「LINE広告で実際に効果を出した事例はあるのか」 「効果を高めるLINE広告のポイントとは何か」 悩んでいませんか?
利用者数が多く、さまざまなターゲティング機能があることから集客や売上げアップにつながりやすい広告媒体と言われているLINE広告。
配信面も多くの利用者がいることから、広告費用をそこまでかけずにCV(成約)できると、いま注目されている広告媒体です。
この記事では、LINE広告で高い効果を出した実際の事例や効果を高めるポイントを解説します。
どうしてLINE広告は人気なのか効果が高い理由を5つ解説します。
LINE広告は、国内8800万人のユーザーへ訴求できる媒体で、SNS広告の中でもLINE広告の利用者数は圧倒的に多くいます。
SNS広告 | 利用者数 |
Facebook広告 | 2600万人以上 |
Instagram広告 | 3300万人以上 |
Twitter広告 | 4500万人以上 |
TikTok広告 | 950万人以上 |
Linkedin広告 | 200万人以上 |
LINE広告 | 8800万人以上 |
2番目に利用者が多い、Twitterの2倍近くも多くの方へ届けることができるのは他の媒体にはない大きな強みです。
利用者数が8800万人以上もいるため、「興味がないユーザーへ配信されるのでは?」と不安を考えるかもしれません。
しかし、LINE広告ではターゲティング設定が豊富に用意されていますので、興味があるユーザーへ絞って配信をすることができます。
具体的なセグメント設定は以下になります。
上記項目から更に細かく設定を行うことができます。 例えば地域であれば、その地域に住んでいたりその地域で働いている方などを限定することが可能です。
ターゲティング制度が高いため、あなたが提供したいサービスを届けるユーザーへ絞って配信することができます。
SNS広告では登録ユーザーは多いけど、現在も利用している活発なユーザーは少ないことがあります。
アカウントは無料のため作成をしたものの、その後利用していないというケースです。
しかし、LINEはコミュニケーションのプラットフォームのため、他のSNSに比べるとアクティブユーザーが多い傾向にあります。
基本的なメッセージのやり取りや通話を、LINEだけで済ませる方も少なくありません。
つまり「広告を配信した際の反応率が高い媒体」となっているのです。
LINE広告では「LINEアプリ内」以外にも多くの配信媒体を用意されています。
LINEやLINE以外の媒体を含めると以下の広告があります。
配信先 |
利用者数 |
トークリスト(Smart channel) | 月間8800万人以上 |
LINE NEWS | 月間7500万人以上 |
タイムライン | 月間6800万人以上 |
ウォレット | 月間5400万人以上 |
LINEマンガ | 累計2700万ダウンロード数 |
LINE ポイント | 月間2.8億PV数 |
LINE BLOG | 累計2,500ブログ以上作成(公式ブロガー数) |
LINE チラシ | 国内8600万人の利用者数 |
LINE クーポン | 全国約50,000店舗以上 |
LINEショッピング | 累計4000万人(会員登録ユーザー数) |
LINE広告ネットワーク | 月間5400万人以上 |
どの配信面も利用者数が4000万人を超えているものが多いのも特長です。
上記の媒体から好きな広告を選ぶことはできませんが、ターゲティング設定をした中で条件に合うユーザーへと広告を自動で配信をしてくれます。
LINE広告ではターゲティング設定だけではなく、配信方法も複数用意されています。
具体的な配信方法は以下になります。
配信方法 |
詳細 |
オーディエンス配信 | ユーザーIDやURLをクリックした友だちなど、配信をするユーザーを設定する機能 |
類似配信 | サイトに訪問したり、LINE内の友だちと似たユーザーへ配信をする機能 |
リエンゲージメント配信 | アプリをダウンロードして放置しているユーザーへ再利用してもらう機能 |
自動最適化配信 | 広告入札を自動で最適化してくれる機能 |
目的に合った配信方法とターゲティングを設定することで、多くの利用者からユーザーを限定することができます。
LINEを使って1万円の広告をかけた場合、どのくらいの費用対効果が出るのか?
