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皆さんはポイントカードでポイントを貯めるのがお好きですか?私は結構好きなタイプです。レストランを始めとした店舗経営をされている方は、独自の紙のポイントカードを発行されているかもしれません。最近では自社のアプリを作成して、電子的にポイントカードを発行している企業も増えています。
しかし、こうしたポイントカードを作るにしても、デザインなど常にコストはつきもの。紙ならまだしも、アプリとなると高額な費用が発生します。 ところが、LINE公式アカウントはそのような問題も解決してくれます。LINE公式アカウントには、「ショップカード」と呼ばれる機能があり、これがいわゆるポイントカードの役目を果たします。
▼動画でさくっと確認したい方は下記の動画をご覧ください!▼
スグに発行! ショップカードは最短5分で作成できる
LINE公式アカウントでのショップカード作成は非常に簡単です。
ホーム画面の「ショップカード」を選択しましょう。
まずは簡単に全体像を解説していきます。
数種類のデザインの中から、好みのものを選びます。何ポイントでゴールになるのかと、ゴールしたときに何が景品としてもらえるのかを設定すれば基本的にはこれで終わりです。
例えば、飲食店の場合だと、ランチ1回来店ごとに1ポイント付与し、10ポイント貯まったら、ランチが1回無料になるなどの特典設定ができます。特典設定はショップカードを作る際に、「特典チケット」を作成します。ユーザーは、ポイントが貯まると、この特典チケットがもらえる仕組みになっています。
また、ポイント付与ですが、QRコードを読み取ると、ポイントが付与される形になります。今回の場合だと、ランチを食べたお客様にお会計時、QRコードを読み取ってもらえばOKです。もちろんポイント付与のQRコードは簡単にプリントアウトすることができます。
こちらはショップカード作成後に編集できるようになるポイント付与QRコード設定です。
付与するポイントなど自由に設定できます。
設定したQRコードは紙に印刷できます。
非常に多機能なショップカード
さらにこのショップカードは様々な機能がついています。例えば、ショップカードを作成するとなったとき、カード取得ボーナスということで、カードを作った段階で1ポイント付与する、などの設定が可能です。カードを作ったときにすぐポイントが付与されたら、取得したお客様としても、モチベーションが上がりますよね。
またゴール到達までが20ポイントなど長い場合は、途中で小特典を付与することも可能です。 こちらは「ポイント特典」と「特典チケット」を設定することで、小特典を付与できます。 ショップカードの有効期限や不正防止利用機能もついていますので、 ぜひ皆さんも実際にショップカードを作ってみてください。
どんなショップカードが魅力的なのか?
ここまではショップカードにどんな機能がついているかの話でしたが、これをあなたのビジネスに落とし込むことが大切です。 レストランなどポイントカードが一般的な場合は、非常にイメージしやすいですが、例えば、私のようにセミナー講師やコンサルタントという職種の場合、ポイントカードは作りづらいように思えます。
しかし企画力やアイデアが重要と感じた私は、セミナーに来てくれたら、1ポイント付与することにし、さらにセミナー内で出したクイズに正解した人は追加でポイントを付与することにしました。
そうなると、俄然、セミナーは盛り上がります。SNSやWEBセミナーは3時間近く集中していないといけません。少しでも退屈しないように、こうしたショップカードと組み合わせたコンテンツを入れ込むことで、セミナーが非常に活性化し、雰囲気もよくなりました。そして実際にポイントを貯めると図のような特典を付与しています。
最初に5ポイント貯めると、次回のセミナーが1回無料になります。1 枚目のポイントが貯まると、貯まった方だけ、次のランクアップカー ドに進むことができます。さらに5ポイント貯めたら、次はSNS・WEB コンサルティング(40分)の権利付与という形で、以下同様に、どんどん豪華な特典を付与していくことが可能になります。
どんどんランクアップしていくと、どんどん割引率が高くなったり、プレゼントが豪華になったりすると、これまたモチベーションが上がりますね。 このように店舗であろうと、無店舗だろうと、活用次第で、LINE公式アカウントがさらに面白いものになります。
ショップカードが魅力的だと2つの意味を成す
ショップカードが魅力であると、非常に大きな意味を成すことを最後にお伝えしたいと思います。
お友だち登録を増やすフックとして
LINE公式アカウントの最大のポイントはいかに登録者数を増やすかです。その意味で、何かきっかけやフックになるものがないと、そう簡単にLINE公式アカウントに登録してくれません。そこでショップカードでポイントを貯めるとなると、自ずとLINE公式アカウントに登録することになりますから、以下のような構図が成り立ちます。
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ショップカードの特典を魅力的にする
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LINE公式アカウントの登録のフックになる
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お客様に登録してもらいやすくなる
ブロック率を下げる目的として
LINE公式アカウントで怖いのがブロックです。ユーザーと近いLINEに配信されるため、どうしてもブロックされやすいというデメリットもあります。
そんなときに、常日頃からショップカードを愛用している行きつけのお店のLINE公式アカウントならば、大丈夫です。ブロックしてしまうと、そもそもショップカードのポイントが貯められませんから、以下のような構図が成り立ちます。
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ショップカードの特典を魅力的にする
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お客様はポイントを貯めたいので、ブロックしない
LINE公式アカウントでショップカードを活用してリピートに繋げよう
この記事では、LINE公式アカウントでショップカードを発行する方法と、その活用術について解説しました。
ショップカードを活用することで、お友だち集めや、ブロック率を下げることもできます。このような素晴らしい機能を使わないのはもったいないので、ぜひ活用してみましょう。
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