
2026年2月16日、LINEヤフー株式会社より「LINE公式アカウント」の追加メッセージ料金の改定が発表されました。
適用開始は2026年秋頃を予定されています。(2026年3月12日現在の情報)
今回の改定は、特に大量のメッセージ配信を行っている企業や店舗にとって
コスト面で大きな影響を与える可能性があります。
本記事では、改定のポイントと、今後求められる「賢いLINE運用術」をコンパクトに解説します。
引用:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20260216/
今回の改定では、これまで配信数に応じて細かく単価が下がっていた
スライド制(ボリュームディスカウント)が廃止され、シンプルな「2段階制」へと統合されます。
月間20万通までの追加配信: 1通あたり3円(税別)
月間20万通を超える追加配信: 1通あたり2.5円(税別)
※スタンダードプラン(月額15,000円)の無料メッセージ3万通を超過した分が対象です。
これまで月間数十万通〜数百万通を配信し、1円台の低単価で運用していた
大規模アカウントにとっては、実質的な「コスト増」となるケースが多いため注意が必要です。
現在の追加メッセージ料金はこちら。
料金改定後も費用対効果を維持・向上させるためには、「一斉配信」から脱却し、
「配信の無駄を削ぎ落とす」戦略への移行が不可欠です。
全友だちに同じ内容を送るのではなく、属性(性別・年齢・地域)や、
過去のメッセージをクリックしたユーザーだけに絞って配信しましょう。
配信対象を精査すれば、通数を抑えつつ反応率(クリック率や成約率)を高めることが可能です。
メッセージを送らなくても、ユーザーが自発的に情報を探せる「リッチメニュー」を充実させましょう。
キャンペーン情報やクーポンの常設
予約フォームやFAQへの誘導 これらをメニューに配置することで、
プッシュ配信の頻度を下げても、ユーザーをコンバージョンへ導く動線を確保できます。
「攻め」の配信だけでなく、ユーザーからの問い合わせに応える
「守り」の運用を強化しましょう。
応答メッセージを活用すれば、配信通数を消費することなく、
ユーザーの疑問を即座に解決して満足度を高めることができます。
2026年秋の料金改定は、単なるコスト増ではなく「LINE運用の質」を見直すチャンスです。
現状の配信数に基づき、新料金でのコストを試算する
「誰に届けるか」を精査し、無駄な配信を削減する
リッチメニューや応答メッセージを使い倒し、配信以外の接点を増やす
これらを進めることで、コストを適正に管理しながら、
ユーザーに「自分宛の役立つ情報」だと感じてもらえる良好な関係性を築くことができます。