【2026年版】拡張ツールなしでも成果は出る!LINE公式アカウントを正しく運用するために、最初にやるべき「運用の準備」Vo.2

2026.01.28

「初期設定は終わった。でも、次に何を配信すればいいのか、どう運用すれば成約に繋がるのかが分からない……」「一斉配信をしているけれど、誰に響いているのか分からない」

そんな悩みを持つ運用担当者の方は少なくありません。

初心者さんのLINE公式アカウント運用において、初期設定を終えて直面する最初の壁が、この「ユーザーの不可視化」と「運用って何する?」です。

本コラムでは、初期設定を終えた方が次に踏み出すべき「運用の準備」について、LINE社の公式サイトが推奨する情報をベースに5つの「準備」を解説します。

「見えない友だち」をあぶり出そう(アクション誘導の仕掛け作り)

LINE公式アカウントの仕様上、友だち登録されただけでは、管理画面の「チャット」一覧にユーザーは表示されません。 ユーザー側からメッセージやスタンプなどの何か自主的な「アクション」があって初めて、私たち運用者側はその登録者が誰なのかを認識し、個別のタグ付けやチャットでのコミュニケーションが可能になります。

「スタンプを送ってください」はもう古い?

以前は「登録特典をあげるのでスタンプを送ってください」という手法が流行ったりしていましたね^ ^ しかし、簡単な設定でユーザーに手間を感じさせず、自然に自主的なアクションを促す仕組みを作ることができます。

  • リッチメニュー×自動応答

    リッチメニューのボタンにユーザーが興味のあるコンテンツを作成し、タップすると特定の「キーワード」が自動送信されるように設定。

  • キーワード応答での特定プレゼント

    「【秘密】と入力した方だけに動画をプレゼント」といった施策を打ちます。スタンプ送信に近いですが、キーワードに合わせた異なる特典の付与や関心度の把握が可能に。

  • 参加型コンテンツの設置

    標準機能の「カードタイプメッセージ」でイエス・ノーで回答するような1TAPで答えられるアンケートをあいさつメッセージに組み込む。また「応答メッセージ」を組み合わせ、診断やクイズ形式でアンケート回答を選んでもらうことで、楽しみながらアクションを誘導。

ここが重要: 登録直後に「思わずタップしたくなるような工夫」をトーク画面内で入念に準備しておくことが、ユーザー表示の第一歩です。特に無料で実装できる「リッチメニュー」はボタンの遷移先をリンクで設定してしまうと自発的なアクションとして認識されないので、テキスト排出で設定したキーワードへの自動応答で遷移先リンクを表示するなどの一手間をいれることで、自然な仕掛けを作ることができます。リッチメニューの設定はこちら

 視覚情報を整理しよう(ツールの「型」の種類と準備)

メッセージ配信は「何を伝えるか」に合わせて最適な「型」を選ぶのが鉄則です。ここでは標準機能で使える主要なツールを整理します。

この「型」は毎月の配信に利用するのはもちろんですが、リッチメニューからのコンテンツ作成にも利用できます。LINE公式アカウントをミニマムなコストで使い倒すには必ずフル稼働させたい機能です。

ここが重要:これらのクリエイティブは、配信とは別に、あらかじめ「テンプレート」として管理画面の「メッセージアイテム」内に保存しておきましょう。

「効率」と「温もり」を両立する(チャット運用)

1対1のチャットこそがスモール運用の成約の鍵ですが、全てを手動で行うとパンクします。

ここで意外と便利な「定型文」と「応答メッセージ」「AIチャットボット(β)」の使い分けが重要になります。

① 定型文(手動の効率化)

チャット画面でよく使う文章(住所、振込先、予約の確認事項など)を登録しておく機能です。

  • メリット: 人間が内容を確認してから送るため、誤送信を防ぎつつ、一瞬で返信が完了します。個人向けの+αのメッセージをつけることで親密なコミュニケーションを築き、信頼感UPへつながります。

  • 豆知識: 「ありがとうございます」「確認いたします」といったよく使う日常語や挨拶も、あえて定型文にしておくことで、担当者ごとの表記ゆれを防げます。

② 自動応答メッセージ(24時間自動化)

特定のキーワードに反応して設定文が自動返信する機能です。

  • メリット: 深夜や休日でもユーザーを待たせません。

  • 使い分けのコツ: 「予約」や「営業時間」など、事実確認で済むものは自動応答。「相談」や「クレーム」など、感情のケアが必要なものは手動(&定型文活用)と切り分けましょう。

「定型的なFAQ」はAIチャットボット(β)に任せ、「個別の成約・教育」

これまでのLINE公式アカウントの自動応答(応答メッセージ)は、あらかじめ設定した「キーワード」とユーザーのメッセージが「完全一致」しなければ反応しませんでした。しかし、「AIチャットボット(β)」は、AIが文章の文脈を読み取ります。

