトのように新商品リリースやセール情報を定期的に告知する必要がある業種では、スタンダードプランが最適です。
なお、30,000通を超えた場合は従量課金制で追加配信ができます。配信数に応じて1通あたりの単価が変動し、急なキャンペーンや繁忙期にも柔軟に対応できます。
追加メッセージの単価は、以下の通りです。
追加メッセージ配信数/通 |
単価/円 |
配信単価(目安)/円 |
〜50,000通 |
3.0 |
3.00 |
50,001〜100,000 |
2.8 |
3.00〜2.90 |
100,001〜200,000 |
2.6 |
2.90〜2.75 |
200,001〜300,000 |
2.4 |
2.75〜2.63 |
300,001〜400,000 |
2.2 |
2.63〜2.53 |
400,001〜500,000 |
2.0 |
2.53〜2.42 |
500,001〜600,000 |
1.9 |
2.42〜2.33 |
600,001〜700,000 |
1.8 |
2.33〜2.26 |
700,001〜800,000 |
1.7 |
2.26〜2.19 |
800,001〜900,000 |
1.6 |
2.19〜2.12 |
900,001〜1,000,000 |
1.5 |
2.12〜2.06 |
1,000,001〜3,000,000 |
1.4 |
2.06〜1.62 |
3,000,001〜5,000,000 |
1.3 |
1.62〜1.49 |
5,000,001〜7,000,000 |
1.2 |
1.49〜1.40 |
7,000,001〜10,000,000 |
1.1 |
1.40〜1.31 |
引用:LINEヤフー for business「LINE公式アカウント料金プラン」
マーケリンクの費用例も、参考にしてください。
友だち数が2,500人を超える場合やライトプランの配信枠を使いきりそうな場合は、スタンダードプランがおすすめです。
LINE公式アカウントの基本機能に加えて、より効果的な運用を実現するための有料オプションが2つ用意されています。それぞれのオプションの特徴と活用シーンを詳しく解説します。
▼LINE公式アカウントのオプション
|
チャットProオプションは月額3,000円(税別)で利用できる、顧客との個別コミュニケーションを強化するサービスです。通常の無料チャット機能をビジネス用途に最適化し、より効率的な顧客管理を実現します。
LINE公式アカウントの基本機能と、チャットProオプションで提供される機能を比較していきます。
項目 |
基本機能 |
チャットProオプション |
月額費用 |
0円 |
3,000円(税別) |
チャット履歴保存期間 |
6か月 |
5年 |
チャット履歴のバックアップ(ダウンロード) |
不可 |
可能 |
チャットタグ作成数/付与数 |
・作成:5個 |
・作成:300個 |
ノート作成数 |
各チャットルーム1件 |
各チャットルーム1,000件 |
追加機能 |
なし |
カスタムフィルター |
引用:LINEヤフー for business「LINE公式アカウント チャットProオプション」
チャットタグとは、ユーザーの特徴をラベリングできる機能です。「リピーター」「セミナー参加者」などのタグを設定することで、配信精度の向上につながります。
チャットProオプションを申し込むとチャット作成数が増えるため、詳細にラベリングしたい場合に有効です。また、ノート作成数が増えるため来店予定や商談中などのステータス別に整理できるようになります。
施術履歴を細かく管理したい美容サロンや生徒・保護者とのトーク内容をスタッフ全員が把握できるようにしたい個別塾におすすめです。
プレミアムIDは、LINE公式アカウントのIDを任意の文字列に変更できる有料オプションです。年額1,200円または月額100円(税別)で利用できます。
通常のベーシックIDは「@421akbxj」のように@+3桁数字+5桁英字 (ランダム)の羅列です。プレミアムIDに申し込むと、@を除く4文字以上18文字以内で、半角英数字と「.」「_」「-」の記号を使って、覚えやすいIDを設定可能です。
店舗名やブランド名をIDに設定すれば、顧客がID検索で簡単にアカウントを見つけられるようになります。一度設定したIDは利用期間中に変更できないため、慎重に選ぶ必要がありますが、認知度向上を重視する企業にはおすすめです。
プレミアムIDをはじめ、LINE公式アカウントの各プランやオプションは事業規模や運用目的によって最適解が異なるため、慎重に見極めましょう。
どのプラン・オプションが自社に最も適しているか判断が難しい場合は、マーケリンクにご相談ください。
