LINE広告の費用の相場とは?決済方法や支払うタイミングも解説
2022.01.29
「LINE広告に費やす費用の相場はどれくらいなのか」
「LINE広告はいつ支払い・決済方法はいつなのか」
と、悩んでいませんか?
8,400万人(2021年6月時点)が利用しているLINEのサービスを利用して配信ができるLINE広告。LINE広告を使うことで友だちを増やしたり、サービスの宣伝、お店のアルバイト募集などを行うことができます。
そこでこの記事では、LINE広告の費用の相場や決済方法、支払うタイミングなどを解説します。
LINE広告とは
LINE広告とは、LINE内にて表示される広告ことです。
LINEアプリの友だちが一覧で表示される「トークリスト」の上にあります、広告がまさにLINE広告となります。
他にも以下の項目に表示されています。
・LINE NEWS
・タイムライン
・ウォレット
・LINEマンガ
・LINE ポイント
・LINE BLOG
・LINE チラシ
・LINE クーポン
・LINEショッピング
・LINE広告ネットワーク
以前は「LINE Ads Platform」でしたが、2020年2月から「LINE広告」とシンプルな名前に変更されました。
LINE広告の費用の種類
LINE広告と一言でいっても、費用の種類は以下の2つのパターンがあります。
ここでは、LINE広告の費用の種類について解説します。
1.クリック課金
2.インプレッション課金
1.クリック課金
クリック課金とは、出稿した広告がクリックされる度に費用が発生するタイプのことです。
ユーザーに広告が表示されてもクリックされなければ費用は発生せず、また、興味がある方がクリックするため、高い反応率が期待できます。
クリック課金広告を出しているのに登録をされない場合は、画像や文章を見直して登録率を改善していきましょう。
画像広告をLINEへ出すとクリック課金の広告となります。
2.インプレッション課金
インプレッション課金とは、動画が表示される度に料金が発生するタイプのことです。
スマホの画面に動画が100%表示されなければ費用は発生せず、LINEでは、動画広告が1,000回表示されると課金対象になる仕組みです。
インプレッション課金は、興味がないユーザーにも表示されて課金対象となってしまうため、クリック率も予想ができないため集客で使うのは難しい広告です。
サイトへの誘導や商品の購入をしてもらうよりも、テレビCMのように商品を覚えてもらう目的で使われることが多くあります。
なお、動画広告をLINEへ出すとインプレッション課金の広告となります。
LINE広告の掲載料金の相場とは
ここからはLINE広告の掲載料金の相場について見ていきましょう。
・クリック課金の費用の相場
・インプレッション課金の費用の相場
・LINE広告の最低出稿金額
クリック課金の費用の相場
クリック課金の費用の相場は、24~200円ほどになっています。
出す広告の条件によって費用は変動します。
クリックされても登録や商品購入につながらなければ広告費は高くなります。
クリック課金の広告を出す場合は、必ずCVR(コンバージョン率)を意識するようにしましょう。
CVR(コンバージョン率)を意識して広告内容を改善することで、少ない広告費でも売上アップを目指すことができるのです。
ちなみにCVRの計算方法は、「CVR(コンバージョン率)=コンバージョン数÷クリック数」となっています。
クリック数が200回で登録などのコンバージョンされた数が4回だとすると、「CVR(コンバージョン率)=4回÷200回」となります。
CVRを高めることは、広告費削減につながるため意識をするようにしましょう。
インプレッション課金の費用の相場
インプレッション課金の費用の相場は、200~650円ほどになっています。
広告が1,000回表示されるたびに費用がかかる仕組みです。
クリックは関係なく費用がかかるため、クリック率が高くなるように改善する必要があります。
同じクリエイティブを使い回すと、ユーザーは「この広告見たことある!」と慣れて反応しなくなります。
定期的にクリエイティブを変更して、クリック数やCVR(コンバージョン率)を計測するようにしましょう。
データを分析せずに広告を出すと無駄に費用ばかりかかるため注意が必要です。
LINE広告の最低出稿金額
LINE広告には最低出稿金額がありません。
極端な例にはなりますが、入札価格は1円からでも広告出稿をすることが可能となっています。
ただしLINEでは入札制で広告が表示される仕組みのため、1円など安すぎる設定ではユーザーへ表示されないため注意をしましょう。
LINE広告の運用方法と料金
ここからはLINE広告の運用方法と、それぞれの料金について見ていきましょう。
・自社でLINE広告を出稿する場合の費用
・広告代理店に依頼して広告を出稿する場合の費用
自社でLINE広告を出稿する場合の費用
