
Lステップの営業をしていると、ついついつい「機能を盛り盛りにして、リッチメニューもボタンを敷き詰めましょう!」と提案したくなるものです。しかし、吉野家のアカウントを見て、私は自分の慢心を恥じました
吉野家のリッチメニューは、通常の半分のサイズである「ハーフサイズ」を採用しています
目次
吉野家の最大の特徴は、リッチメニューを最小限のコンテンツに絞っている点です
画面を占有しない潔さ: 画面の半分を占めるハーフサイズにすることで、トーク画面に届く最新のクーポン情報を邪魔せず、一画面に収まる視認性を確保しています
「MENU」への最短距離: 「LINEでかんたん!MENU」ボタンを配置し、ユーザーがお店で注文に迷った際、すぐに商品ラインナップを確認できる実用的な設計になっています
「多機能=正義」ではなく、「牛丼を食べたい」というユーザーの直感的な行動を妨げない、計算された引き算のデザインです。
配信頻度やメッセージの構成についても、非常にストイックです。
厳選された配信頻度: 月に2〜3回程度と、あえて配信を絞ることで「通知がうるさい」という不快感を与えません
圧巻のクーポンラインナップ: 1枚の画像に複数のクーポンをズラリと並べ、ユーザーが左右にスクロールしながら気になるメニューを選ぶ見せ方は、視覚的な満足度が非常に高い手法です
「通知が来たらお宝情報がある」という信頼関係を築きつつ、スクロールという能動的な動作を促すことで、ユーザーの「食べる意欲」を刺激しています
現状でも「シンプル・イズ・ベスト」を体現している吉野家ですが、Lステップの営業担当として「さらに来店頻度をブーストさせる」提案をするなら、この2点です。
「最後にタップしたメニュー」によるセグメント配信:
「から揚げ」のクーポンをタップした人には、次回「から揚げ定食の魅力」を追い打ちで送るなど、タップログに基づいたレコメンドを自動化すれば、さらに成約率は高まります。
「時間帯・天候」によるリッチメニューの自動切り替え:
ランチタイムには「牛丼」を、深夜には「定食」を一番目立たせる。または雨の日に「雨の日限定サイドメニュー無料」をリッチメニューに出すなど、お客様の状況に合わせて店構え(メニュー)を変えるおもてなしを実装します。
吉野家の事例から学べるのは、「ユーザーが何を求めてLINEを開くのか」を徹底的にシンプルに考える重要性です。
「リッチメニューを大きくすればいい」「毎日配信すればいい」というわけではありません。特にお客様が忙しい日常の中で利用するサービスであれば、吉野家のような「引き算の運用」こそが、ブロックを防ぎ、長く愛される秘訣になります
「自社のアカウント、情報を詰め込みすぎていないかな?」「もっとシンプルに成果を出したい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。貴社のお客様にとって、最も心地よい導線を一緒に設計しましょう!