Lステップのクーポンを活用して成約率をアップさせるコツと作成方法
2022.01.22
「Lステップでクーポンを使って成約率をアップさせるにはどうすればいいか」
「クーポンを自動配布するにはどうしたらいいのか」
気になっていませんか?
クーポンを活用することで新規のお客様だけでなくリピート客を増やすこともできるので、クーポンをうまく使う方法はきちんと抑えておきたいところです。
この記事では、クーポンを活用して成約率を上げる方法やクーポンを自動配布するための手順などについて解説していきます。
Lステップでクーポンを使い成約率をアップさせる方法
LINE公式アカウントとLステップの両方を使っている人は、うまく連携させることでより効果的に成約率を高めることができます。
それは
アンケートに答えてくれた人にクーポンを渡して、成約率をアップする方法です。
ここでは簡単に3ステップで解説します。
動画でサクッと見たい方は以下をご覧ください。
STEP1.アンケートでニーズを把握する
まずはアンケートでお客様のニーズを把握することが大切です。
ポイントは「意味のあるアンケート」を1問だけ実施することです。
例えば「回答者だけにセミナーが無料になるクーポンを配信」といったアンケートを実施するとします。
以下のような質問を自由回答欄を設けて記入してもらいます。
「Q:あなたのご職業は何ですか?」
すると自由回答欄の記入は、それぞれの顧客管理ページの職業欄に情報が反映されるようになります。
ここから以下2つにつなげていくことができます。
1.職業は大枠でカテゴライズして、タグ付けして今後のセグメント配信に活かす。
2.アンケートに答えてもらって、実際にセミナーに参加してもらう。
その中からコンサルティング、配信代行、スクールなど、どれかに参加してもらう。
顧客のニーズを把握するためには、セグメントは欠かせません。
あなたの事業に合った「アンケート」を行い、後々セグメント配信や販売につながるようなアンケートを考えましょう。
STEP3.答えたくなるアンケートを用意する
アンケート作成時に気を付ける点は、顧客が答えたくなるアンケートを用意することです。
質問数も適当にするのではなく、「意味のあるアンケート」1問が有効となります。
例えばタイトルは「抽選で有料セミナーが無料になる!たった1問アンケート」など、特典がぱっと目に入りやすい文章がおすすめです。
さらに説明文も、アンケートをやるべき理由や細かい気配りが見える文章にしましょう。
例えば「抽選で当たる!」と書いていても何が当たるのか、回答後にすぐ抽選に挑戦できるのか、別の日になるのか、など細かく書いてあげることも大切です。
<説明文の例>
これから関係のない配信をなるべくせずに、あなたに合った配信をしていきたいので、お答えくださると嬉しいです。例えば店舗系経営者に有益な配信や、会社員の方でも副業でできる配信など、細分化していく予定です。こちらのアンケートにお答え頂きますと、回答後すぐに抽選することができます!当選すると〇〇円のLINE公式アカウントセミナーが無料になります。
ここまで書いてあげると親切です。
STEP3.顧客の悩みに合わせたクーポンを使う
顧客の様々な悩みを想定して、それに合わせたクーポンを使うのが効果的です。
なかには「販路拡大のため、セグメントした顧客以外へもクーポンを配信しよう」と考える人もいます。
しかし配信される顧客は、自分には関係のないクーポンばかりが配信されればブロックしたくなります。
むやみにクーポン配布ばかりを行うのは、お客様のロイヤリティ低下につながる恐れがあります。
顧客の職業や属性に沿って、「この職業の人はどんな悩みを抱えているか?」を掘り下げて考え仮説を立てます。
仮説に基づき、顧客の悩みに合わせたサービスや商品をクーポンとして使いましょう。
LINE公式アカウントでクーポンを作る方法
アンケートに回答してくれた人に、抽選クーポンを渡す際、Lステップではクーポンを作ることはできませんので、LINE公式アカウントの中でクーポンを作る必要があります。
つまり、Lステップでアンケートを回答してくれたら、LINE公式アカウントのクーポンのほうに飛ばすといったイメージになります。
LINE公式アカウントでクーポンを作る方法はこちらの記事をご参考にしてください。
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キーワードに応答してクーポンを自動配布する方法
Lステップでは顧客からのキーワードに応じて、クーポンを自動で配布することが可能です。
ここでは、LINE公式アカウントとLステップをうまく連携させることで、クーポンを自動配布する方法を解説していきます。
「LINE公式アカウント」でクーポンを作成する
クーポンはLINE公式アカウントで作成する必要があります。
LINE公式アカウントはクーポンを作成する機能がありますので、Lステップとうまく連携して使っていきましょう。
「クーポンをシェア」の画面が表示される
LINE公式アカウントで出来上がったクーポンをタップすると、右側の「・・・」を押して、「シェア」にすると「クーポンをシェア」の画面が表示されます。
「コピー」をクリックする
画面下の「SNSでシェア(クーポンをURLでコピー)」の欄に出てくるURLをコピーします。
「Lステップ」でテンプレートを作成する
Lステップのテンプレートとは、配信するメッセージを事前にテンプレートとして登録することで、使い回すことができる機能です。
テンプレートは通常配信だけでなく、シナリオ配信や自動応答にも使えます。
「テンプレート」をクリックする
Lステップのテンプレートでは、パックや画像、テキストのメッセージを設定をしておくことができます。
このテンプレート部分をクリックすることで、配信設定することができます。
「カルーセル作成(新)」をクリックする
「カルーセル作成(新)」では、自走式アンケートやシナリオ分岐が可能となります。
例えば「カルーセル作成(新)」の機能で、「おすすめファッション診断」を作りクリックします。
