LINE広告の設定方法とは?入稿までの流れと入稿時の注意点も解説
2022.01.29
「LINE広告の入稿設定はどうすればいいのか」
「LINE広告の入稿時の注意点はあるのか」
と、悩んでいませんか?
広告というとFacebook広告やGoogle広告、Yahoo広告なども有名ですが、月間8,800万人も利用しているLINEに出稿できるLINE広告。LINE広告を使うことで、他の媒体よりも効率的に集客を行えると、企業や事業者などがこぞって参入しています。
この記事では、LINE広告の入稿から設定手順や入稿時の注意点についても解説します。
LINE広告の入稿規定
LINE広告を出す際に覚えておきたいのが入稿規定です。広告入稿規定はそれぞれの配信方法によって異なります。
・広告入稿内容(ウェブ)
・広告入稿内容(アプリ)
・広告入稿内容(カルーセル)
・広告入稿内容(LINE Dynamic Ads)
・メディア入稿内容(画像・カルーセル)
・メディア入稿内容(動画)
広告入稿内容(ウェブ)
ウェブの広告入稿内容はこちらです。
項目
詳細
タイトル
20文字以内で作成をする
ディスクリプション
75文字以内で作成をする
画像/動画/カルーセル/
メディアにて入稿した画像をここで設定をする
ボタン
管理画面の中にあります選択肢から選ぶ
ランディングページ
LP(ランディングページ)のURLを記入する
リンク先URL(任意)
計測ツールで作成したURLはここに設定をする
インプレッショントラッキングURL
サードパーティー計測サービスから提供されているURLをここに入力を行う
ウェブ以外の下記の広告入稿でも同じですが、タイトルとディスクリプションは「半角・全角」は関係ありません。
半角全角関係なく指定された文字数以内となっているため注意をしましょう。
広告入稿内容(アプリ)
アプリの広告入稿内容はこちらです。
項目
詳細
タイトル
20文字以内で作成をする
ディスクリプション
75文字以内で作成をする
画像/動画/カルーセル
メディアにて入稿した画像をここで設定をする
ボタン
管理画面の中にあります選択肢から選ぶ
アプリ
メディアにて登録したものをここで選ぶ
リンク先URL(任意)
SDKから発行されたパラメータ付きのURLをここに入力する
インプレッショントラッキングURL
サードパーティー計測サービスから提供されているURLをここに入力を行う
画像やタイトル、ディスクリプションはウェブと同じですが、リンク先のURLはSDK発行のURLとなっているため注意をしてください。
広告入稿内容(カルーセル)
ウェブの広告入稿内容はこちらです。
項目
詳細
タイトル
20文字以内で作成をする
ディスクリプション
40文字以内で作成をする
画像/動画/カルーセル
メディアにて入稿した画像をここで設定をする
ボタン
管理画面の中にあります選択肢から選ぶ
ランディングページ
LP(ランディングページ)のURLを記入する
リンク先URL(任意)
計測ツールで作成したURLはここに設定をする
カルーセルのディスクリプションは、ウェブやアプリと異なり40文字以内での作成となっているため注意をしてください。
広告入稿内容(LINE Dynamic Ads)
「LINE Dynamic Ads」の広告入稿内容はこちらです。
項目
詳細
入稿素材
データフィード
ファイル形式
JSON・TSV・CSVとなっています
イメージ(画像サイズ)
100×100pixel
600×600pixel(推奨)
1200×628pixel(推奨)
イメージ(ファイル形式)
イメージ(ファイルの容量)
5MB以内
文字コード
UTF-8
ファイルサイズ
最小:10行(10商品~)
「LINE Dynamic Ads」では画像サイズやファイル系など条件が変わってきます。
ウェブやアプリ、カルーセル設定とは異なるため、注意しながら設定を進めていきましょう。
メディア入稿内容(画像・カルーセル)
「画像・カルーセル」のメディア入稿内容はこちらです。
項目
詳細
サイズ
600×400pixel
1080×1080pixel
1200×628pixel
カルーセルのサイズ
1080×1080pixel
ファイル形式
ファイルサイズ
10MB以内
「画像・カルーセル」のメディア入稿内容では画像サイズやファイルサイズを注意してください。
特にカルーセルの画像サイズは、「1080×1080pixel」だけと決まっているため間違えないように作成をしましょう。
メディア入稿内容(動画)
動画のメディア入稿内容はこちらです。
項目
詳細
動画
H.264
プログレッシブスキャン
固定フレームレート
正方画素
音声
AAC(128kbps以上を推奨)
フレームレート
最大30fps
フォーマット
アスペクト比(1:1)
width:600px以上1280px以下
height:600px以上1280px以下
アスペクト比(16:9)
