「Lステップの自動応答を活用することでどんなメリットがあるのか」 「自動応答を設定するにはどうしたらいいのか」 悩んでいませんか? Lステップの自動応答機能を使うことで、返信する手間が省けたり配信数を節約したり、見込み客を判断できるメリットがあります。 この記事では、Lステップの自動応答を使うメリットや自動応答を設定する方法、作動しない時の対処法などについて解説します。
Lステップの自動応答とは、指定のキーワードを友だちから送信された際に、対応したプレゼントなどを自動で返信する機能のことです。 例えばあなたが「プレゼント希望」というキーワードに対して、動画のプレゼントが送信されるように自動応答を設定すると、友だちがトーク画面で「プレゼント希望」と入力することで、何も操作しなくても自動で動画プレゼントが配布されます。 一度設定すると、設定を解除するまで自動返信されるため、いちいち返信する手間を省くことができます。セミナー時に「PDF」のキーワードで資料を自動配布する手段としても便利です。
Lステップで自動応答を使うメリットとしまして以下の点を解説します。
Lステップの自動応答を使えば、クーポンなどのプレゼントを簡単に配布することができます。 「クーポン」「プレゼント」などをキーワード設定して、友だちが送信をすると自動で送信されます。 友だち登録時に活用することで登録率をアップさせることもでき、プレゼントを定期的に配布することで、満足度も上がるため購読率も高くなります。
自動応答機能を使うことで、ヒット数を確認することができます。 下記のようにヒット数を確認することで、プレゼント別の需要を確認することができます。
種類 | ヒット数 |
割引クーポン | 20 |
動画プレゼント | 10 |
対談音声プレゼント | 5 |
ヒット数を確認するだけで、1番需要があるプレゼントを判断ができます。 需要があるプレゼントを調べつつ、配布する内容を変更することで満足度を上げることもできます。 またヒット数のボタンをクリックすることで、だれが反応したのかなども確認することもできます。
Lステップの自動応答を使うことで、見込み客を判断することもできます。 例えば、美容室や飲食店などを運営していて、割引クーポン付きのチラシを配ったとします。地域別でキーワードを変更することで、どの地域で1番反応があるかを確認することができます。さらに、チラシに記載した特典を変更することで地域別で1番反応があるプレゼントも調べることができます。 また、タグ機能を組み合わせることで、1番成約率が高い地域の友だちも確認することが可能です。 成約率が高い地域がわかれば、その地域に絞ることでより効率的に売上げアップにつなげることができます。見込み客を判断できると、右肩上がりに売上を安定させることができるため是非活用されてみてください。 ちなみに、Lステップでタグを作成する方法は下記の記事をご覧ください。 [kanren postid=”10049″]
Lステップではプラン別で配信数が以下のように決まっており、配信すればするほどに費用がかかります。
プラン名 | スタートプラン | スタンダードプラン | プロプラン |
月額費用 | 2,980円/月 | 21,780円/月 | 32,780円/月 |
月間配信数 | ~1,000通 | ~15,000通 | ~45,000通 |
Lステップの自動応答では「すぐに送信する」を設定していると通数を節約することができます。 つまり、100人の友だちがキーワード入力しても配信数の消費は「0」です。自動応答にすることで、配信通数を節約できるため積極的に使っていきましょう。 ただし、消費しない通数は、テキスト送信やテンプレート送信が1つのときだけに限定されます。 複数のテキストやテンプレートを送信するときは、通数が消費されるためパック送信で送るようにしましょう。 Lステップでパックを作成する方法は下記の記事をご覧ください。 [kanren postid=”9911″]
自動応答の設定画面で、反応する時間帯を設定することができます。 この時間帯を複数設定した自動応答を用意することで、設定した時間別でメッセージを変更できます。 例えば9時~19時までは「メッセージA」を送信するとします。それ以外の時間帯では「メッセージB」を送信するように設定することで、下記のように時間帯によって応答メッセージの変更が可能となります。
時間帯 | メッセージ |
9時~19時 | メッセージAが送信 |
それ以外の時間帯 | メッセージBが送信 |
時間でメッセージ内容を変更することで、営業時間内と営業時間外などで対応内容の変更ができようになります。
