
いつもありがとうございます。これまで600社以上のLINE公式アカウントの構築・運用に携わってきた、堤と申します。
LINE公式アカウントで成果を出すために重要なのは、「とりあえず配信する」ことではありません。
重要なのは、配信を一つのプロジェクトとして捉え、PDCAを回し続けることです。
これまでLINE公式アカウントが配信されている今、実態として驚くべきなのは、多くの企業が「何となく配信」になってしまい、結果が出ないままLINE運用をしていることです。しかし、正しい手順でPDCAを回せば、LINEは非常に強力な売上装置になります。
今回は、LINE配信の「企画 → 実施 → 分析 → 改善」までの一連の流れを解説します。
目次

最初にやるべきことは、「今回の配信の仮説と狙いは何か」を明確にすることです。まずは今月のLINE配信で何を達成したいかを明らかに目標を設定します。(上図参照)
目的が曖昧なまま配信すると、内容もぼやけてしまい、成果につながりません。
重要なのは、”なんとなくこの配信をする”ことではなく、「これだけ売り上げたいから、この配信をする」と目標から逆算して配信をすることです。
次に考えるのは、
・配信日・曜日
・時刻
・配信形式(リッチメッセージなど)
・配信対象者
・配信テーマ(ダラダラ書かずに一言で言うと)
・狙い(数字を伴って)
・目標数
これらを明文化することです。当たり前のことですが、同じ配信でも、金曜日に配信するのか、土曜日に配信するのかでも結果は全く異なってきます。
この中でも特に重要なのは、数字を伴って必ず狙いを書くことです。この配信でいくらを売り上げるのか、どのくらいの集客数を見込むのか、どのくらいのタップ率なのかを書きます。この数字を予想していくと、運用者としての勘が研ぎ澄まされていくわけです。
企画が固まったら、実際に配信を行います。この配信の結果を具に記録していくことで、月に4回の配信でも年にすると、約50配信のデータを残していくことができます。
ちなみに配信時に意識すべきポイントは次の3つです。
LINEは一覧画面で最初の1文しか見られません。
そのため、冒頭で興味を引けるかが重要です。
例:
・【本日限定】50%OFFクーポン配布
・残り3名で受付終了です
・LINE限定の特別案内です
これは意外なことですが、1枚の画像だけの配信よりも、長文で訴求するテキストを加えて、テキスト+画像の形態を取ったほうが反応率は上がります。
CTA=コールトゥアクションと呼びます。これは配信の出口のことを指し、1配信であのサービスも見てね、このサービスも知ってねと複数の出口があると、言いたいことが散漫になってしまいます。そのため、1配信=1CTA(1配信につき1つの出口)を意識します。

配信後は必ず数値を確認します。配信をしたらそれで終わりになっている企業がほとんどであるため、ここで大きく差がつきます。
主に見るべき指標は次の3つです。
・開封率
・タップ率
・目標コンバージョン数や売上(予約・購入など)
例えば、
開封率:60%
クリック率:8%
予約数:12件
このように数値で結果を把握することで、次の改善につなげることができます。具体的には上手のように記入していきます。
分析が終わったら、次は改善です。まずこの配信を5段階評価(花丸、二重丸、丸、三角、ばつ)でします。花丸の評価基準は、予想以上に効果が出たかつ、次月やそれ以降の月でも少し企画の仕方を変えれば、同じように成果が見込める配信のことを指します。
この配信を「鉄板配信」と呼び、これを1つの企業にいくつ作れるかが、良いLINE配信かどうかを決定づけるものとなります。
そして最後は、その配信に対する具体的な評価をし、”よかった” “悪かった”だけではなく、具体的にどう改善していくかを記載していきます。
このように、
結果 → 仮説 → 改善
の流れを作ることで、LINE配信の精度はどんどん上がっていきます。
LINE運用で成果が出る企業と出ない企業の違いは、PDCAを回しているかどうかです。
成果が出ない企業の多くは、
・思いつきで配信
・数値を見ない
・改善しない
という状態になっています。
一方、成果を出している企業は、
・目的を決めて配信
・必ず数値を確認
・次の配信に活かす
というPDCAを回し続けています。
LINE配信は一度の成功ではなく、改善を積み重ねることで成果が伸びていく媒体です。
LINE配信の基本的なPDCAは以下の流れです。
1.配信の仮説と狙いを決める
2.配信企画の詳細を決める
3.配信の実施をする
4.数値を分析する
5.改善案を出す
このサイクルを回し続けることで、LINE公式アカウントは「ただの配信ツール」から「売上を生む資産」へと変わっていきます。
当記事でも画像で紹介した「配信PDCAシート」を上手に活用するところからまずは始めてみてください。それだけでも、LINEの反応は大きく変わります。
「配信PDCAシート」は以下のリンクから、弊社のLINE公式アカウントに登録すると、その場でダウンロードすることができますよ!