これまで600社以上のLINE公式アカウントおよびLステップの構築・運用を支援してきた実績をもとに、最適なプランをご提案いたします。無料相談を実施しているので、お気軽にお問い合わせください。
マーケリンクのLINE公式アカウント・
Lステップ構築サービスの特徴と実績紹介
LINE公式アカウントの料金支払いには、クレジットカードと請求書の2つの方法があります。月額固定費は月初に前払い、スタンダードプランの追加メッセージ料金は月末締めの翌月10日頃に後払いとなる仕組みです。
▼LINE公式アカウントの料金の支払い方法
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それぞれの支払い方法について確認していきましょう。
クレジットカード払いは、すべてのLINE公式アカウントで利用できる支払い方法です。管理画面から設定でき、自動的に引き落とされるため支払い忘れの心配もありません。
対応しているカードブランドは、以下の5種類です。
カード情報を一度登録すれば、毎月自動的に決済されるため、経理処理の手間を削減できます。プラン変更時も即座に反映されます。
請求書払いは、認証済みアカウントのみが選択できる法人向けの支払い方法です。毎月発行される請求書に基づいて、期日までに支払いをします。
請求書のメリットは、複数のアカウントを一括で管理できる点です。振込期限を過ぎると利用停止になる可能性があるため、支払い管理を徹底しましょう。
LINE公式アカウントの運用で大きな成果を得るためには、限られた配信数を有効活用し、運用の効率化を図ることが不可欠です。ここでは、費用対効果を上げるためのポイントを4つ紹介していきます。
▼LINE公式アカウントの費用対効果を上げるには?
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まずは、配信数にカウントされない機能を積極的に活用しましょう。以下のメッセージは配信数にカウントされません。
セグメント配信機能を活用して、興味関心の高いユーザーだけに配信するのも有効です。過去に商品を購入した顧客や特定の地域に住む友だちだけに配信することで、反応率を高めながら配信数を減らせます。
1通のメッセージから得られる成果を最大化するには、コンテンツの質を高めることが不可欠です。価値のある情報を提供できなければ、開封率やクリック率が低下し、配信コストに対して十分な効果が得られないためです。
魅力的なビジュアルや心を動かすライティング、明確な行動喚起を意識することで、開封率やクリック率が向上します。
リッチメッセージやカードタイプメッセージなど、視覚的インパクトのある配信形式を活用することをおすすめします。また、友だち限定クーポンや先行情報などの特典の提供も有効です。
さらに、A/Bテストを実施して、どのようなメッセージが最も反応が良いかを検証し続けましょう。
自動応答機能やステップ配信を活用すれば、人的コストを削減しながら24時間365日の顧客対応ができます。具体的な自動化の活用例は、以下の通りです。
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自動化には初期設定に時間がかかりますが、長期的には大幅なコスト削減と効率化をもたらします。
LINE公式アカウントの費用対効果を高めるには、PDCAサイクルを継続的に回すことが不可欠です。なぜなら、施策を実行して効果を検証・改善するプロセスを繰り返すと、無駄を削減し成果を最大化できるからです。
例えば、配信時間帯や曜日による反応の違いを分析し、最適なタイミングを見極めましょう。また、ブロック率が高いメッセージの内容を見直し、友だちが求める情報を提供できているか検証することも大切です。
PDCAサイクルを回し、小さな改善を積み重ねると、着実に成果につながります。
ここでは、LINE公式アカウントの最適なプランを選ぶ際の流れを3ステップで紹介していきます。
▼LINE公式アカウントの最適なプランを選ぶ際の流れ
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まずは、ブロック中と属性不明を除いた実際の配信対象となる友だち数を正確に把握しましょう。将来の配信規模を見誤らないために、過去の増加ペースや今後の集客施策を踏まえて、3〜6ヶ月後の友だち数も予測しておくことが大切です。
配信頻度と友だち数の関係を以下にまとめました。
▼月4回配信する場合(配信可能数÷月間配信数=友だち数)
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▼月8回配信する場合(配信可能数÷月間配信数=友だち数)