「Q2:おすすめボトムスは?」
「Q3:好きなトップスは?」
など、質問を選びながら回答していく、自走式アンケートを作ることができます。
選択肢で「URLを開く」を選ぶ
Lステップのリッチメニューの画面に移ります。
その中のボタン1にある6つの項目より、「URLを開く」を選びます。
先程コピーしたクーポンのURLを開く
「SNSでシェア(クーポンをURLでコピー)」でコピーしたURLを開きます。
「保存」をクリックする
開いたURLをコピーして、Lステップのリッチメニュー画面の「URLを開く」を選択してコピーして保存をクリックします。
ここで注意することは、クーポンの設定時に「公開範囲」を設定しますが、「友だちのみ」に設定すると、シェアのボタンはあるがURLが表示されなくなります。
Lステップのリッチメニューに設定する場合は、「全体公開」で設定してください。
「Lステップ」で自動応答を設定する
「Lステップ」では、セミナーの参加者に一定のキーワードを伝えると、送ってくれた方に自動応答でクーポンを送る機能があります。
またSNS、例えばyouTubeやTwitterなどのLIVEで、「今見てくださっている方はこのキーワードを送ってくださいね。」「送ってくださった方には自動で特典をプレゼントします!」
このようにキーワードに合わせて、クーポンや特典を送ることがLステップでは実現します。
「自動応答」をクリックする
左メニューメッセージにある「自動応答」をクリックします。
「新しい自動応答」をクリックする
画面上部に青色のボタン「新しい自動応答」をクリックします。
「応答名」「応答条件日時」をクリックする
自動応答登録の画面に移ります。
画面左上の「自動応答名」にクーポン名、例えば「セミナー」と記入します。
その下の「応答条件日時」をクリックして日時の指定ができます。
例えば7月のどの曜日でもクーポンの返信をする場合は、全ての曜日にチェックを入れます。
それ以外でも曜日指定や時間指定ができるようになっています。
「キーワード設定」をする
反応するキーワードを設定していきます。「キーワード」欄に、顧客から送って頂くキーワードを記入します。
例えば「ステップ配信1日目」と記入します。
右側にある「マッチ方法」欄に「完全一致」「部分一致」の項目がありますので、ここでは誤送信などの可能性を考え「部分一致」にします。
例えば「ステップ」さえ合っていれば反応するように、マッチ方法の右にある「最低文字数」に4と記入すればOKです。この場合、キーワードより最低4文字一致していれば反応します。
人によっては「すてっぷ」とひらがなで書いてしまった場合でも反応しますので「部分一致」にして保存します。
「アクション設定」でテンプレート送信をクリックする
キーワード設定ができれば、このクーポンが送られた時、どういったメッセージを配信するのかを選べます。
「アクション設定」をクリックしてあらかじめテンプレートを用意している場合は、「テンプレート送信」をクリックします。
ここでのポイントは「送信タイミング」欄を「すぐに送信する」にすることです。
これにより、LINEメッセージの配信数に含まれない(料金に含まれない)ため通数の節約になります。
「保存」をクリックする
あとは右下の「決定する」、そして「登録」を押してクーポンの自動応答登録が完了です。
クーポンを使用した具体的事例
最後にクーポンを使用した具体事例やLステップ導入の施策をご紹介します。
クーポンを使用した具体事例
「クリーニング屋(30店舗展開・中小企業)」の事例を紹介します。
動画でも紹介していますので動画で見たい方は以下よりご覧ください。
このクリーニング屋さんでは、これまではDMで顧客にクーポンを配信する形がメインでした。
しかし発送コストや印刷コストを抑えられるということを理由に、LINE公式アカウントを全店舗に導入されました。コストや効果性については以下の通りです。
|
DM配信 |
LINE公式アカウント
|
発送コスト
|
30万円~50万円 |
ほぼ0 |
クーポンの返り
(使用率) |
約3%
(徐々に下がる) |
約13%~20%
(徐々に上がる)
|
LINE公式アカウントを導入したことで発送コストがゼロになり、さらにクーポンを配信したことで使用率が4~6倍アップして顧客単価もアップ、売上も大幅に上がった結果となりました。
Lステップ活用におすすめの企業
Lステップは少ない予算で複数の店舗を運営している企業におすすめです。
人件費や広告費用がしっかりかけられない、リピート率を上げていきたいならばLステップは非常に効果を発揮します。構築には少し手間がかかりますが、一度構築してしまえば自動で動いてくれますし、構築が手間な場合は全て丸投げで依頼することも可能です。
弊社(マーケリンク)でも運用代行をおこなっておりますので、弊社のLINE公式アカウントからお気軽にご相談ください。
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まずはテストケースで数店舗導入して、効果性があれば他の店舗への導入を検討されると良いでしょう。
まとめ
この記事では、Lステップでクーポンを活用する方法について見てきました。以下にまとめます。
【クーポンを使い成約率をアップさせる方法】
・アンケートでニーズを把握する
・顧客の悩みに合わせたクーポンを用意する
・答えたくなるアンケートを用意する
【キーワードに応答してクーポンを自動配布する手順】
・「LINE公式アカウント」でクーポンを作成する
・「Lステップ」でテンプレートを作成する
・「Lステップ」で自動応答を設定する
LステップをLINE公式アカウントとうまく連携させ、クーポンを効果的に活用していくことが、成約率アップへの近道となるでしょう。
集客に悩んでいる中小企業様はLステップのクーポン活用方法や事例をご参考にしてみてください。
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