例を見ていきましょう。 条件としては、LINE広告を1万円かけてお友だちを1人集めるのにかかる費用が200円だとします。
この場合「1万円(広告費)÷200円(単価)=50人(追加された友だち数)」となります。
ただし50人全員が友だちになるとは限りません。
50人追加された中で間違って押したなどのユーザーが、即ブロック(すぐにブロック)をしてしまいます。
即ブロックをする友だちに割合は、追加された20%ほどが目安になるため、今回50人の友だちが追加されているので、10人が即ブロックをするイメージです。
残った40人に配信をして商品をセールスして、10%の4人が買ってくれたり来店してくれたとします。
商品購入の平均単価が3万円だとすると、「3万円×4人=12万円(売上)」となるのです。
更にそこから粗利を30%として考えると4万円の利益となります。
つまり1万円の広告費をかけて4万円を得るため、投資対効果は400%ということになるのです。
ちなみにリピートやセールス回数を1回だけに限定しているため、繰り返しセールスを行うことで売上は更にアップします。
上記の内容を以下にまとめます。
ここからはLINE広告で高い効果を出した事例を紹介していきます。
マーケリンクと関わりがあります、ファッションのコンサルをしている名古屋にサロンがある企業様の事例では1人160円で集客ができました。
生のデータを解説しますと、2020年2月4日に予算2万円で2パターンの広告を出しました。
2パターンの広告の結果はこちらになります。
広告 |
予算 |
友だち追加の人数 |
Aパターンの広告 | 1万円 | 62人 |
Bパターンの広告 | 1万円 | 66人 |
合計 | 2万円 | 128人 |
1人あたりの単価は「2万÷128人=156円」と、160円以下で集客をすることができました。
メンズスキンケア・ヘアケア商品を販売しています株式会社バルクオムの事例を見ていきましょう。
バルクオムでは、インフィード広告を使いチャットボットを活用して運用をされていました。
チャットボットでコミュニケーションを行った結果、商品購入も促進されてCPAが257%も改善されたのです。
CPAとは、新規顧客を獲得する際にかかる1人あたりの単価のことです。
つまり2.5倍もの費用対効果をアップさせたということになります。
参考:【メンズスキンケア】友だち追加広告の活用で、CPAの257%改善を実現!
ドクターストレッチ(ストレッチ専門)を展開する、株式会社フュービックがLINE広告を利用した際の事例を見ていきましょう。
地域ターゲティングを使い「店舗から半径3km以内」という設定を行いました。
さらにユーザーの反応率を下げないために、月間で4種類のクリエイティブを作成して変更しました。
その結果としまして、広告を出してからたった半年間で新規獲得数が530%もアップしています。
クリック単価を比べても、他のSNS広告よりも3分の1程度に収まっているのです。
参考:【ストレッチ専門店】出稿から半年で、新規獲得数が530%アップ!
LINE広告の効果を高めるためのポイントを解説します。
LINE広告の運用方法はこちらの記事を参考にしてください。
https://markelink.biz/article/line_advertising_operation/
LINE広告を出すときは目的を明確化しましょう。
目的は以下のように複数考えられます。
目的によってターゲティングや配信方法を変更することができます。
逆に広告を出す目的が決まっていないと、広告費が無駄になるため注意をしましょう。
LINE広告では手動入札と自動入札の2つが用意されています。
入札方法 | 詳細 |
手動入札 | 「CPM(Cost Per Mille)」や「CPC(Count Per Minute)」の単価で入札の設定ができる |
自動入札 | 自動化による運用工数の削減、機械学習による入札効率アップ |
自動入札を使うことで初めて出稿する方でも、低リスクで運用をすることができます。
広告費を抑えつつ配信効率を高めたいなら、積極的に自動入札を活用するようにしましょう。
LINE広告では、同じ広告を出し続けているとユーザーが慣れてクリック率が下がってしまいます。
クリック率低下を防ぐためにも大切なのが、複数のクリエイティブを作成することです。
複数のクリエイティブを作成することで、反応率の高い広告を比較して見つけることができるようになります。
A/Bテストなどトライアンドエラーを行い、静止画や動画など反応の高い広告の最適解を見つけていきましょう。
この記事では、LINE広告で高い効果を出した事例について解説をしました。
まとめますと以下になります。
LINE広告は費用対効果の高い広告媒体ですが、目的もなく活用すると予算だけが溶けてしまうため注意をしましょう。
投資対効果をアップさせるためにも、この記事の事例を参考に活用をされてみてください。
なお、弊社(マーケリンク)のLINE公式アカウントでは無料でLINE公式アカウントやLステップ、LINE広告について使える機能が学べるコンテンツを配信中です。有料級の限定配信も随時おこなっておりますのでLINE公式アカウントをもっと使いこなしたい方はぜひ登録してみてくださいね。