Lステップ公開直前チェックリスト!設定ミスを防ぐ検品術

2026.02.10

Lステップは高度な自動化ができる反面、設定箇所が多いため「リンクが切れていた」「タグがついていない」といったミスが起こりがちです。せっかく集客した友だちを逃さないよう、公開前に以下のポイントを必ず確認しましょう。

1. メッセージ・シナリオ配信の「3大チェック」

配信が始まってから修正するのは大変です。特にステップ配信は一度動き出すと、どのユーザーにどのメッセージが届いているかの把握が困難になります。以下の3点は最優先で確認しましょう。

  1. リンクの遷移先は正しいか: すべてのURLを実際にタップし、意図したページが開くか確認します。その際、「アクション(タグ付与やスコアリング)」の付け忘れも合わせて確認することで、ユーザーがどの情報に興味を持ったかを正確に捕捉できないといったミスを防ぐためです。

  2. 誤字脱字と改行のバランス: スマホの画面で見た時に、文章が詰め込まれすぎて読みづらくなっていないかチェックします。マーケリンクでは、1吹き出しあたりの文字数や、リンクをタップしやすい位置に配置できているかなど、読み手のストレスを最小限にする視点を大切にしています。

  3. シナリオの停止条件:「申し込みが完了した人にセールス配信が止まるか」など、ターゲット外への不要なメッセージが届かない設定になっているか確認します。成約済みの顧客にしつこく勧誘メッセージを送ってしまうと、ブロック率の急増を招き、築き上げた信頼を損なう原因となるからです。

 

2. リッチメニューの「操作性」確認

ユーザーがアカウントを開いて真っ先に目にする「アカウントの顔」であり、最も触れる場所だからこそ、ストレスのないスムーズな動きが求められます。

  1. タップ領域の設定: 画像のボタン位置と、Lステップ上のアクション設定(ボタンの反応範囲)がズレていないか確認します。特にデザイン性を重視したオリジナリティのあるメニューの場合、ボタンの境界線付近で意図しない挙動が起きやすいため、入念なテストが必要です。

  2. タブ切り替えの連動: メニューを切り替える設定にしている場合、表示がスムーズに入れ替わるかテストします。「タブ切り替え」は、1つのメニューに情報を詰め込みすぎず、ユーザーが求める情報(例:施設マップやイベント案内)へ迷わず辿り着けるようにするための重要な工夫です。

  3. 現場オペレーションとの整合性: 店舗や施設で利用する場合、リッチメニューのボタンが実際の現場動線(例:入園後の案内やクーポン提示)と連動しているかを確認します。ユーザーが迷わず操作できる設計になっているかが、顧客満足度や園内消費の向上に直結します。

 

3. 回答フォーム・タグ管理の「連動」テスト

ここがズレると、その後の「分析」ができなくなり、マーケティングのPDCAが回りません。

  1. 必須項目の設定:名前や連絡先など、取得したい情報が「必須」になっているか確認します。BtoBの商談化や採用の応募フローにおいては、情報の漏れがそのまま機会損失に繋がります。

  2. タグ付与の自動化: アンケート回答後、属性(性別、年代、興味関心など)に合わせたタグが正しく付与されるか検証します。タグが正確につくことで、その後の「特定の悩みを持つ人にだけ送るセグメント配信」が可能になります。これにより、不動産会社での未公開物件の定期配信や、インフルエンサーによる診断後の個別アプローチなど、高い成約率を生む施策が実現します。

  3. 自動返信の有無: 回答直後のサンクスメッセージが、ユーザーを不安にさせないタイミングで届くか確認します。回答フォーム送信後に「正しく送れたかな?」とユーザーを迷わせないよう、感謝のメッセージと共に「次のアクション(例:特典の受け取り、動画視聴、予約完了確認)」を提示するのが理想的です。この一連の流れがスムーズであるほど、顧客エンゲージメントの強化に繋がります。

4. 流入経路分析とアクション管理

友だち集めの施策として、流入経路分析を「マーケティングの羅針盤」として重視しています。この設定が正確でないと、YouTube、Instagram、店舗、チラシなど、多岐にわたる施策のうち「どの施策に費用を投下すべきか」という判断ができなくなることを防ぎます。

  1. 経路の設定:媒体ごとに発行した流入経路URL(QRコード)から実際に登録を行い、管理画面上で正しくカウントされるかを確認します。これにより、成約チャネルの特定や広告費の最適化が確実なものになります。

  2. アクションの連動確認:「特定のボタンを押した人にだけ別のメッセージを送る」といったアクション管理が、想定通りに動くかテストします。

  3. ユーザーの行動に合わせた出し分け:例えば、あるテーマパークの事例では、来園後に特定のフォームを送信したユーザーに対してのみEC案内を自動送信する仕組みを構築し、高い成果を上げています。このようにユーザーの行動(アクション)を正確に捕捉し、情報を出し分けることが、ブロック防止と成約率アップの鍵となります。

 

まとめ:失敗しないための「プロの検品テクニック」

  1. 「iPhone」と「Android」両方の実機で確認:通知ポップアップの文字切れや、機種によるリッチメニューの表示崩れがないか、必ず両OSでテスト送信を行います。

  2. ユーザーになりきった「時間軸」のシミュレーション:構築者視点を捨て、「登録→アンケート→数日後のステップ配信受信」までの流れを1週間かけて体験し、違和感や離脱ポイントがないかを確認します。

Lステップの構築において、「公開」はゴールではなく、顧客との関係構築が始まるスタートラインに過ぎません。しかし、そのスタートラインに立つ前の「検品」がおろそかであれば、どれほど優れたマーケティング戦略も画餅に帰してしまいます。

今回ご紹介した「メッセージ」「リッチメニュー」「回答フォーム」「流入経路」の4大チェックポイントは、いずれも単なる動作確認ではありません。これらは、ユーザーのストレスをなくし、正確なデータを蓄積して、未来の売上を作るための「投資」そのものです。

「神は細部に宿る」という言葉通り、リンクの遷移先やタグの付与といった細かな設定の積み重ねが、最終的な成果(コンバージョン)の大きな差となって現れます。ぜひ、公開前には時間を惜しまず、徹底的なシミュレーションを行ってください。

もし、「自社だけで全ての項目をチェックするのは不安だ」「プロの視点でリスクを洗い出してほしい」とお考えであれば、マーケリンクにご相談ください。600社以上の支援実績を持つ専門チームが、貴社のアカウントを盤石なものにするサポートをいたします。

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