
夏休みは、多くの大学や専門学校でオープンキャンパスが開催される時期です。
進学を検討している高校生や保護者が学校に興味を持ち、資料請求やイベント予約を行う絶好のタイミングですが、その一方で「せっかく接点を持てても、その後のフォローが十分にできていない」という課題を抱える教育機関も少なくありません。
近年では、学生とのコミュニケーション手段としてメールよりもLINEを利用するケースが増えており、LINE公式アカウントを活用する大学・専門学校も年々増加しています。
さらにLステップを組み合わせることで、一人ひとりに合わせた情報配信やフォローを自動化でき、入学希望者との継続的な関係構築はもちろん、在学生への情報発信やキャリア支援まで幅広く活用することが可能です。
本記事では、教育機関におけるLINE公式アカウント・Lステップの活用方法や導入メリットについて詳しく解説します。
目次
現在、高校生・大学生世代の多くは、日常的なコミュニケーションツールとしてLINEを利用しています。
メールはほとんど開封しない学生でも、LINEの通知はすぐに確認するというケースは珍しくありません。
そのため、
などをLINEで配信することで、情報が学生へ届きやすくなります。
また、LINEは学生との距離感が近く、気軽に問い合わせしやすい点も大きな特徴です。
学校側にとっても、電話対応やメール対応の工数削減につながるため、双方にメリットのあるコミュニケーションツールといえるでしょう。
多くの教育機関では、次のような課題を抱えています。
オープンキャンパスや学校説明会には多くの学生が参加します。
しかし、
「参加して終わり」
になってしまい、その後の接点がなくなるケースは少なくありません。
他校との比較検討期間に何もアプローチできなければ、せっかく興味を持ってくれた学生との関係が途切れてしまう可能性があります。
例えば、
では必要な情報がまったく異なります。
全員へ同じ内容を配信すると、
「自分には関係ない情報ばかり届く」
という印象を与えてしまい、ブロック率が高くなる原因にもなります。
学生対応は、
など多岐にわたります。
そのため、LINE運用まで十分な時間を確保できず、情報発信が止まってしまうケースも珍しくありません。
LINE公式アカウントを導入することで、学生との接点を増やしながら情報発信を効率化できます。
例えば次のような活用が可能です。
LINEから予約ページへ誘導し、参加受付をスムーズに行えます。
開催日前にはリマインド配信もできるため、当日の参加率向上も期待できます。
など、重要な情報をタイムリーに届けられます。
学生自身がスケジュールを管理しやすくなる点もメリットです。
例えば、
などをリッチメニューやチャットボットへ登録しておけば、24時間いつでも確認できるようになります。
担当者への問い合わせ件数削減にもつながります。
LINE公式アカウントだけでも十分便利ですが、Lステップを組み合わせることで、より高度な運用が可能になります。
単なる情報発信ツールではなく、「学生一人ひとりに合わせたコミュニケーション」が実現できる点が最大の魅力です。
例えば、
など希望学科ごとに配信内容を変更できます。
また、
など属性別に配信を分けることで、必要な情報だけを届けられるようになります。
その結果、配信への満足度が高まり、ブロック率の低下にもつながります。
オープンキャンパスへ参加した学生へ、
例えば、
参加当日
「本日はご参加ありがとうございました。」
↓
3日後
「在学生インタビューをご紹介します。」
↓
7日後
「入試制度について詳しく解説します。」
↓
14日後
「個別相談会のご案内」
といった流れを自動で配信できます。
担当者が毎回送信する必要がなく、継続的なフォローを効率よく実施できます。
Lステップではアンケート機能も活用できます。
例えば、
などを事前に取得することで、その学生に合わせた情報提供が可能になります。
学生側も「自分に必要な情報だけが届く」というメリットがあり、学校側もより質の高いコミュニケーションを実現できます。
LINEの活用は、入学希望者への情報発信だけではありません。
入学後も学生とのコミュニケーションツールとして活用することで、学校生活をより快適にサポートできます。
例えば、次のようなシーンで活用できます。
メールでは見逃されてしまう情報も、LINEなら学生の目に留まりやすく、重要な連絡をタイムリーに届けられるようになります。
また、リッチメニューを活用すれば、
などへワンタップでアクセスできるため、学生の利便性向上にもつながります。
大学・専門学校では、キャリアセンターからの情報発信も重要な業務の一つです。
しかし、
など、多くの情報をメールだけで伝えるのは限界があります。
Lステップを活用すれば、学年や希望業界ごとに配信内容を分けられるため、必要な学生へ必要な情報だけを届けられます。
例えば、
など、属性に応じた情報配信が可能です。
さらに、説明会予約やアンケート回答までLINE上で完結させることで、学生の参加ハードルを下げることも期待できます。
LINE公式アカウントを開設するだけでは、十分な成果にはつながりません。
重要なのは、「誰に」「何を」「いつ届けるか」を設計することです。
特に意識したいポイントは以下の3つです。
LINEは友だちを増やすことがゴールではありません。
友だち追加後に、
などへ自然に誘導する導線を設計することで、LINEの価値を最大限に発揮できます。
情報を届けたいあまり、頻繁に配信するとブロック率が高まる可能性があります。
そのため、
「今、その学生に本当に必要な情報か」
という視点で配信内容を精査することが大切です。
セグメント配信を活用すれば、必要な人にだけ情報を届けられるため、配信効果も向上します。
LINE運用では、
などを定期的に確認し、改善を繰り返すことが重要です。
「配信して終わり」ではなく、データをもとに運用を見直すことで、より高い成果につながります。
LINE公式アカウントやLステップは、多くの機能を備えています。
しかし、機能を導入するだけでは十分な成果は得られません。
教育機関ごとに、
など目的は異なります。
そのため、目的に合わせたシナリオ設計や配信設計、導線設計を行うことが成功のポイントになります。
また、運用開始後も効果を分析しながら改善を重ねることで、LINEはより強力なコミュニケーションツールへと成長していきます。
教育機関におけるLINE活用は、単なる情報配信ツールではなく、学生との継続的なコミュニケーションを実現するための重要な仕組みとなっています。
特にLステップを組み合わせることで、
など、教育機関ならではの課題を解決する幅広い活用が可能です。
学生にとって「必要な情報が必要なタイミングで届く」環境を整えることは、学校への満足度向上や志願者との関係構築にもつながります。
マーケリンクでは、LINE公式アカウント・Lステップの構築だけでなく、教育機関の目的や課題に合わせた運用設計・改善提案まで一貫してサポートしています。
「オープンキャンパス後のフォローを強化したい」「学生とのコミュニケーションをもっと効率化したい」とお考えの教育機関様は、ぜひお気軽にご相談ください。