いつもありがとうございます、堤です。
▼2019年7月下旬!LINE公式アカウントの教科書『LINE公式アカウントマスター養成講座』発売です!
ブロックされると、その人への配信ができなくなってしまうため、ブロック率が高いというのは対処すべき問題なのです。逆にこのブロック率を下げることができれば、あなたの配信を届けられ、売り上げに繋げられます。
LINE公式アカウントのブロック率はおよそ25%
私の所感では、LINE公式アカウントの平均ブロック率は25%程度です。
これまで、私は多数のクライアントと関わってきました。その中で、たくさんのLINE公式アカウントを見た結果がこの数字なのです。
また、どれくらいのブロック率なら良いか、悪いかの所感をまとめてみました。
- ~10%未満:素晴らしい。
- 10~20%未満:なかなかGOOD。
- 21%~30%未満:平均、やや多い。
- 30%以上:多い。危険。
LINE公式アカウントのブロック率を下げる方法
前の章では、LINE公式アカウントの平均ブロック率について触れました。
何%以上なら良いかという、およその目安はあるものの、なるべくならLINE公式アカウントのブロック率は下げたいもの。そこでここでは、ブロック率を下げる方法について触れていきます。
個人事業主はアカウント名を個人名にする
LINE公式アカウントの配信先は個人LINEです。普通は個人名で届くことが多いのに、会社名が入ったアカウントからの配信は違和感がありますよね。
会社で運営するアカウントなら話は別ですが、個人事業主なら個人名で設定するのがオススメです。
事業ごとにアカウントを分ける
人によっては、事業を2つ以上展開していることもあるでしょう。このとき、それぞれのお客様の属性は違うのに、1つのアカウントで全ての事業の配信をしてしまうと、自分に関係ない配信が来るため、ブロックされてしまう可能性があります。
ですが、比較的友だち数が少ない個人事業主なら、複数のアカウントを管理するのは大変なので、1つのアカウントで運営するほうがよいでしょう。
セグメント配信を活用する
セグメント配信とは、配信先を指定できる配信のことです。上で解説したように複数アカウントを運営している人は、このセグメント配信を使うことで、友だちの属性に合わせた配信をすることができます。
友だちにとってメリットのある配信をする
LINE公式アカウントでついやりがちなのが、自社の宣伝ばかりをしてしまうこと。宣伝ばかりしてきて、こちらの思いを無視する友だちは嫌ですよね。
LINE公式アカウントのブロック率を下げるには、友だちにとってメリットのある配信をしましょう。メリットのある配信とは、「タメになる」か、「お得」か、「面白い」配信です。
「このLINE公式アカウントは、自分にとって必要だ!」と思わせることで、ブロック率を下げることができます。
長文を送らない・頻繁に送らない
毎回、決まった人から長文のLINEが来るのは、見るほうには大きな負担になります。LINE公式アカウントの配信で長い文章を送ってしまうと、ブロックされる可能性が高まるのです。目安は、テスト配信時に「1配信=1画面=1メッセージ」で収まるようにしましょう。
同様に、企業からの配信が頻繁に届くことも、通知が多く負担になり、ブロック率を上げる原因になります。おすすめは週1回の配信です。宣伝したいことがあっても、それ以上送らないようにしましょう。
ショップカード・クーポンを活用する
ブロックされやすいLINE公式アカウントですが、ショップカードやクーポンを活用するとブロック率を下げることができます。
ショップカードやクーポンの特典で、お得な商品がもらえたり、割引があったりすると嬉しいですよね。これらを活用することで、ブロック率を下げるだけでなく、リピート率を上げることもできます。
クーポンとショップカードの具体的な活用方法は、次の記事で解説しています。
LINE公式アカウントのブロック率を下げるには分析も必要
この記事では、LINE公式アカウントの平均的なブロック率や、ブロック率を下げる方法について解説しました。
記事で挙げたような内容でブロック率を下げることはできますが、それだけでなくアクションを起こしたあとの分析をしましょう。LINE公式アカウントではブロック数も確認でき、配信が友だちにとってメリットのある内容だったかどうかを数字で知れます。
どんな配信が相手に必要で、不必要なのか。こればかりは主観ではなく、しっかりと客観的に数字を見て分析しなければなりません。あなたも配信後はぜひこまめにブロック数をチェックするとよいでしょう。
コメント