「LINE広告はどんな特徴があるのか」 このように思われる方が多いのではないでしょうか?
LINEは日本国内において最も利用者の多いSNSであり、約8,800万人に利用されています。(2021年1月末時点)
利用者数の多いLINEに広告配信することで、より多くの集客や成約を見込めるため売上アップに繋げることができます。
この記事では、LINE広告の導入を検討している人に向けて、LINE広告の特徴、料金体系、申し込み方法について詳しく解説していきます。
LINEでは、LINE広告と呼ばれるサービスを利用して広告配信する仕組みがあります。 LINE広告は以下の構成で成り立っています。
LINE広告は、広告配信面、クリエイティブ、広告配信機能それぞれを掛け合わせて配信します。
広告配信面では、ユーザーの目に触れるよう利用用途に応じて5つのフォーマットが用意されており、それぞれのフォーマットによって、見え方や配信先が変わってきます。
広告配信機能では、ユーザーの属性に応じてターゲティングできます。
ターゲットを事前に設定して広告配信するので、成約率UPにつながりやすくなります。
LINE広告には以下5つの特徴があります。
それぞれ解説していきます。
LINE広告の最大の特徴として、多くのユーザーに広告を届けられる点が挙げられます。
LINEは国内8,800万人が利用するコミュニケーションツールとして、人々の生活の一部となっており、そのLINEで広告配信することは、多くのユーザーに対してマーケティングやプロモーションができます。例えばLINEの「トークリスト」の最上部や、多くの企業や店舗の投稿が見られる「タイムライン」や月間アクティブユーザー数7,500万人以上(2020年4月時点)の「LINE NEWS」など、多くのユーザーの目に触れることが可能です。
幅広い年代が利用するLINEは、他のSNSでリーチできなかった層へもアプローチできます。
LINE広告では、さまざまなユーザーの属性に応じてターゲティング条件の設定ができます。
ターゲットを指定して、配信対象と掛け合わせて配信できるのが強みです。
ターゲティングの主な機能は以下の2つです。
デモグラフィックデータ配信では、以下の設定ができます。
オーディエンス配信ではユーザー情報を利用しセグメントできるので、目的に応じターゲットに広告を表示させ、成約率を高められます。
LINE自体がコミュニケーションのプラットフォームであるため、アクティブユーザーが多いのもLINE広告の特徴です。
今やLINEは国内で8,800万人がダウンロードしており、気軽にチャットでコミュニケーションが取れるので、老若男女問わず多くの世代で利用されています。
他のSNSくらべてもその差は歴然で、2021年8月現在では国内で最も利用されているSNSとして位置づけられています。
国内月間アクティブユーザー | ユーザー層 | |
LINE | 8800万人 | 幅広い全世代が利用 |
4500万人 | 20代が多く平均年齢36歳 | |
3300万人 | 10代と20代が半数以上 | |
2600万人 | 登録者は20代と30代が多い | |
TikTok | 950万人 | 10代と20代が半数以上 |
200万人 | 30代から40代の男性が多い |
参照元:【2021年8月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ
LINE広告は、クリエイティブの種類や掲載面、配信方法などが豊富に用意されています。
クリエイティブ面では静止画だけでなく、動画やカルーセルなど複数のフォーマットが用意されており、広告のフォーマットは多彩で、ユーザーの興味や関心を喚起するさまざまな表現が可能です。
それぞれに適したフォーマットを活用することで、パフォーマンスの最大化が見込めます。
掲載面では以下11種類の豊富なサービスがあります。
Smart Channel(トークリスト) | 1日あたりのリーチ数約5,500万人 |
LINE NEWS | 月あたりのアクティブユーザー数が7,500万人以上(2020年4月時点) |
タイムライン | 月あたりのアクティブユーザー数が6,800万人以上(2019年8月時点) |
ウォレット | 月間利用者数5,400万人以上(2020年2月時点) |
LINEマンガ | ダウンロード数2,700万人突破(2020年4月時点) |
LINEポイント | 月間PV数は約2.8億(2020年6月~2020年8月の平均値) |
LINE BLOG | 2014年11月のサービス開始から、公式ブロガー2,500組以上(2019年2月時点) |
LINEチラシ | 利用者数は国内で8,600万人(2020年9月末時点) |
