
こんにちは!
今日は、少しマニアックで知っておくとちょっとお得なAIの使い方をご紹介します。
その名も「Pre-mortem(プレモーテム)」、日本語にすると「事前検死」という考え方です。
このPre-mortemをAIへの指示に添えるだけで、AIからのお返事の質がぐっと変わります。
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Pre-mortemというものをよく知らなかったので調べてみました。
もともとビジネスや心理学の世界で使われている考え方みたいです。
「まだ何も失敗していない段階で、あえて『失敗してしまった未来』を想像してみる」という方法。
たとえば、新しくお店をオープンさせるとします。普通なら「どうすれば成功するか」を考えると思います。でもこの方法では逆に、「もし3ヶ月後にお店がうまくいかなくなってしまったとしたら、その理由は何だろう?」と、あえて最悪のケースを先に想像してみる。
そうすることで、普段なら見落としていたようなリスクや気をつけるべきポイントが、驚くほどポロポロと見えてくるそうです。
「なるほど、でもそれをAIにどうやって活かすの?」と疑問に思われますよね。
やり方はシンプルです。
AIに何かをお願いするとき、文章の中に「この提案が失敗するとしたら、どんな理由が考えられますか?」「うまくいかないパターンも教えてください」といった一文を加えるだけ。
たとえば、副業のアイデアをAIに相談するとします。普通に「副業のアイデアを教えてください」と聞くと、AIはとても良さそうなアイデアをたくさん並べてくれます。読んでいてワクワクするのですが、少しだけ「うまくいきすぎる」ような、楽観的なお返事になりがちなんです。
ここで先ほどの考え方を加えて、「副業のアイデアを教えてください。また、それぞれのアイデアが失敗しやすいパターンや、うまくいかない理由も一緒に教えてください」と聞いてみます。
すると、返ってくる回答の質がガラッと変わります。
リスクや落とし穴までしっかり考えてくれた、より現実に寄り添った「使える」アドバイスが返ってきます。
AIには、基本的に「聞かれたことにまっすぐ答える」という性質があります。
「良い点を教えて」と聞けば良い点を、「悪い点を教えて」と聞けば悪い点を教えてくれます。つまり、良い点だけを聞いていると、悪い点については教えてくれないことが多いんですね。
当たり前のようにも感じますが、これは意外と見落としてしまいがちなポイントだと思います。
私たちはつい無意識に、「背中を押してほしいな」「いいアイデアだと言ってもらいたいな」というお気持ちでAIに質問してしまうことがあります。そうすると、どうしてもお返事が一方向に偏ってしまいます。
Pre-mortemは、そんな偏りをバランスよく整えてくれる方法です。
「AIへの指示(プロンプト)を工夫する」と聞くと、なんだかハードルが高く感じてしまうかもしれません。
でも、やることは本当にシンプルですのでご安心ください。いつもの質問の最後に、「これが失敗するとしたら、理由は何だと思いますか?」という一文を加えるだけで大丈夫です。
それだけで、AIが返してくれるお返事の幅や深さが驚くほど変わります。
ぜひ一度お気軽に試していただきたいのですが、きっと「あ、こんな視点はなかったかも!」という新しい気づきがあると思います。成功するアイデアと一緒に、気をつけるべきシナリオもあらかじめ知っておけるのは、ちょっとお得な気持ちになりますよね。
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というわけで、今回は「Pre-mortem(プレモーテム)」を取り入れたAIへの質問のコツをご紹介しました。
難しい知識も特別な準備もいりません。「もし失敗したとしたら?」という視点を一つプラスするだけで、AIとのやり取りがぐっと深くなります。
最初から完璧な答えを探すよりも、「つまずきやすいポイント」をあらかじめ知っておく方が、実は上手くいくための近道になったりするものかなと思っています。
ぜひ一度、お試しください!