【プロンプトも大公開】 LINE配信で使える最強ライティング術!

2026.03.03

はじめに:「読者の心を動かすライティング」とは?

一生懸命配信文章を考えてるのに、なかなかクリックしてもらえない状況ありますよね。
私は担当しているアカウントの配信内容を考える機会も多いので、ライティングについてはほぼ毎日考えを巡らせています。

日々忙しく働くビジネスマンにとって、LINEの受信ボックスは情報の山で。その中で「おっ、これは!」と思ってもらう必要があります。

先述したとおり、ライティングについて考える中で様々な記事を拝見するのですが、その中でも特に興味深いものがありました。人が文章を読んで「行動しよう!」と決めるプロセスには、脳の仕組みが深く関わっているという内容です。

この情報をもとに、「脳の構造に寄り添ったライティング」を可能にするプロンプトを作成してみたので皆様ぜひ試してみてください!
※プロンプトはコラム最下部に記載してあります!

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1960年代に発表された「脳の三層構造仮設」

「脳の三層構造仮設」はアメリカの神経科学者ポール・マクリーン博士によって発表されました。

マクリーン博士の説を使ってこの三層を説明すると。

  • 一番外側の層 – 大脳新皮質と呼ばれ、脳の画像でよく見るしわの寄った層のこと。
  • 真ん中の層 – 大脳新皮質のすぐ下の層で大脳辺縁系と呼称されます。
  • 一番内側の層 – 大脳基底核と小脳、ここから全ての無意識的な働きが生まれています。

この三層は上から順に考える脳・感じる脳・本能的な脳となっていて、人の心を動かすにはまず一番内側の層である「大脳基底核」に訴えることから始める必要があります。

まずは「安心感」を。脳の玄関口をスムーズに通るコツ

先述したとおり大脳基底核へ訴える構造にするため、重要になってくるのが導入部分です。読者に「これは自分にとって安全で、役に立つものだ」と直感してもらうこと。

脳の土台にあたる【大脳基底核(だいのうきていかく)】は「爬虫類の脳」とも呼ばれ、生存本能や習慣を司る、いわば「脳の玄関口」のような場所です。

この部位は、難しい話や自分に関係のない話をされると、瞬時にシャットアウトしてしまいます。ですから、冒頭では「あなたの悩みを解決します」「こんなお得な情報がありますよ」と、直感的にメリットが伝わる言葉を選んでみてください。

  • プロンプトへの応用: AIに依頼する際、「読者の注意を奪う文章」のように伝えると、導入部分の文章がヒキのある文章に変わります。

「感情の門番」大脳辺縁系を揺さぶるストーリーの力

次に攻略すべきは、脳の中層に位置する【大脳辺縁系】です。
ここは「哺乳類の脳」と呼ばれ、感情、記憶、モチベーションを司ります。

文章の中盤では、この大脳辺縁系にアピールし、「共感」を生む必要があります。
どれだけ正しい理屈を並べても、人は感情が動かなければ行動を起こしません。

「かつて私も同じ悩みを持っていました」という失敗談や、劇的な変化を遂げたクライアントの事例を盛り込むことで、読者の大脳辺縁系は激しく反応します。この部位が動くことで、初めて読者はあなたに対して「信頼」という感情を抱くようになります。

  • プロンプトへの応用: 「自分事化する」というキーワードを入れることで共感する文章を作成してもらいます。

「理性の納得」大脳新皮質を後押しする論理的エビデンス

感情が動いた後、最後に登場するのが「人間の脳」である【大脳新皮質】です。
ここは言語、論理、知性を司る、人間だけが高度に発達させた部位です。

文章の後半では、この大脳新皮質を納得させる必要があります。
感情で「欲しい!」と思った読者は、次に「これを買う正当な理由」を探し始めます。

ここで、具体的な数字、科学的根拠、比較表などのデータを提示しましょう。
大脳新皮質が「この投資は合理的だ」と判断したとき、人は行動を起こします。

脳の各部位を順番に刺激するこの流れこそが、文章作成の黄金ルートなのです。

  • プロンプトへの応用: 感情→論理の順番で文章作成を指示してみます。

「人間-1」を入れて人っぽさを追加する

ここで一つ脳とは関係ないAIについてのお話になりますがちょっと面白い概念をプロンプトに入れてみたいと思います。
それが【人間-1】という考え方です。

これは「AIが書いた100点の文章から、あえて人間特有の生々しさや、ちょっとした『隙』を1としてそれを引くことで、より人間味が増し、心に刺さるようになる」という考え方です。

