集客か、社内連絡か?失敗しない「LINE公式アカウント」と「LINE WORKS」の選び方&徹底比較

2026.09.07

ビジネスシーンで「LINEを活用しよう!」となった際、よく混同されがちなのが「LINE公式アカウント」と「LINE WORKS」です。

どちらも馴染みのあるLINEの操作感を持っていますが、その役割やターゲットは全く異なります。

本コラムでは、この2つのツールの決定的な違いと、それぞれの機能・料金プランをわかりやすく比較・解説します。

 

1. 決定的な違いは「誰と」コミュニケーションをとるか

2つのツールの最大の違いは、「社外(顧客)」向けか、「社内(従業員)」向けかという点にあります。

LINE公式アカウント(顧客向け・集客用)

  • 概要:店舗や企業が「お客様(BtoC)」に向けて情報を発信し、集客や販促を行うためのツール
  • 活用イメージ:メルマガの代わりや、カスタマーサポートの窓口、顧客リストをため込む受け皿として利用される
  • 料金:「メッセージの配信通数」により金額が変わる。

LINE WORKS(社内向け・業務管理用)

  • 概要:企業の「従業員同士(BtoB・社内)」で連絡を取り合うためのグループウェア(※)
  • 活用イメージ:社内の情報共有やスケジュール管理、シャドーIT(個人LINEの業務利用)対策として導入されることが多い
  • 料金:「利用する従業員の人数(アカウント数)」により金額が変わる。

※組織内の情報共有やコミュニケーションを円滑にし、業務効率化を推進するためのソフトウェアやツールを指す

 

それでは次に、それぞれの機能や金額についてもう少し詳しく触れてみましょう。

 

2.LINE公式アカウントとは、顧客をファン化する「集客ツール」

圧倒的なユーザー数を誇るLINEを通じて、ダイレクトに顧客のスマートフォンへアプローチするツールです。

【主要機能】

配信されたメッセージの約80%がその日のうちに開封されるなど、非常に高い即時性と到達率を誇ります。

開封率やクリック率なども計測することができ、マーケティング施策に応用できます。

  • メッセージ配信: 友だち全員への一斉配信や、属性(年代・性別など)に合わせたセグメント配信。
  • チャット対応: お客様からの問い合わせに対する1対1の個別トークや、営業時間外の自動応答。
  • 販促機能: トーク画面下部に固定される「リッチメニュー」、来店を促す「クーポン」やデジタルの「ショップカード(ポイントカード)」。

【料金プラン】(※月額固定費)

  • コミュニケーションプラン(0円): 無料メッセージ200通/月。まずは無料で始めたい個人店向け。
  • ライトプラン(5,000円): 無料メッセージ5,000通/月。毎月定期的に配信を行う店舗・企業向け。
  • スタンダードプラン(15,000円): 無料メッセージ30,000通/月。友だち数が多く、活発に配信を行う大規模向け(※規定通数を超えた場合は従量課金で追加可能)。

※2026年9月現在。詳細は公式ページをご確認ください。

 

3. LINE WORKS:社内の連携を強化する「ビジネス版LINE」

従業員同士のスムーズな連携と、企業レベルのセキュリティを両立させたツールです。

【主要機能】

単なるチャットだけでなく、業務に必要な機能が網羅されています。

  • 高機能なトーク: 誰が既読したかまで把握できる既読確認機能。
  • グループウェア機能: メンバーの予定がわかるカレンダー、情報ストックに便利な掲示板、タスク管理、アンケート機能。
  • 管理・セキュリティ: アカウントの一括管理、退職者のアクセス権奪取、端末紛失時のデータ遠隔消去。

【料金プラン】(※ユーザー1名あたりの月額・年額契約時)

フリー(0円): 30名まで。基本チャットとグループウェア機能が使えるお試しプラン。

スタンダード(450円): 人数無制限。音声・ビデオ通話(最大200人)や管理者向け機能が充実した標準プラン。

アドバンスト(800円): スタンダードに加え、大容量Drive(100TB)や独自ドメインメールが使える上位プラン。

※2026年9月現在。詳細は公式ページをご確認ください。

 

4.LINE公式アカウントとLINEWORKSの機能比較

このように、

「集客・販促(クーポン、一斉配信)」に関する機能はLINE公式アカウントにしかなく、

「社内の業務効率化(カレンダー、タスク、詳細な既読確認)」に関する機能はLINE WORKSにしか備わっていません。

目的に合わせて使い分けることが重要です。

 

まとめ

自社の課題が

「社内のコミュニケーション不足や情報伝達の遅れ」であればLINE WORKSを、

「新規顧客の獲得やリピーターの育成」であればLINE公式アカウントを導入するのが正解です。

もちろん、この2つは併用可能です。

「LINE公式アカウントでお客様からの予約や問い合わせを受け、その内容をLINE WORKSで社内スタッフに共有する」といった体制を構築することで、フロント業務からバックオフィス業務まで、ビジネス全体のスピードと質を劇的に向上させることができます。

自社の目的に合わせて、最適なツールを活用していきましょう。

もしその使い分けや、「自社の課題の場合、どちらを利用した方がいいのか相談したい」「プロの意見を聞きたい」などあれば、いつでもMARKELINKにお任せください!

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