
LINE公式アカウントからLステップへステップアップしたばかりの時期は、
機能の多さにワクワクする反面、思わぬ設定ミスが大きなトラブルにつながることもあります。
今回は、現場で実際に起きた「回答フォームにまつわる2つのトラブル事例」をシェアします。
クライアントワークをされている方や、自社で運用を始めたばかりの方は、ぜひ「転ばぬ先の杖」として参考にしてください。
リッチメニューから直接アンケートや診断に飛ばしたい!というご要望は多いものです。
しかし、ここで「スタートプラン」をご利用の方は注意が必要です。
スタンダードプラン以上であればLステップ側でリッチメニューを制御できますが、
スタートプランの場合はLINE公式アカウント側で設定することになります。
(Lステップのスタンダードプラン以上ではリッチメニューの設定で
直接回答フォームの設定を行うことが可能です。)
他のアカウントで直接フォームを開いているアカウントを見ると
「なんだ出来るじゃん!」とスタートプラン以下の設定でもできると思われる方もいるでしょう。。
そこでやりがちなのが、Lステップの回答フォーム作成画面にある「外部URL」をそのままリッチメニューのリンク先に設定してしまうことです。
何が起きるのか?
「匿名回答」になってしまいます。
つまり、誰が回答したのかシステムが特定できず、せっかく設定したアクション(タグ付けやポイント付与、ステップ配信の開始など)が一切発動しません。
解決策
スタートプランの場合、リッチメニューには「テキスト」を設定しましょう。
リッチメニューのボタンにキテキストを設定(例:「アンケート」)
Lステップの「自動応答」でそのテキストに反応させる
自動応答の返信として「テンプレート」から回答フォームを呼び出す
この「ワンクッション」が、友だち情報と回答を紐付けるための鍵となります。
これは個人情報漏洩にもつながりかねない、非常に危険なミスです。
Lステップの回答フォームをメッセージで送信すると、一見同じURLに見えますが、実は一人ひとりに異なる個別の識別コードが付与されています。
何が起きるのか?
例えば、Aさんのトーク画面に届いたURLをコピーして、Cさんに送ったとします。
すると、「Cさんが回答したのに、システムはAさんが回答したと認識する」という逆転現象が起こります。
恐ろしい二次被害
もしサンクスメッセージに「回答内容の代入(お名前など)」を設定していた場合、Cさんの個人情報がAさんのLINEに届いてしまうことになります。これは重大なクレームに発展しかねません。
運用担当者からすれば「まさかそんなことしないでしょ」と思う操作でも、仕組みを知らないお客様(クライアントやエンドユーザー)にとっては、効率的な操作に見えてしまうことがあります。
運用を安全に進めるためのチェックポイント
回答フォームは必ず「テンプレート」から呼び出す。
トーク画面上のURLをコピーして使い回さないよう、チーム内で周知する。
LINE公式アカウントのリッチメニューには、直接外部URLを貼らない。
「予測不可能な行動」を未然に防ぐのも、プロの仕事です。
お互いが安心して運用できるよう、導入初期のレクチャーにはこれらの失敗事例をぜひ盛り込んでみてくださいね。