  • メリット: 「何時まで開いてる?」「夜は何時まで?」といった揺らぎのある質問に対しても、AIが内容を判断して最適な回答を返します。

  • 使い分けのコツ: 「定型的なFAQ」はAIチャットボット(β)に任せ、「個別の成約へのアプローチ」は手動で行う

新機能「AIチャットボット(β)」についてはこちら

自動でファンを作る(ステップ配信)

ステップ配信は、友だち追加からの経過日数や条件に合わせて、あらかじめ設定したメッセージを自動で届ける機能です。拡張ツールなしで「教育」を自動化する最強の武器です。

理想的な7日間シナリオ例

  • Day 1(追加直後):挨拶+ベネフィット+アクション誘導

    「登録のメリット」を伝え、リッチメニューを触ってもらう仕掛けを置く。

  • Day 2(1日後):自己紹介・理念(ストーリー)

    なぜこのサービスをやっているのか?という「想い」を伝え、信頼を構築する。

  • Day 4(3日後):お役立ち情報(ノウハウの提供)

    「売り込み」ではなく、ユーザーの悩みを解決する有益な情報を届ける。

  • Day 6(5日後):社会的証明(お客様の声)

    実際の利用者の声を紹介し、「自分もこうなれるかも」というイメージを持たせる。

  • Day 7(6日後):オファー(限定特典・クーポン)

    ここで初めて具体的な商品案内や、来店を促す強力なクーポンを送る。

   ステップ配信について詳しくはこちら

 

 データを資産に変える(セグメント配信:タグとオーディエンス)

LINE公式アカウントの運用は配信ありきです。「誰に送るか」を決めるのがタグとオーディエンスです。ここには「人数の壁」という重要な仕様があります。

チャットタグ

  • 利用条件: ユーザーからアクションがあり、チャットが可能になった相手に対して、1人から利用可能です。

  • 活用法: 「購入済み」「見込み客」「イベント参加者」などの属性を手動で付与します。

  チャットタグの付与方法はこちら

ここが重要:「標準機能」では最大5個までタグが作成でき、作成したタグは各チャットルーム1個ずつ紐付けができます。有料プランの「チャットProオプション」を利用すると、最大300個までタグを作成でき、各チャットルーム30個までタグの紐付けが可能です。

オーディエンス(セグメント配信の管理)

特定の条件でユーザーをひとまとめにし、そのグループに絞って配信をする機能ですが、配信に利用するには「最低人数」が必要なものもあります。

オーディエンスの種類 配信に利用可能な最低人数(目安) 概要
ユーザーIDアップロード なし(一人からOK) 外部のIDリストを直接アップロードする場合
クリックリターゲティング 50人以上 過去の配信のリンクをクリックした人
インプレッションリターゲティング 50人以上 過去の配信を開封した人
チャットタグオーディエンス なし(一人からOK) 特定のタグが付いた人に絞り込んで配信

ここが重要: 「クリックリターゲティング」などは、最低でも50〜100人程度のデータが蓄積されないと、それを使った絞り込み配信ができません。「チャットタグ」は一人からでもセグメント配信が可能です。初期段階ではまず、「チャットタグ」をコツコツ付けておくことが、将来的なセグメント配信(絞り込み配信)への唯一の近道です。


まとめ:2026年のLINE運用は「準備」で決まる

拡張ツールを使わないミニマム運用において、ぜひ取り入れて欲しい施策は、「ユーザを可視化する仕掛け」「配信ツールでのコンテンツ作成」「コミュニケーションは自動と手動を併用」「セグメント配信へむけたタグの活用」です。

  1. アクションを促す仕組みで、ユーザーを可視化する。

  2. 適切な配信ツールで、視覚的に伝える。

  3. チャットとステップ配信で、自動化と親密さを両立する。

  4. タグ付けを徹底し、50人、100人とデータが溜まった段階で高度なセグメント配信へ移行する。

手間もかかり泥臭い作業になりますが、このステップを愚直に守るだけで無料のプラン内でも成果の手応えを感じることができるかと思います。

友だちが増えると手動での管理は大変になります。運用が確実に売上の創出につながっている場合、Lステップなどの拡張ツールを導入することでより効率的に成果へつなげるマーケティングや成約動線の構築が可能になります!その際には、ぜひMARKELINKにご相談ください。あなたの事業に最適なLINE公式アカウントを作り上げるお力添えができると幸いです!

引用・参考資料

本コラムの情報は、LINEヤフー株式会社が提供する以下の公式ガイドラインおよびマニュアルに基づいています。

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