LINE広告の運用方法とは?知っておきたい7つのポイントも解説

LINE広告

「LINE広告をする際に知っておくべき知識はあるのか」
「LINE広告を効果的に運用するポイントはあるのか」

と、悩んでいませんか?

LINE広告は月間8,800万人も利用しているプラットフォームであり、利用者数が他のSNSに比べて圧倒的に多いため、反応率も高く収益アップを目指すなら優先して使いたい広告です。

この記事では、LINE広告を運用する際の抑えておきたい知識や効果をアップさせる運用のポイント、運用方法を解説します。

LINE広告の運用で抑えるべき3つの基礎知識

ここでは運用ポイントを解説する前に、LINE広告の運用で抑えるべき3つの基礎知識を解説します。

1.広告の配信先
2.オークションの仕組み
3.プロモーションの設計

【LINE広告の抑えておきたいポイント1】広告の配信先

LINE広告の配信先は、主に「LINE広告(アプリ内)」と「LINE広告ネットワーク(LINEマンガ等)」の2つに分類されます。

具体的なLINE広告の配信先は以下の11種類になります。

配信先利用者数
トークリスト(Smart channel)月間8800万人以上
LINE NEWS月間7500万人以上
タイムライン月間6800万人以上
ウォレット月間5400万人以上
LINEマンガ累計2700万ダウンロード数
LINE ポイント月間2.8億PV数
LINE BLOG累計2500ブログ以上作成(公式ブロガー数)
LINE チラシ国内8600万人の利用者数
LINE クーポン全国約50,000店舗以上
LINEショッピング累計4000万人(会員登録ユーザー数)
LINE広告ネットワーク月間5400万人以上

LINE広告はLINEアプリだけではなく、「LINE NEWS」や「LINEマンガ」などの様々な媒体で広告を出すことができます。

それぞれ利用者数が数千万人単位でいますので、費用対効果も期待できます。

LINE広告の種類についてはこちらの記事をご覧ください。

LINE広告の種類と配信機能を解説!入稿方法も紹介

2022年1月29日

【LINE広告の抑えておきたいポイント2】オークションの仕組み

LINE広告では、オークション形式で表示する広告を決定しています。

オークション形式とは、同じ広告枠を参加された広告主によって競い合い、1番高い金額を提示された方が表示できる仕組みです。

例えば、以下のように3人の広告主が出向した場合、1番高額を提示されたBさんの広告が掲載されるようになります。

広告主提示金額
Aさん300円(eCPM)
Bさん800円(eCPM)
Cさん500円(eCPM)

※「eCPM」とは、1,000インプレッションあたりの金額の単位です。

LINE広告には最低出稿金額はありませんが、提示金額が安すぎると掲載されません。

そのため提示金額を調整しながら、1番反応があり費用対効果が高い金額を見つける必要があります。

LINE広告の費用についてはこちらの記事をご覧ください。

LINE広告の費用の相場とは?決済方法や支払うタイミングも解説

2022年1月29日

【LINE広告の抑えておきたいポイント3】プロモーションの設計

LINE広告を使いプロモーション活動をする場合、クリックの反応率を下げない設計を意識してください。

具体的には下記のようにフェーズごとにアクションを具体化する必要があります。

・興味関心を引く
・CV率を高める
・新しいクリエイティブに挑戦する

最初はユーザーの関心を引くタイトルや画像を、その後はクリック率を高めてユーザーに行動してもらうことを考える必要があります。

しかし、いくら興味関心を引いて行動をしてもらっても見慣れてしまうとクリック率は悪くなっていくため、広告の反応率が低迷する前に、常に新しい広告を作成して出稿することが大切です。

LINE広告の効果を最大化するための7つの運用ポイント

ここからはLINE広告の効果を最大化するためのポイントとして以下を解説します。

1.広告出稿の目的を明確化する
2.状況に合わせた配信方法を選択する
3.ターゲティングは広めに設定する
4.自動入札を積極的に使う
5.複数のクリエイティブをテストする
6.効果を定点観測してPDCAサイクルを回す
7.LINE広告ネットワークを活用する