width:240px以上1920px以下
height:135px以上1080px以下
アスペクト比(9:16)
width:135px以上1080px以下
height:240px以上1920px以下
解像度
最大1080p(広告配信時は最大720p)
ビットレート
最大8Mbps
時間
最大600秒(最低5秒以上)
ファイルサイズ
最大1GB以内
LINE広告の入稿までの流れと設定
ここからはLINE広告の入稿までの流れと設定を解説します。
1.LINE Business IDを発行する
まずはLINE広告を使うために必要な、「LINE Business ID(LINEビジネスID)」を発行しましょう。
LINE Business IDの申し込み画面を開いて、メールアドレスを入力後に「ビジネスアカウント」を作成します。
ビジネスアカウントを作成したら管理画面へとログインできるようになります。
2.広告アカウントの作成を行う
管理画面へログインをしましたら、広告アカウントを作成してください。
あなたの会社情報やHPのサイトページなどを入力して作成を進めていけば大丈夫です。
3.クレジットカードの登録を済ませる
ネットで開設したアカウントは、支払いの際にクレジットカードを使って決済することができます。
クレジットカードの登録手順は以下になります。
・「登録したい広告アカウント」を開く
・画面左上にある「≡」をクリック
・「請求と支払い」をクリック
・「請求先名」をクリック
・「クレジットカードを追加」をクリック
・「クレジットカード情報」を入力する
4.入稿とLINE Tagの設置を行う
広告クリエイティブを作成したらアップロード(入稿)しましょう。
アップロードの際ですが、1つ上の項目で解説しました入稿規定の条件に沿っているか確認をしてください。
LINE Tagは広告アカウントを作成したら、管理画面にあります「トラッキング(LINE Tag)」から取得が可能となります。
5.配信の設定を行う
LINE広告を配信するための設定を行ってください。
配信設定では以下の3つに分けて解説を進めます。
・キャンペーンを作成
・広告グループを作成
・広告を作成
キャンペーンを作成
配信設定のキャンペーン作成は以下の手順になります。
1.「登録したい広告アカウント」を開く
2.「キャンペーンを作成」をクリックする
3.「キャンペーンの目的」を選択する
4.「基本情報で」を設定する
5.「保存して広告グループ作成へ」をクリックする
広告グループを作成
続いて広告グループ作成に移行しますので、以下の手順で設定を進めてください。
1.「基本情報」を入力する
2.「ターゲット設定」を選択する
3.「最適化と配信」を設定する
4.「予算設定」を入力する
5.「保存して広告作成へ」をクリックする
広告を作成
最後は広告作成の設定を進めていきましょう。
1.「基本情報」を設定する
2.「広告フォーマット」をクリックする
3.「広告」を設定する
4.「広告を保存」をクリックする
以上でLINE広告の設定は完了です。
6.審査完了&広告配信
審査は10営業日ほどかかりますので、LINE広告の審査完了まで待ちましょう。
LINE広告の審査が完了した後、ステータスを変更することで広告を配信することができます。
LINE広告の入稿で気をつけたい注意点2つ
LINE広告を入稿するときは以下の2つを注意してください。
【LINE広告入稿時の注意点1】配信内容の抑制
バナー画像内の文章が多いと配信ボリュームが抑制されてしまいます。
配信ボリュームの抑制や判定される基準は自動判定のうえ非公開となっています。
バナー画像の20%以内にテキストを抑えるなど、テキスト量を抑えるのがポイントです。
【LINE広告入稿時の注意点2】バナーの使用不可
他の媒体にも広告を出している場合、同じバナー画像の併用には注意をしてください。
LINE広告の条件にある「ファイルサイズ・画像サイズ・形式」と異なる場合は併用することができません。
必ずLINE広告のバナー画像の条件を把握した上で作成をしましょう。
まとめ
この記事では、LINE広告の設定と注意点について解説しました。まとめますと以下になります。
【LINE広告の入稿までの流れと設定】
1.LINE Business IDを発行する
2.広告アカウントの作成を行う
3.クレジットカードの登録を済ませる
4.入稿とLINE Tagの設置を行う
5.配信の設定を行う
6.審査完了&広告配信
【広告入稿時の注意点】
・バナー画像のテキストを抑える
・LINE広告の画像条件を把握する
LINE広告の設定は慣れるまで難しいと感じるかもしれませんが、1度でも出稿すれば慣れてきます。
LINE広告の費用対効果は高いため、ぜひ活用されてみてください。
VIDEO
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