
Lステップは、LINE公式アカウントの機能をさらに拡張し、顧客とのコミュニケーションやマーケティング施策を効率化できるツールとして、多くの企業に導入されています。そして、Lステップは定期的にアップデートが行われており、新機能の追加や既存機能の改善によって、より便利で使いやすいサービスへと進化し続けています。
2026年6月のアップデートでは、「回答フォーム」の大幅リニューアルをはじめ、予約機能の利便性向上やAPIの機能拡張など、日々の運用を支えるさまざまな改善が実施されました。
今回は、2026年6月に実施されたLステップのアップデート内容について、各機能の概要や活用メリットをわかりやすく解説します。現在Lステップを運用している方はもちろん、導入を検討している方もぜひ参考にしてください。
目次
今回のアップデートでは、大きな新サービスが追加されたというよりも、Lステップを日常的に利用する担当者の業務効率を向上させる改善が数多く実施されました。
特に注目したいのは、デザイン性が大幅に向上した「回答フォーム」、CRMや基幹システムとの連携をさらに強化できる「API機能」、そして予約機能の使い勝手を向上させるアップデートです。
また、一斉配信やスタッフ管理、スマートフォンアプリなど細かな機能も改善されており、構築担当者だけでなく運用担当者にとってもメリットの大きい内容となっています。
それでは、各アップデート内容について詳しく見ていきましょう。
今回のアップデートで最も注目したいのが、新しい回答フォームの正式リリースです。
従来の回答フォームよりも自由度が高くなり、ブロックを組み合わせるような感覚でフォームを作成できるようになりました。CSSなどの専門知識がなくても、見やすくデザイン性の高いフォームを作成できる点が大きな特徴です。
例えば、セミナーの申込フォームや来店予約フォーム、資料請求フォーム、アンケートなど、さまざまなシーンで活用できます。
フォームの見やすさは回答率にも影響するため、ユーザーが入力しやすいデザインを実現できることは、企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。
回答フォームでは、ラジオボタンやチェックボックスなどの選択肢を簡単に複製できる機能も追加されました。
これまでは似たような選択肢を一つひとつ手入力する必要がありましたが、今回のアップデートによって複製するだけで設定が完了します。
例えば、都道府県や店舗一覧、サービスメニューなど、項目数が多いフォームを作成する場合でも、設定工数を大幅に削減できます。
構築担当者にとっては、作業時間の短縮だけでなく入力ミスの防止にもつながる、実用性の高い改善です。
Lステップでは、一斉配信ごとの開封率を計測できます。
従来は、開封率を取得する設定を毎回有効にする必要がありましたが、今回からはデフォルトでONになりました。
さらに、開封率を取得できない設定になっている場合は、配信作成時に案内が表示されるようになっています。
開封率は、配信内容の改善やABテストを行ううえで重要な指標です。
取得忘れによる分析漏れを防げるため、LINEマーケティングの精度向上につながるアップデートと言えるでしょう。
個別チャット機能では、オペレーター権限でも動画を送信できるようになりました。
動画を活用することで、文章だけでは伝わりにくい内容も、よりわかりやすく説明できます。
例えば、商品の使い方やアプリの操作方法、サービスの利用手順などを動画で案内すれば、問い合わせ対応の質を高めることができます。
サポート業務だけでなく、営業活動やアフターフォローにも活用できる便利なアップデートです。
スタッフ・オペレーター管理画面に検索機能が追加されました。
ユーザー名やIDでスタッフを検索できるため、担当者が多い企業でも目的のスタッフをすぐに見つけられます。
スタッフ数が増えるほど管理画面が見づらくなるケースがありますが、検索機能の追加によって管理業務の効率化が期待できます。
日々の運用では小さな改善に見えるかもしれませんが、運用担当者にとっては非常にありがたいアップデートです。
Lステップのスマートフォンアプリでも、紹介メッセージやカルーセルを表示できるようになりました。
これまでPCでしか確認しづらかった内容も、スマートフォンから確認できるため、外出先での運用や営業活動がよりスムーズになります。
移動中に配信内容を確認したり、顧客との打ち合わせ中にその場で内容を確認したりと、活用シーンはさまざまです。
スマートフォンでの利便性向上は、現場でLステップを利用する担当者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
LINE公式アカウントには、契約プランごとに月間メッセージ配信数の上限があります。
今回のアップデートでは、送信数が一定割合に達したタイミングで通知を受け取れる機能が追加されました。
例えば、「90%」「95%」「100%」など任意のタイミングで通知を設定できます。
これにより、配信上限に気付かず重要なメッセージが送れなくなるリスクを防ぐことが可能です。
企業アカウントでは月末に配信数が集中するケースも多いため、計画的な運用に役立つ機能と言えるでしょう。
自動応答でも、表示中の友だち・非表示の友だちを対象として設定できるようになりました。
これにより、一斉配信と同様に対象者を細かく制御できるため、不要な配信を防ぎながら適切なユーザーへ情報を届けられます。
細かなターゲティングができることは、LINEマーケティングにおいて非常に重要です。
配信精度の向上だけでなく、ユーザー満足度の向上にもつながる改善と言えるでしょう。
イベント予約では、開催場所のURLをメッセージへ自動で差し込めるようになりました。
GoogleマップのURLやZoomのURLなども設定できるため、参加者への案内がよりスムーズになります。
これまでは手動でURLを入力する必要がありましたが、自動化されることで設定ミスや案内漏れの防止にもつながります。
セミナーや説明会、イベントを開催する企業にとって便利なアップデートです。
カレンダー予約では、過去の予約内容を引き継いで再予約できるようになりました。
リピーターのお客様は、一から情報を入力する必要がないため、予約までの手間を大幅に削減できます。
美容室やクリニック、スクール、フィットネスジムなど、継続利用が多い業種では特に効果を発揮するでしょう。
ユーザーの利便性向上はもちろん、予約率やリピート率の向上にも期待できます。
今回のアップデートでは、API機能も強化されました。
追加された主な内容は以下のとおりです。
これにより、SalesforceやkintoneなどのCRM・SFAとの連携や、企業独自システムとのデータ連携がさらに柔軟になります。
システム開発を伴う案件や、大規模なLINE活用を検討している企業にとっては、非常に価値の高いアップデートです。
今回のアップデートの中でも、特に注目したいのは以下の3つです。
フォームのデザイン性や操作性が向上し、申込フォームやアンケートなど幅広い用途で活用しやすくなりました。
リピーター向けサービスを提供する企業では、予約率向上やユーザー満足度向上が期待できます。
Salesforceやkintoneなど外部システムとの連携提案がさらにしやすくなり、企業のDX推進にも役立ちます。
2026年6月のLステップアップデートでは、回答フォームの刷新や予約機能の改善、API機能の強化など、日々の運用を効率化するアップデートが多数実施されました。
特に、フォーム作成の自由度向上や再予約機能、送信数通知機能などは、多くの企業で活用できる実用性の高い内容となっています。
Lステップは継続的にアップデートが行われており、新機能を積極的に活用することで、LINEマーケティングの成果をさらに高めることができます。
株式会社マーケリンクでは、Lステップの導入支援から構築・運用まで幅広くサポートしております。Lステップの活用方法や導入をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。