自社でLINE広告を出稿する場合の費用は、1万円からでも広告を出すことは可能です。
旧LINE広告(LINE Ads Platform)では、最低出稿予算が100万円と決まっていましたが、
現在のLINE広告では、公式サイトにも「最低出稿金額はない」と記載されています。
雑誌広告やアドネットワーク広告のように100~200万円ほど用意することなく、手軽に始めることができます。
弊社(マーケリンク)のクライアント様である「Salon new me」の仲本あんりさんの事例を出すと、2万円で128人も友だち登録がありました。
もちろんLINE広告運用の経験やノウハウの差はありますが、他の広告よりも低コストで出稿ができるのは大きなメリットです。
広告代理店に依頼して広告を出稿する場合の費用
広告代理店に依頼して広告を出稿する場合の費用は、20~30万円以上の予算を想定しておきましょう。
利用する代理店によって契約は違いますが、初期費用や手数料が広告費とは別にかかります。
有名なLINE広告代理店の相場は以下になります。
費用の相場 |
詳細 |
初期費用 |
30,000円 |
手数料 |
広告費の20% |
初期費用は安い代理店では30,000円ほどで、手数料は使った広告費の約20%ほどです。
広告費で10万円を使った場合は、「30,000円(初期費用)+20,000円(手数料)+100,000円(広告費)=150,000円」となるのです。
初期費用や手数料にプラスして広告費がかかるため、最低でも20~30万円以上の予算を確保するのがおすすめです。
LINE広告の決済方法とタイミング
LINEで広告を出す際に気になるのが、決済方法と支払のタイミングです。ここでは、LINE広告の決済方法と決済のタイミングについて解説をします。
決済方法
LINEで使える決済方法は以下の2つになります。
1.クレジットカード
2.クーポン
1.クレジットカード
LINEで決済できるクレジットカードはこちらです。
・VISA
・JCB
・ダイナースクラブ
・アメリカンエキスプレス
・マスターカード
その他のクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードでの決済はできませんので注意をしてください。
LINEでクレジットカードを登録する手順は以下になります。
1.「登録したい広告アカウント」を開く
2.画面左上にある「≡」をクリック
3.「請求と支払い」をクリック
4.「請求先名」をクリック
5.「クレジットカードを追加」をクリック
6.「クレジットカード情報」を入力する
以上の手順で登録が終了となります。
2.クーポン
LINEが発行するキャンペーンクーポンを使って決済することもできます。
キャンペーンクーポンの登録手順は以下になります。
1.「登録したい広告アカウント」を開く
2.画面左上にある「≡」をクリック
3.「請求と支払い」をクリック
4.「請求先名」をクリック
5.「+支払い方法を登録」をクリック
6.「クーポン」を選択
7.「次へ」をクリック
8.「クーポンコード」を入力
9.「依頼する」をクリック
クーポンの登録は以上になります。
決済のタイミング
クレジットカードでの決済のタイミングは、自動決済と手動決済で異なります。
決済方法 |
支払いのタイミング |
自動決済 |
管理画面の「請求と支払い」にある金額に到達したタイミングで支払いが行われる |
手動決済 |
管理画面より「今すぐ支払う」を選択して手続きを進めるとそのタイミングで支払が行われる |
こだわりがなければ自動決済が楽ですが、支払いのタイミングを自分で管理したい場合は手動決済がおすすめです。
まとめ
この記事では、LINE広告の費用の相場や決済方法、支払いを行うタイミングについて解説しました。以下にまとめます。
・クリック課金とインプレッション課金に分かれる
・クリック課金の相場は24~200円ほど
・インプレッション課金の相場は200~650円ほど
・最低出稿金額はLINEにはない
・自社でLINE広告を出す場合は1万円から出稿できる
・代理店に依頼する場合は20~30万円以上は必要
・決済方法はクレジットカードとクーポン
・支払いのタイミングは自動決済と手動決済で異なる
LINE広告は費用対効果が高く、業種関係なく使える広告となっています。
友だち登録や商品のセールス、アルバイトなどの募集にも使えますので是非活用されてみてください。
なお、弊社(マーケリンク)のLINE公式アカウントでは無料でLINE公式アカウントやLステップ、LINE広告について学べるコンテンツを配信中です。有料級の限定配信も随時おこなっておりますのでLINE公式アカウントをもっと使いこなしたい方はぜひ登録してみてくださいね。
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