【LINE広告運用ポイント1】広告出稿の目的を明確化する

LINE広告を出す場合、商品を購買につなげたいのか、新商品を認知してもらいたいのかなど、必ず目的を明確化するようにしましょう。

目的を明確にせずに「なんとなく」で出稿していると、お金だけが失われてしまいます。

例えば下記のように広告を出す目的を明確にしてください。

・友だち追加
・HPへの誘導
・商品の購入
・アプリのダウンロード
・動画の再生

目的に合わせて、広告も「画像」「カルーセル」「動画」から1番最適なもの選ぶようにしましょう。

【LINE広告運用ポイント2】状況に合わせた配信方法を選択する

配信方法は、自社の状況に合わせて選択するようにしましょう。

LINE広告の配信方法はは「画像」「カルーセル」「動画」の3つから選ぶことができます。

例えばLINE広告を使う目的が「友だちの追加」だとしたら、広告フォーマットは画像を選択し、その上で設定しているターゲットに向けて広告を表示するようにしましょう。

目的によってフォーマットの選択は変わってきますので、以下の参考に広告を出す理由に合わせて選んでください。

広告を出す目的フォーマット
友だち追加画像
HPへの誘導カルーセル・画像・動画
商品の購入カルーセル・画像・動画
アプリのダウンロードカルーセル・画像・動画
動画の再生動画

さらにターゲットに合わせて配信方法を変更するのもおすすめです。

・デモグラフィックデータ配信
・オーディエンス配信
・類似配信

LINE広告といっても様々な配信方法がありますので、自社の状況に合わせた配信方法を選択しましょう。

【LINE広告運用ポイント3】ターゲティングは広めに設定する

例えばターゲットを考えるときですが、「都内に住む22歳でダイエットをしたいと考えている独身男性」など細かく設定することがあります。

しかし、最初からターゲットを絞りすぎると、クリック率が悪くなりCV率も結果として悪くなることが多いです。

最終的に特定のターゲットに届けたい場合でも、広めに設定をしてからフィルタリングをするようにしましょう。

後からフィルタリングを設定することで、露出効果を担保しつつCV率(成約率)の向上を目指すことができるため、入り口は広くして、出口を少しずつ狭めていくようなイメージで設定するのがおすすめです。

【LINE広告運用ポイント4】自動入札を積極的に使う

LINE広告には、手動入札と自動入札の2つがあります。

入札方法詳細
手動入札「CPM(Cost Per Mille)」や「CPC(Count Per Minute)」の単価で入札の設定ができる
自動入札同じような他の広告の情報を参考にして自動的に入札単価を設定する

手動入札の場合、あなたが設定した金額が安すぎると広告は表示されることはありませんが、反対に入札単価が高すぎると、広告は表示されますが費用対効果が悪くなり商品が売れても赤字の可能性があります。

自動入札なら入札単価を抑えつつ配信効率を高めることができます。

LINEも自動入札を推奨されていますので、低リスクで効率的なリターンを期待したいなら自動入札を選ぶようにしましょう。

【LINE広告運用ポイント5】複数のクリエイティブをテストする

LINE広告では1つのクリエイティブだけでは、ユーザーが慣れてしまい反応率が悪くなってしまうため、ユーザーの反応率を下げないためにも、複数のクリエイティブを作成する必要があります。

複数のクリエイティブを作成する際は、以下のように訴求別で作成することが重要です。

・ニーズで作成をする
・性別や年齢で作成をする
・商品の価格で作成をする
・企業や商品の実績で作成をする
・商品の特徴や性能で作成をする
・ユーザーの口コミや評価で作成をする
・人数や期間など限定を武器に作成をする