LINEクーポン | 全国約50,000店舗(2020年9月時点)の飲食店、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの施設で使用 |
LINEショッピング | ユーザー数3,000万人以上(2019年9月時点) |
LINE広告ネットワーク | 国内最大級の在庫であるアプリ5,400万MAU(2019年9月時点)を保有 |
配信機能としては、以下6つがあります。
これらの機能をターゲットと掛け合わせて配信することで、より効果性が高められます。
LINE広告は最低出稿金額が定められていませんので、手軽に少額から始められます。
初期費用なし、最低出稿金額なし、例えば1日1,000円からでも配信できます。
手軽にオンラインで申し込み、予算に応じ少額からでもさまざまなLINEの掲載面で広告出稿できます。
(別途LINE公式アカウントの開設が必要になります。)
しかし、注意が必要なのは、広告の表示ロジックが入札制という点です。
過度な低予算では、広告が表示されることはありません。
また配信効果を高めるには、複数の配信手法を組み合わせて最適に調整する必要があり、さらに商材や業種で異なりますが、ある程度の投資金額は必要になります。
LINE広告の料金体系は以下2つの課金式になります。
それぞれ解説します。
クリック型課金とは、ユーザーが広告をクリックしてリンク先のページに遷移すると課金が発生する仕組みです。
静止画広告のケースがこれにあたります。
広告が表示されても、ユーザーが行動を起こす(クリックしてランディングページへ移動する)ことがなければ課金されません。
何回表示されても料金が発生しない、クリックしたユーザー(興味のあるユーザー)だけに課金されるメリットがありますが、クリック単価はオークションとなりますので、競合によっては単価が高くなってしまうデメリットもあります。
インプレッション型課金とは、動画が完全に画面表示されると課金される仕組みです。
スマホ画面上で動画が100%表示される状態を「インプレッション」と呼びますが、99%以下の表示では換算されず課金されません。
多くのユーザーに見てもらえるますが、ややサイトへ誘導しづらく集客しにくいデメリットもあります。
LINE広告はオンラインで手軽に申し込むことが可能です。
申し込み方法は以下5つの手順で行います。
それぞれの手順について解説します。
LINE広告を開始するには、ビジネスIDの発行が必要です。
LINE公式サイトで「オンライン申込」をクリックして、メールアドレスを入力します。
登録したアドレスに登録用URLが送信されるので、管理画面よりログインします。
LINE広告の広告配信を管理する「広告アカウント」を作成します。
広告アカウントの作成では、あらかじめLINE公式アカウントの開設が必要です。(無料)
「新しい広告アカウントを作成」をクリックして、請求先と広告主情報、商材情報やLINE公式アカウントを入力します。
オンラインで開設したアカウントのお支払いは、クレジットカードで決済できます。
「請求と支払い」をクリックして、請求先一覧よりクレジットカードの請求先名を選択します。
「クレジットカードを追加」をクリックして、クレジットカード情報を入力します。
広告を入稿し、広告の効果を測定するためのタグ「LINE Tag」をランディングページに設置します。
広告の配信目的を「キャンペーン」で指定し、「広告グループ」で配信先や単価を設定します。
ここまで入力すれば、「広告アカウント」「メディア」「広告」それぞれの審査がLINE広告運営社によって行われます。
LINE広告に申し込む際は広告アカウントの開設が必要ですが、開設のためにLINE側で定められた基準があります。
広告アカウント開設にあたっての基準を、公式サイトで確認したうえで申し込むようにしましょう。
LINE広告の申し込み時の注意点としては以下の2つが挙げられます。
それぞれ解説します。
LINE広告では以下の業種や商材は掲載不可となっています。
LINE広告掲載にあたって、注意が必要な商材があります。
以下の商材は掲載可能ですが、定められた文言の記載など注意が必要となります。
上記以外にも、広告掲載にあたって規制や基準があるものは以下になります。
ここまでLINE広告についての特徴や料金体系、申し込み方法や申し込み時の注意点について解説しました。
この記事の内容をまとめると以下になります。
手軽に始められて、効果が見込めるLINE広告。
特徴を理解して、目的にあった使い方でマーケティングやプロモーションに活かしていきましょう。
なお、弊社(マーケリンク)のLINE公式アカウントでは無料でLステップが学べるコンテンツを配信中です。有料級の限定配信も随時おこなっておりますのでLステップやLINE公式アカウントをもっと使いこなしたい方はぜひ登録してみてくださいね。