LINE公式アカウントでも自動応答機能はありましたが、Lステップの自動応答機能との最大の違いは自動応答機能を設定していてもチャット機能が使える点です。 LステップはLINE公式アカウントのように、自動応答機能が使える「botモード」か自動応答機能が使えない「チャットモード」かを選ぶ必要がないため、どちらの機能も同時に使えます。
ここからはLステップの自動応答を作る手順を解説します。
まずはLステップへログインして、左メニューのメッセージにある「自動応答」を選び、「+新しい自動応答」をクリックします。
自動応答編集画面がでてきたら「自動応答名」を入力します。 自動応答名はあなたが管理しやすい名前を入力すれば大丈夫です。名前を入力したら、応答条件の日時を設定してください。 基本的には常に自動対応するためにも「指定しない」を選択すれば問題ありません。 もし土日休業などで自動応答したくない場合は、「指定する」を選択して日時の設定を行いましょう。
日時を設定したら、次は反応するキーワードを設定します。 このキーワードは自動応答で対応する際に必要な言葉となっています。 またマッチするキーワード設定には、「完全一致」と「部分一致」を選ぶことができます。
マッチ条件 | 詳細 | 例文 |
完全一致 | 友だちの送信されたキーワードと設定した内容が一字一句合っているときに送信される | プレゼント希望 |
部分一致 | 設定したキーワードが含まれた文章のときに送信される | 今日動画で見たプレゼント希望です |
マッチ条件に関してはお好きな方を選択すれば大丈夫です。 ただし、完全一致の場合「プレゼント希望!」などの記号などを含めたキーワードだとミス送信が生まれるため注意をしましょう。 部分一致を選択する場合は、「最低字数」を7文字などに設定することで「プレゼント希望」に対して自動応答を行うことができます。 最低字数はあなたが設定した、キーワードと一致する文字数を選択するようにしましょう。
次は下にスクロールするとある「アクションの設定」を設定します。 アクション設定を行うことで、どのような内容を送信するかを選択することができます。 このアクション設定を忘れると、何も動作しないため注意をしてください。 アクションの設定では下記の設定を行うことができます。
設定項目 | 詳細 |
テキスト送信 | テキストメッセージの送信 |
テンプレート送信 | 作成済みのテンプレートの送信 |
タグ操作 | 特定のタグの切り替えが可能 |
友だち情報操作 | 特定の友だち情報を代入する |
シナリオ操作 | 別シナリオへの移動 |
リマインダ操作 | リマインダの開始やキャンセル |
ラベル・表示操作 | ラベルの付け外し |
通知 | アクション実行する際に自分のLINEへと通知を送る |
基本的には事前に作成したテンプレートを選択するのが簡単でおすすめです。 Lステップでテンプレートを作成する方法は下記の記事をご覧ください。 [kanren postid=”9911″]
また送信をするタイミングですが、「すぐに送信する」を選択すると通数に含まれないメリットがあります。 通数の節約をするためにも、「すぐに送信する」を設定するようにしましょう。
Lステップで多い質問の中に「自動応答が作動しない…」という内容があります。 そこでここからは、自動応答が作動しないときの対処法として以下の内容を解説します。 動画でも解説していますので、サクッと見たい方は以下をご覧ください。 https://youtu.be/sFAmMVyuCNE?t=109
Lステップを導入している場合、LINE公式アカウントの応答設定で以下の設定を行いましょう。
応答モードを「Bot」にして、あいさつと応答メッセージを「オフ」にする必要があります。 この状態に設定をしてから、Lステップ側で自動応答を作成しましょう。
LINE公式アカウントとLステップを連携すると、「Webhook」の項目が表示されます。 このWebhookが「オン」になっていないと、Lステップの自動応答は作動しないため注意をしましょう。 自動応答が作動しない方の90%の方が「オフ」になっていますので、Webhookが「オン」になっているか確認をしてください。
この記事では、Lステップの自動応答を使うメリットや作り方などについて解説しました。 まとめると以下になります。
自動応答は購読率を高めつつ、配信通数の節約にもなるため、ぜひ積極的に使っていきましょう。
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