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いまやLINE公式アカウントは、顧客とのコミュニケーションインフラとして欠かせない存在です。
しかし、問い合わせ対応や予約対応など、人が対応しなければならない部分が多いのが現実。
そこで注目されているのが、AIチャットボットによる自動応答です。
AIがユーザーの質問に自然に答え、案内や提案までできるようになれば、
24時間・365日、顧客対応を止めない接客体制を実現できます。
特にLINEはユーザー接点として最も利用頻度が高く、
「AIをLINE上で動かす」ことはマーケティングDXの第一歩として大きな価値があります。

従来、AIチャットボットをLINEに連携するには、
エンジニアによるAPI開発やサーバー構築が必要でした。
しかし、Make(旧Integromat)とDifyを組み合わせることで、
ノーコードで「LINE × AI」の自動応答システムを構築できます。
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▼各ツールの役割 LINE公式アカウント(Messaging API):ユーザーとの接点(送受信の窓口) |
この3つを繋ぐだけで、プログラミング不要でAIチャットボットが完成します。
弊社のYouTubeチャンネル「LINE公式アカウントチャンネル」でAIxチャットボットの導入完全ガイドの動画で解説しています。
1時間ほどの動画でどなたでもチャットボットを導入できるレベル感となりますのでぜひチェックしてください。
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▼たとえば、こんなことが自動対応で実現できます 営業時間やメニュー、料金などの問い合わせ → AIが即答 相談や質問のメッセージ → 御社のナレッジをもとに、専門的な質問にも回答、個別相談へ誘導 |
結果として、スタッフがLINE返信に使っていた時間を大幅に削減でき、
人が対応すべき「本当に大事な顧客コミュニケーション」に集中できるようになります。

AIチャットボットを「便利」だけで終わらせないためには、設計が重要です。
以下のポイントを押さえると、ユーザー体験がぐっと良くなります。
AIの口調やトーンをブランドに合わせる(丁寧・フレンドリーなど)
FAQだけでなく、提案型の会話を設計(例:「おすすめメニューを知りたい」→提案)
人への引き継ぎルールを明確にする(「担当者に繋いでください」で転送)
応答内容を定期的にアップデート(AIは「育てる」もの)
このような設計を意識することで、単なる自動応答ではなく、
ブランドの一部として機能するAIチャットを実現できます。

AI導入というと「コストが高そう」と思われがちですが、
MakeとDifyを使えば、月数千円〜でも運用可能です。
また、ノーコード構成のため、エンジニアに依存せず運用担当者が調整できます。
ただし、AIが全てを完璧に理解するわけではないため、
「AI+人のハイブリッド体制」を前提に設計するのが現実的です。
最初は簡単なFAQから始め、徐々に範囲を広げるのがおすすめです。
Make×Difyを活用すれば、開発知識がなくてもLINE上でAIチャットボットを構築できます。
一方で、Lステップとの組み合わせや御社の専門知識を最大限活用するためには専門の会社への相談が不可欠です。
AIを活用したLINE公式アカウント・Lステップの運用についてもお気軽にMARKELINK(マーケリンク)へご相談くださいね。