「LINE公式アカウントを複数人で運用したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
投稿やメッセージ、分析などを1人ですると時間がかかってしまいますが、LINE公式アカウントの管理権限を複数の人に付与して運用すれば効率よく作業できます。
この記事では、LINE公式アカウントの権限の種類や追加方法などを解説します。
LINE公式アカウントを複数名で運用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
LINE公式アカウントは複数人で管理できるようになっています。1アカウントあたり、最大100人まで管理権限を追加できます。
1人でアカウントを運用せず、チームや会社で役割分担して運用したい場合に便利です。
管理権限は以下の4種類があります。
主に管理者と運用担当者で分かれており、運用担当者の権限は用途に応じた3種類です。
管理者は、メンバー管理や決済に関すること、投稿など全ての権限を持っています。
一方で、運用担当者は配信権限の有無や分析機能の閲覧権限の有無によって役割が異なります。
運用担当者にどの権限を与えるかは管理者が役割に応じて選択するので、メンバーの役割に応じた権限付与が可能です。
LINE公式アカウントの管理メンバーは、「LINE Business ID」で追加できます。追加手順は以下のとおりです。
URLを自動送信する仕組みはないので、権限を付与したい方にメールやLINEなどでURLを共有しましょう。
メンバーの管理権限を削除する手順は以下のとおりです。
上記の手順で進めるとメンバーの管理権限が削除されます。
メンバーの管理権限の変更手順は、削除手順と途中まで同じです。
保存ボタンをクリックした時点で、管理権限が変更されます。
管理権限を追加したいのに追加できなかったり、削除できなかったりした経験がある方も多いでしょう。
LINE公式アカウントのメンバー追加・削除ができない原因や対処法を解説します。
LINE公式アカウントの管理権限は最大100人までと決められています。
上限の100人に権限を付与している場合、新たに管理権限を付与しようとしても追加できません。
新たに管理権限を付与したい場合は、管理権限を持っているメンバーで、活動的ではない人を削除する必要があります。
メンバーが追加できなくなったときは、上限100人に達していないか確認したうえで対処しましょう。
管理権限付与の際に送られてくるURLの有効期限は24時間です。
24時間以内に権限追加を行わなかった場合、URLの有効期限は切れてしまいます。
もしも24時間経過してからURLにアクセスすると開けず、アカウント認証ができなくなります。
その場合は管理権限を持つ方に管理権限追加URLの再発行を依頼しましょう。
LINE公式アカウントの管理権限付与のURLは、複数の方への共有ができません。
1人につき1つのURLとなっているため、管理権限を付与したい人数分のURLを発行する必要があります。
この場合「URL発行→コピー→追加したい人に共有」を人数分行いましょう。
もしも複数の人に同じURLを共有し、1人がアクセスして認証した場合はURLが無効となってしまいます。
この記事ではLINE公式アカウントを複数人で運用する場合の、管理者の権限や追加方法などについて解説しました。
権限の上限付与数や追加手順、原因の対処法など、複数人でアカウントを運用する場合の参考にしてください。