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「LINEアカウントでログイン」「ビジネスアカウントでログイン」の2つの方法があります。
LINEアカウントで開設するメリットとデメリット
まず、LINEアカウントを使用してLINE公式アカウントを開設するメリットとデメリットを整理します。
LINEアカウントで作ることのメリット
LINEアカウントと紐付いているため、スマホの「LINE」アプリからメールアドレスとパスワードの確認・変更が可能です。
LINEアカウントで作ることのデメリット
大まかには2つのデメリットがあります。
個人事業主の場合はご自身のLINEアカウントを使えば問題ありません。しかし、法人の場合は、個人のLINEアカウントで開設することについて、個人情報やプライバシーの観点で推奨されません。もし開設した人のLINEアカウントのログイン情報を誰かに教えてしまえば、その人のプライベートのLINEトークを自由に見れてしまうことになります。
また、引き継ぎの問題も発生する恐れがあります。LINE公式アカウントを開設した本人が急なトラブルによりいなくなってしまったとき、その人以外に「管理者」の権限がある人を設定していないと、そのアカウントを運営していくことができなくなる、ということも起こるかもしれません。
このようなデメリットを回避しながらもLINEアカウントで開設したい場合には、法人用のスマホを用意して、そのLINEアカウントを利用するべきでしょう。ただし、スマホの利用料金が必要経費としてかかってきます。
ビジネスアカウントで開設するメリットとデメリット
次にビジネスアカウントを使用してLINE公式アカウントを開設するメリットとデメリットです。上記のデメリットを回避したいのであれば、ビジネスアカウントで開設するのがよいでしょう。
ビジネスアカウントで作成することのメリット
メールアドレスがあれば開始できます。開設をした管理者が誰であっても、ビジネスアカウントのログイン情報を共有しておけば、トラブルにより開設した本人がいなくなっても、引き続きアカウントの運営や、管理権限を付与することが可能です。また、LINEアカウントのように誰かの個人情報が入っていることもありませんので、LINEトークやアイコンなどの問題を回避できます。
ビジネスアカウントで作ることのデメリット
メールアドレスとパスワードは、LINEとは関係なく自由に設定することになります。そのため、どのメールアドレスを使って開設したか忘れてしまった場合には、ログイン情報を探り当てることが非常に困難。(LINEアカウントでは確認も変更も簡単)
気になるポイント
大まかにメリットとデメリットをまとめましたが、気になるポイントをQ&A形式にして解説したいと思います。
どちらで作っても料金体系はかわらない?
どちらで作っても料金体系はかわりません。
プライベートのスマホにLINE公式アカウントの通知が来ることを避けたい。
上記の画像のように、LINE公式アカウントのスマホアプリはLINEアプリとは別のものになります。従って、LINEの友だちとLINE公式アカウントの友だちが混在するということはありません。また、LINE公式アカウントのアプリの通知をオフにすることで、通知音がなったりメッセージが表示されたりすることを防ぐことができます。
更に、複数のLINE公式アカウントの管理者になっていても、それぞれのアカウントごとに通知をオン・オフと設定することができます。
結局、法人の場合はどうする?
メールアドレスとパスワードさえ、しっかり覚えておけば、「ビジネスアカウントでログイン」を選択するとよいでしょう。ログインする、メールアドレスとパスワードを1つ設定すれば、LINE公式アカウント運営にどなたでも簡単に関与ができます。
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