
Lステップは高度な自動化ができる反面、設定箇所が多いため「リンクが切れていた」「タグがついていない」といったミスが起こりがちです。せっかく集客した友だちを逃さないよう、公開前に以下のポイントを必ず確認しましょう。
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配信が始まってから修正するのは大変です。特にステップ配信は一度動き出すと、どのユーザーにどのメッセージが届いているかの把握が困難になります。以下の3点は最優先で確認しましょう。
リンクの遷移先は正しいか: すべてのURLを実際にタップし、意図したページが開くか確認します。その際、「アクション(タグ付与やスコアリング)」の付け忘れも合わせて確認することで、ユーザーがどの情報に興味を持ったかを正確に捕捉できないといったミスを防ぐためです。
誤字脱字と改行のバランス: スマホの画面で見た時に、文章が詰め込まれすぎて読みづらくなっていないかチェックします。マーケリンクでは、1吹き出しあたりの文字数や、リンクをタップしやすい位置に配置できているかなど、読み手のストレスを最小限にする視点を大切にしています。

ユーザーがアカウントを開いて真っ先に目にする「アカウントの顔」であり、最も触れる場所だからこそ、ストレスのないスムーズな動きが求められます。
タップ領域の設定: 画像のボタン位置と、Lステップ上のアクション設定(ボタンの反応範囲)がズレていないか確認します。特にデザイン性を重視したオリジナリティのあるメニューの場合、ボタンの境界線付近で意図しない挙動が起きやすいため、入念なテストが必要です。
タブ切り替えの連動: メニューを切り替える設定にしている場合、表示がスムーズに入れ替わるかテストします。「タブ切り替え」は、1つのメニューに情報を詰め込みすぎず、ユーザーが求める情報(例:施設マップやイベント案内)へ迷わず辿り着けるようにするための重要な工夫です。

ここがズレると、その後の「分析」ができなくなり、マーケティングのPDCAが回りません。
必須項目の設定:名前や連絡先など、取得したい情報が「必須」になっているか確認します。BtoBの商談化や採用の応募フローにおいては、情報の漏れがそのまま機会損失に繋がります。
タグ付与の自動化: アンケート回答後、属性(性別、年代、興味関心など)に合わせたタグが正しく付与されるか検証します。タグが正確につくことで、その後の「特定の悩みを持つ人にだけ送るセグメント配信」が可能になります。これにより、不動産会社での未公開物件の定期配信や、インフルエンサーによる診断後の個別アプローチなど、高い成約率を生む施策が実現します。

友だち集めの施策として、流入経路分析を「マーケティングの羅針盤」として重視しています。この設定が正確でないと、YouTube、Instagram、店舗、チラシなど、多岐にわたる施策のうち「どの施策に費用を投下すべきか」という判断ができなくなることを防ぎます。
経路の設定:媒体ごとに発行した流入経路URL(QRコード)から実際に登録を行い、管理画面上で正しくカウントされるかを確認します。これにより、成約チャネルの特定や広告費の最適化が確実なものになります。
アクションの連動確認:「特定のボタンを押した人にだけ別のメッセージを送る」といったアクション管理が、想定通りに動くかテストします。
「iPhone」と「Android」両方の実機で確認:通知ポップアップの文字切れや、機種によるリッチメニューの表示崩れがないか、必ず両OSでテスト送信を行います。
ユーザーになりきった「時間軸」のシミュレーション:構築者視点を捨て、「登録→アンケート→数日後のステップ配信受信」までの流れを1週間かけて体験し、違和感や離脱ポイントがないかを確認します。
Lステップの構築において、「公開」はゴールではなく、顧客との関係構築が始まるスタートラインに過ぎません。しかし、そのスタートラインに立つ前の「検品」がおろそかであれば、どれほど優れたマーケティング戦略も画餅に帰してしまいます。
今回ご紹介した「メッセージ」「リッチメニュー」「回答フォーム」「流入経路」の4大チェックポイントは、いずれも単なる動作確認ではありません。これらは、ユーザーのストレスをなくし、正確なデータを蓄積して、未来の売上を作るための「投資」そのものです。
「神は細部に宿る」という言葉通り、リンクの遷移先やタグの付与といった細かな設定の積み重ねが、最終的な成果(コンバージョン)の大きな差となって現れます。ぜひ、公開前には時間を惜しまず、徹底的なシミュレーションを行ってください。
もし、「自社だけで全ての項目をチェックするのは不安だ」「プロの視点でリスクを洗い出してほしい」とお考えであれば、マーケリンクにご相談ください。600社以上の支援実績を持つ専門チームが、貴社のアカウントを盤石なものにするサポートをいたします。