いつもありがとうございます、堤です。
▼2019年7月下旬!LINE公式アカウントの教科書『LINE公式アカウントマスター養成講座』発売です!
まずはLINE公式アカウントのメッセージ配信方法から!
①LINE Official Account Managerで「メッセージ配信」をクリックする。
②右上にある「作成」をクリックする。
③各項目を設定する
設定する項目が全部で5つあります。次の章で内容と注意点を見ていきましょう。
設定する5つの項目
上の手順で作成画面までたどり着いたら、項目を設定していきましょう。
配信先
全員に配信する「すべての友だち」または「属性で絞り込み」が選べます。
「属性で絞り込み」を選択すると、下記の5つから1つまたは複数の属性で絞り込むことができます。
※属性での絞り込みを利用するには、100名以上のリーチが必要です。
・性別
・年齢
・OS(iPhoneやAndroidなど)
・エリア
配信メッセージ数
チェックを入れ、メッセージ数を数字で入力するとその通数分だけメッセージが配信されます。(その際送られる相手は、「配信先」で決めたターゲット範囲から完全にランダムに選ばれます)
例えば、フリープランを利用する場合、月1,000通まで配信できます。400人の友だちがいる場合、2回の配信をすると、残り通数は200通です。その際、この項目で「200」と入力すれば、追加で費用を払うことなく残り通数の200をすべて使って配信をすることが可能です。
配信日時
「今すぐ配信」にチェックを入れるか、「日時を入力」していきます。日時を設定して配信予約した場合、指定した日時になると自動的に配信されます。
タイムラインに投稿する
チェックを入れておくと、配信した内容と同じ内容がタイムラインにも自動で投稿されます。ただし、下記の3つを全て満たしていない場合はチェックを入れられません。
吹き出しが1つであること
その吹き出しの種類がテキスト、スタンプ、写真、クーポン、動画 のいずれかであること
吹き出しの種類
1つの枠が1つの吹き出しになります。追加する場合は左下の「+追加」を押します。
・画像
・動画
・リッチメッセージ
・リッチビデオメッセージ
・クーポン
・ボイスメッセージ
・リサーチ
LINE公式アカウントにおける配信の基本的なルール
一斉配信では、「1配信=1画面=1メッセージ」を徹底することが大切です。
この1画面というのは、スマホで見た場合の画面のことを指します。端的に言うと、「1回の配信で、あれもこれも言いたいことが散漫にならないようにしてください」ということです。
なぜ画面におさめることが大切なのかというと、読み手は最初の画面だけを見て最後までは読んでくれないからです。あなたはLINE公式アカウントから送られた配信を細かく見たことがあるでしょうか。
実は気づいているようで、気づいていないかもしれないのですが、送られてきた配信を見ると、図のように文章の最後が画面に表示されてしまうのです。
つまり、2画面・3画面にわたる配信をしてしまった場合、相手に文章の最後を見せてしまうことになります。文章の最初から読んでもらうためには、相手がわざわざ上に戻ってスクロールをしないといけないのです。
なんだそんなことか、と思われる方もいるかもしれませんが、ほんの少しの気遣いの欠如がマーケティングには命とり。1画面におさめれば、文章の最初から最後までしっかり相手は読んでくれます。
ほんのささいなことかもしれませんが、こうしたことに気遣いをできている人は、LINE公式アカウントユーザーの中でほんの一握りです。
図のように大きく画像を使うケースは仕方ないかもしれませんが、全面テキストで配信する場合は、必ず1画面以内におさまるようにしましょう。収まりきるか分からない場合は一斉送信する前にテスト配信をするとよいです。自分の配信が情報過多でないか、1画面におさまっているかを確認してみましょう。
1画面におさまったとしても…
一斉配信で1画面におさまったとしても、今度は「1画面=1メッセージ」を意識する必要があります。例に出して考えてみましょう。私に次の2つの言いたいことがあったとします。
①LINE公式アカウントで集客できた最新事例を書いたブログを見てほしい
②来週末に行われるセミナーの案内をして、セミナーに来てほしい
こちらを仮に1回の配信で行おうとすると、図のような配信になるでしょう。
もちろん、これで1画面におさまっているからいいのでは?と思うかもしれません。事実、上記のような配信でも悪くはありません。
ところが、1画面に2つの言いたいことがあると、どうしても1つの内容が薄くなってしまいます。その結果、伝えたいことの1つ1つがしっかりと相手に伝わり切りません。この結果、どちらの内容も、相手に刺さる配信ではなくなってしまいます。「1配信=1画面=1メッセージ」。基本中の基本ですが、意識するようにしましょう。
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