
API(エーピーアイ)とWebhook(ウェブフック)の違いを理解するポイントは、情報のやり取りを「何がきっかけで始めるか」です。
自分からお願いして始まるのが「APIを使った問い合わせ」、何かが起きたことをきっかけに相手から連絡が来るのが「Webhook」となります。
例えば欲しい商品の在庫を確認したいとき、自分からお店に電話して聞く方法がありますよね?
一方で、お店に「入荷したら電話してください」とお願いして、連絡を待つ方法もあります。
一般的なAPIへの問い合わせは「こちらからお願いして、答えをもらう」イメージです。
これに対してWebhookは「何かが起きたら、向こうから知らせてもらう」イメージ。
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APIは実際もっと幅広い仕組みで、サービス(アプリやWebサイトなど)同士が情報や機能をやり取りするための窓口になり、情報を取得するだけでなく、登録や送信にも使われます。
この記事では理解しやすいように、APIによる問い合わせとWebhookによる通知を比べて説明します。
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人気のおもちゃを買いに行ったら、売り切れていたとします。
では入荷したことを知るには、どうすればよいでしょうか?
欲しいおもちゃが入荷したかどうかを知るために、自分からお店へ問い合わせます。
まだ入荷していなければ、翌日などにもう一度確認します。

このやり取りは、APIで情報を取得する流れによく似ています。
コンピューターも、別のサービスにお願いをして、その結果を受け取ることができます。
このお願いを「リクエスト」、返ってくる答えを「レスポンス」と呼びます。
天気予報アプリが、外部のサービスに天気情報を問い合わせるのも、APIの使用例です。
最新の情報を知りたいときは、必要に応じてもう一度問い合わせます。
毎日電話をする代わりに、「入荷したら知らせてください」と事前にお願いしておく方法があります。
入荷をきっかけにお店から連絡が来るため、何度も問い合わせる必要がありません。

Webhookでは、「注文が入った」「メッセージが届いた」といった出来事(イベント)が起きると、あらかじめ登録しておいた宛先(URL=インターネット上の住所)へ情報が送られます。
たとえば、LINE公式アカウントにメッセージが届いたことを、外部のシステムに知らせる用途でも使われます。
今すぐ在庫を知りたいなら、自分から問い合わせるAPIが向いています。
一方、入荷をきっかけに知らせてほしいなら、Webhookが便利です。
どちらが優れているかではなく、目的に合わせて使い分けます。
APIを使った問い合わせでは、利用者が必要なタイミングでサービスにリクエストを送り、結果を受け取ります。
Webhookでは、出来事が発生したときに、事前に登録した宛先へ通知が送られます。

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Webhookの通知にも、APIと共通する通信技術(インターネット上でデータをやり取りする方法)が使われていて、両者は対立するものではなく、組み合わせて使うこともできます。
たとえば、LINEにメッセージが届いたことをWebhookで受け取り、APIを使って自動で返信する、といった使い方ができます。
最後にもう一度。覚えておきたいのは、「自分から問い合わせるのか、それとも何かが起きたら知らせてもらうのか」という違いです。