他にも静止画や動画など、トライアンドエラーで最適解を探すことで勝ちパターンを見つけることができます。

勝ちパターンを見つけたら、同じような切り口で複数クリエイティブを作成してユーザーの反応をテストしていきましょう。

効果的なクリエイティブの作成ポイントはこちらの記事をご覧ください。

LINE広告のクリエイティブ効果をアップさせるポイント!運用のコツも解説

2022年1月29日

【LINE広告運用ポイント6】効果を定点観測してPDCAサイクルを回す

LINE広告は出して終わりではありません。出稿してからが本番です。

広告を成功させるためにも、意識したいのがPDCAを回してクリエイティブを精査することです。

PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)のそれぞれの頭文字をとった言葉で、「計画」→「「実行」→「評価」→「改善」を常に繰り返すことで、LINE広告での費用対効果アップにつなげることができます。

複数のクリエイティブを作成しても比較する対象がなければ反応率等を判断できないため、複数のクリエイティブを作成して、「A/Bテスト」を行いましょう。

A/Bテストを繰り返すことで、ユーザーに最も反応が高い広告の訴求を見つけることができます。

また、反応率の高いクリエイティブを作成できても同じクリエイティブを継続的に掲載すると反応率が悪くなるため、PDCAを回して反応率の高い訴求を常に見つける必要があります。

LINE広告を運用している間は常にテストを繰り返して、ユーザーの反応をデータで掴み取れるように努めましょう。

【LINE広告運用ポイント7】LINE広告ネットワークを活用する

LINE広告ネットワークを利用することで、「LINEファミリーアプリ」や「3rd partyアプリ」などの 月間5,400万人以上の利用者があるアプリに配信することができます。

また、配信したくないアプリは事前にブラックリストへの登録が可能となっています。

LINE広告ネットワークを使うことで、広告による成果を期待することができるためおすすめです。

LINE広告の運用方法

LINE広告を運用する方法は以下の2つの方法があります。

・自社で運用する
・外部企業に運用代行を依頼する

それでは1つずつ見ていきましょう。

自社で運用する

外部企業に代理代行を依頼すると手数料の費用がかかってしまいますが、自社でLINE広告を運用することで、費用を大幅に抑えることができます。

例えば10万円の広告費使った場合、以下のような差が出てきます。

運用方法費用
自社で運用10万円(広告費)
外部企業への依頼15万円(広告費+手数料+初期費用)

自社だと手数料がかからないためコストカットに最適です。

しかし自社で1から運用ノウハウを蓄積しなければいけないため、費用対効果は悪くなってしまうこともあるため、広告費余裕がある場合は、外部企業に運用代行を依頼するのもおすすめです。

外部企業に運用代行を依頼する

外部企業へ運用代行を依頼することで、プロのノウハウを最短で活用できます。

自社で運用をすると広告を払いながら、1つ1つ反応の高いクリエイティブを見つける必要があります。

しかし、LINE広告の代理店には、反応の高いクリエイティブの作り方や運用方法に関するノウハウが蓄積されているのです。

手数料はかかりますが無駄な広告を抑えつつ、効率的に費用対効果をアップさせることができます。

自社での運用が難しい場合は、積極的に代理店へと依頼をするのをおすすめします。

LINE広告の代理店を選ぶ方法についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ 大切なポイントを理解してLINE広告を効果的に運用しよう

この記事では、LINE広告の効果をアップさせる運用のポイントについて解説しました。以下にまとめます。

・広告を出す理由を明確にする
・目的に合わせて配信方法を選ぶ
・最初のターゲットは広めに設定をする
・自動入札を積極的に使う
・クリエイティブの勝ちパターンを見つける
・A/Bテストを繰り返す
・LINE広告ネットワークを活用する

LINE広告を効率的に運用することで、売上げアップやコストダウンを目指すことができます。

少しでも売上げアップを考えているのであれば、この記事を参考にLINE広告の運用方法を実践されてみてください。

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