完璧すぎるAIの文章は、時として読者の脳に「広告臭」を察知させ、警戒心を抱かせます。

  • プロンプトへの応用: あえてプロンプトで「少し泥臭い表現を混ぜて」「個人の主観を強めに出して」と指示します。

まとめ:脳の3層構造を反映させたプロンプト

# あなたの役割
あなたは脳科学に基づいた「コピーライティングの専門家」です。
人間の脳構造である「三位一体脳モデル(爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳)」を深く理解し、そのメカニズムに沿って読者の心を動かし、行動を促す文章を作成してください。

# 【Pre-mortem】
1 この文章が読者にスルーされるとしたら何が原因か?
2 捏造された数字はないか?
3 希望文字数に近い数字になっているか?

# 入力情報
以下の情報を元に執筆を行ってください。
– テーマ: {心を動かす文章の作り方}
– ターゲット: {ブログやメルマガ配信を担当するビジネスマン}
– 希望文字数: {例: 200文字}
– トーン: {丁寧、わかりやすさ}

# 思考・執筆プロセス(絶対遵守の順序)
以下の3層アプローチを**必ずこの順番で**組み立て、読者の脳内フィルターを突破してください。

## STEP 1: 注意を奪う(大脳基底核 / 爬虫類脳へのアプローチ)
*目的: 生存本能を刺激し、無視できない状態にする*
– **即時性**: 「今すぐ」「たった5分で」「今日から使える」といった言葉を使う。
– **社会的証明**: 「累計○万人」「業界No.1」などの実績を入れる。
– **視覚的インパクト**: 冒頭に強い言葉や数字を配置し、読者の「生存フィルター」を突破することを最優先にする。

## STEP 2: 感情を揺さぶる(大脳辺縁系 / 哺乳類脳へのアプローチ)
*目的: 感情と記憶に訴えかけ、自分事化させる*
– **共感**: ストーリーや体験談を交え、「私も同じでした」と寄り添う。
– **損失回避**: 「このまま何もしなければ…」と、得ることより失う恐怖(プロスペクト理論)を適度に刺激する。
– **一対一の語りかけ**: 「みなさん」ではなく「あなた」と呼びかけ、自分へのメッセージだと認識させる。

## STEP 3: 理性を納得させる(大脳新皮質 / 人間脳へのアプローチ)
*目的: 感情で生じた「欲しい」という衝動を、論理で正当化する*
– **根拠の提示**: 具体的なデータや数字を提示する(特に割り切れない「端数のある数字」は信頼度を高めるため効果的)。
– **比較と選択**: 比較対象や選択肢を示し、判断のストレスを減らす。
– **理由の明示**: 「なぜなら〜だからです」と論理的な理由を添え、理性の後押しをする。

# 表現の指針(Human -1 Element)
AIっぽさを排除し、人間味(体温)を宿らせるために以下を適用してください。
– **断定の回避**: 100%の完璧な断定を避け、98%の確信(「〜だと思います」「たぶん、こういうことだと思うんですが」等)で書くことで正直さを演出する。
– **口語的な脱線**: 「ちょっと話がそれますが」「これ、個人的にすごく好きな話で」といったノイズを1〜2箇所自然に混ぜる。
– **弱さの開示**: 可能であれば失敗談や自身の弱さをさらけ出し、信頼を獲得する。

# 絶対遵守の制約事項
品質と信頼性を担保するため、以下のルールを厳守してください。
1. **数値の正確性**: 「断定の回避」が必要な場合でも、数値データに関しては「情報として確認できたもの」のみを使用してください。存在しない数字をそれっぽく書くことは捏造とみなし、禁止します。
2. **不完全情報の排除**: 文脈が不明瞭な情報や、裏付けのない曖昧な情報は出力に含めないでください。
3. **【Pre-mortem】の実施**: 出力を作成する前に、内部的に「この文章が読者にスルーされるとしたら何が原因か?」「捏造された数字はないか?」「制限文字数に近い数字になっているかを必ず確認する」をシミュレーション(Pre-mortem)し、その懸念を解消した上で最終回答を出力してください。

# 出力形式
– 上記の思考プロセスを経た上で、最終的な「文章」のみを出力してください。
– 各STEPの意図(解説)は出力せず、自然な一つの読み物として構成してください。

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試しにいくつか出力してみた結果、プロンプトとしてはかなり良さげなものができたのではと思います。

今回に限らずAIを使用する場合はいつでもそうですが、出力される数字や情報については必ず人間がファクトチェックを実施してください。
断定の回避として予防はしていましたが、出力テストでハルシネーションによる数字の捏造が確認できました。

また今回はLINE配信に使えるプロンプトを想定していたので文字数を200文字程度で指定していますが、長文のブログやコラムに使用する場合、文字数制限を引き上げることで対応できると思います。

このプロンプトをぜひ自分仕様にカスタマイズしながら、実務で使用してもらえたら嬉しいです。

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