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このように、配信頻度によっても必要なプランが大きく変わるため、まずは正確な友だち数の把握と将来予測が欠かせません。
ターゲットリーチ数とは、友だち全体ではなく実際にメッセージを配信する人数のことです。ターゲットリーチ数を適切に設定すると、不要なユーザーへの配信を避けられるため、配信コストを削減できます。
友だちの属性やチャットタグ、過去のメッセージ開封履歴などを活用して配信対象を絞り込みましょう。友だちが10,000人いても、特定の商品に興味がある3,000人だけに配信すれば、配信数は3分の1に削減できます。
また、前回のメッセージを開封した友だちだけに次回配信すれば、反応の良いユーザーに効率的にアプローチが可能です。絞り込み配信は配信数の節約だけでなく、必要な情報を求めている見込み客にだけ届けるとコンバージョン率の向上にもつながります。
ステップ1と2で算出した友だち数や配信頻度、ターゲットリーチ数をもとに、最適なプランを選択しましょう。現在の運用規模にぴったり合うプランより、少し余裕のあるプランを選ぶことで、急な配信数の増加にも対応できます。
また、定期的に配信実績を見直し、必要に応じてプラン変更を検討することも効果的です。
より正確にプラン選定をしたい企業様は、マーケリンクまでご相談ください。これまで600社以上のLINE公式アカウント・Lステップ運用を支援してきた実績から、貴社に最適なプランをご案内します。
マーケリンクのLINE公式アカウント・
Lステップ構築サービスの特徴と実績紹介
LINE公式アカウントの料金について、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。それぞれ詳しく回答しているのでご確認ください。
▼LINE公式アカウントの料金に関するよくある質問
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配信数にカウントされるのは、一斉配信や絞り込み配信、ステップ配信など、複数の友だちに同時送信するメッセージです。Messaging APIを使用したプッシュメッセージやマルチキャスト、ブロードキャストメッセージも対象です。
一方で、1対1のチャット送受信やAI応答メッセージ、友だち追加時のあいさつメッセージは配信数にカウントされません。
追加メッセージの配信はスタンダードプランのみ利用可能です。コミュニケーションプランとライトプランでは上限を超えた配信はできません。
コミュニケーションプラン・ライトプランを契約して、月間無料配信数を越してしまった場合、翌月まで待つかプランのアップグレードが必要です。
スタンダードプランの追加料金は従量課金制で、配信量に応じて1通あたり約1〜3円かかります。配信数が多いほど単価が下がる仕組みです。
LステップはLINE公式アカウントの機能を拡張する外部ツールで、LINE公式アカウントとは別途料金が発生します。つまり、LINE公式アカウントの月額料金に加えて、Lステップの利用料金も必要となるのです。
以下の記事でLステップの料金について詳しく解説しているので、合わせてご確認ください。
>>【フリープラン登場】Lステップの料金一覧まとめ|各プランで使える機能を紹介
運用代行の料金は、依頼する業務範囲や代行会社によって大きく異なります。成果報酬型や固定報酬型など料金体系もさまざまなため、複数の代行会社から見積もりを取ることをおすすめします。
以下の記事でLINE公式アカウントの運用代行にかかる費用について詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
>>LINEの運用代行にかかる費用相場や料金体系は?費用対効果を高める方法を解説
LINE公式アカウントの解約自体に手数料はかからず、解約手続き完了後の月額料金やオプション料金も発生しません。ただし、日割り計算での返金はないため、月末での解約が最も無駄がありません。
一時的に配信を停止したい場合は、無料のコミュニケーションプランへのダウングレードも有効です。
LINE公式アカウントには、無料のコミュニケーションプランから月額15,000円(税別)のスタンダードプランまで3つの料金プランがあります。配信数や友だち数に応じて最適なプランを選ぶことが大切です。
費用対効果を高めるには、配信数にカウントされない機能の活用やターゲットを絞った配信、自動化による効率化が欠かせません。
本記事で紹介したプラン選定の3ステップを参考に、自社に最適な運用体制を構築しましょう。
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Lステップ構築サービスの特徴と実績紹介