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リッチメニューとは
リッチメニューは、トーク画面の1番下に表示させるものです。メッセージ配信と違い、いつトーク画面を開いても表示されるため、その意味で便利です。この記事では活用例も含めご紹介していきます。
▼動画でリッチメニューのことを学びたい方は下記の動画をご覧ください!▼
リッチメニュー作成のポイント
リッチメニューもリッチメッセージと同様に、画像のサイズに規定があります。大と小は「メニューがそれぞれ2段(大)か1段(小)か」と覚えるとイメージしやすいですね。
大→幅1200px、高さ810px
小→幅1200px、高さ405px
幅2500px、高さ1686pxなどの大きいサイズの基準もあります。しかし、ファイルサイズが大きくなると、画像の読み込みに時間がかかります。すぐに表示されず、かえってアクションを起こしてくれる率が下がるおそれがあります。上記の幅と高さで覚えてしまいましょう。
リッチメニューの設定方法
では、リッチメニューの設定方法を見ていきましょう。「LINE Official Account Manager」の管理画面から「リッチメニュー」を選択してください。
次に画面右上にある「作成」をクリックしましょう。
設定する項目の入力
①タイトル
このタイトルは画面上には表示されません。従って、自身で管理しやすい名前にしておけば問題ありません。
②ステータス
少しわかりにくいポイントですが、このステータスが「オフ」になっていると、保存したとしても実際には表示されません。使用する場合はステータスを「オン」に必ず切り替えておきましょう。
③表示期間
ここで設定した開始日時から終了日時まで表示されます。リッチメニューを複数作っておけば、表示期間によって自動で切り替わります。
例えば8月7日の23:59まではリッチメニューA、8月8日の0:00からリッチメニューB…と設定しておきます。すると日付がかわったタイミングで、自動的にメニューAからメニューBに表示がかわります。
④メニューバーのテキスト
これは、表示を閉じている際、下のバーの部分に出てくる言葉です。「オンラインサロン詳細へGO!」という部分の言葉ですね。「タップでメニューを表示」など、タップできると分かる言葉にしておくのがよいでしょう。
⑤メニューのデフォルト表示
この設定が「オン」になっていれば、トークルームに入った際に表示される状態になります。配信よりもメニュー画面をみてアクションをしてほしい場合は「オン」にしておくとよいですね。
逆に、配信をちゃんと見て欲しいという意図があれば「オフ」にしておくことをおすすめします。メニューがせり上がってこず、配信やメッセージのやりとりが画面に広く表示されるからです。④で説明したテキスト部分をタップすると、リッチメニューが表示されます。
リッチメニューの活用例
リッチメニューでは、タップしたときにアクションを設定することができます。そのアクションは下記の5つになります。
- リンク
- クーポン
- テキスト
- ショップカード
- 設定しない(タップしてもなにもアクションが起きないエリアになる)
リッチメニューでは、クーポンやショップカードなど、LINE公式アカウント内の他の機能と色々なコラボレーションができます。それと同時にあなたの企画力やアイデアが求められます。あなたのビジネスにおいてはどんな見せ方をしたらよいのか、一緒に考えていきましょう。
また、デモアカウントではリッチメニューを実際に体験することができるので、下のリンクから是非登録して読み進めてください。
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リッチメニューとリンク
こちらは一般的な組み合わせです。上に写真で表示した例のように、オンラインサロンについての案内であれば、詳細を書いたページにリンクさせることができます。ホームページやブログとも相性がいいですね。
既に導入している予約システムなどがあれば、予約ページへ移動できるよう設定しておくことをおすすめします。登録者の目線で考えると「予約をしたいと思った時はLINE公式アカウントから空き状況を確認できる」と分かりやすいです。また、ブロックされにくくなるというメリットもあります。
リッチメニューとクーポン
次にクーポンです。事前に設定したクーポンをそのまま表示させることができます。リッチメニューは常に表示ができる&目立たせることができます。飲食店では、お客様がクーポンを使いたい!となったときに、このリッチメニューとクーポンを組み合わせて表示しておくと、わかりやすく、ユーザーファーストだと言えます。
リッチメニューとテキスト
こちらはリッチメニュー部分をタップすると、自動で指定したテキストが表示される仕組みができます。もちろん、テキストだけ表示してもいいですが、さらに「応答メッセージ」と組み合わせることも可能です。
例えば、リッチメニューの画像をタップしたときに、「堤イケメン」とテキストが表示されると設定します。そうすると、「Bot」モードにしておけば、その「堤イケメン」に対して、「応答メッセージ」が反応して、私の中学時代の画像が出てくる、といった仕掛けも可能になってきます。
リッチメニューとショップカード
ショップカードを設定すると、タップしたときに画面にショップカードが表示されます。ショップカードがあると、お客様に気づいてもらうことが容易になり、ショップカードを使ってもらえる=リピーター創出にも繋げることができそうです。
活用のポイントは「いつ見てもタップできる」こと
LINE公式アカウントのトークルームは、配信や個別メッセージのやりとりをすることで、上に流れていってしまいます。「いつ見てもすぐに予約が確認できる。」や「いつ見てもすぐにクーポンをゲットできる。」という有用性が活用のポイントです。これを機にリッチメニューを設定してみてはいかがでしょうか?
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