
2026年、LINE公式アカウントを取り巻く環境は大きな転換点を迎えています。かつては、高度なマーケティングを実現するためには、LステップやLメッセージといった外部の拡張ツールを導入しなければ難しいと言われていた時期もありました。
しかし、現在はLINE公式アカウントの標準機能自体が飛躍的に進化を遂げており、それだけでも十分に成果を出せるというケースも増えています。
もちろん、より複雑なステップ配信や高度な分析を自動化するには依然として拡張ツールの力が必要ですが、まずは土台となる標準機能を100%以上に使い倒すことこそが、本質的な成果につながる一番の近道です。
こちらでは、まずは標準機能の中でも「新規の友だち追加」と「来店・購入の後押し」を同時に狙える、友だち紹介クーポンを軸に活用法を解説します。
LINE公式アカウントのクーポンは、友だち追加してくれたユーザーが、来店時などにクーポン画面を提示して使える“デジタル版の紙クーポン”のような機能です。割引やプレゼントなどの特典を載せられます。
また、クーポンはメッセージで配信できるため、「友だち限定のお得情報」として届けることで、来店のきっかけづくりにもつながります。
友だち紹介クーポンは、すでに友だちになっているユーザーがクーポン紹介ページをシェアし、紹介された側がそのアカウントを友だち追加すると、紹介した側・紹介された側の両方がクーポンを獲得できる仕組みです。
この仕組みが強い理由はシンプルで、
企業・店舗側:ユーザー間で自然に周知され、新規友だち追加や来店促進の“仕組み”を作れる
ユーザー側:シェアした分だけお得になりやすく、獲得〜シェアまでLINE上で完結するので動きやすい
さらに、管理画面で「紹介したユーザーが獲得できる枚数の上限」を設定できる点も特徴です(通常のクーポンは複数枚獲得の上限設定ができない、と記事内で触れられています)。
設定は、LINE公式アカウント管理画面の「クーポン」メニューで、獲得条件に**「友だち紹介」**を選んで作成します。
作成時は、用途に合わせて以下のタイプを選択できます。
割引
無料
プレゼント
キャッシュバック
その他
「来店を増やしたい」のか「購入単価を上げたい」のかで、設計が変わるので、まずは目的を一つに絞るのがコツです。
まずは紹介したいユーザーが、クーポンの紹介ページを家族・友人にシェアします。
紹介された側が友だち追加してクーポンを獲得すると、紹介した側にも公式アカウントから通知が届き、クーポンを獲得できます。
なお、紹介した側に自動送信される「獲得通知」は、メッセージ通数にカウントされないと明記されています。
対象になるのは、その公式アカウントを一度も友だち追加したことがないユーザーです。
シェアされた紹介ページにアクセスし、画面下部のボタンから友だち追加してクーポンを獲得します。
ここは落とし穴なので、必ず注意点もセットで案内しましょう。
以前に一度でも友だちだった場合は獲得できない
友だち紹介クーポン“以外の経路”で友だち追加してしまうと獲得できない
つまり、「紹介ページ → そのまま友だち追加」の導線が崩れると成果が落ちます。
記事では例として、来店促進なら「フード1品無料」「デザートプレゼント」、購入促進なら「300円引き」「10%オフ」など、目的に沿った特典設計が紹介されています。
さらに、クーポンのテキストは「来店で使える」など、一目で用途が分かる表現にするのがおすすめ、とされています。
友だち紹介クーポンは、リッチメニューに導線を置くのが効果的です。
リッチメニューはトークルーム下部に固定表示され目に留まりやすいので、そこからクーポン紹介ページへすぐ遷移できる状態にすると、シェアや利用がラクになります。
また、友だち紹介クーポンはメッセージ配信も可能なので、設定した“推しポイント”を整理して告知すると、利用されやすくなる、と締めくくられています。
友だち紹介クーポンは、「ユーザー同士のシェア」を味方につけて、友だち追加と来店・購入を同時に後押しできる機能です。
仕組み:紹介ページのシェア → 友だち追加 → 両者がクーポン獲得
設定:管理画面「クーポン」→獲得条件「友だち紹介」
注意:紹介された側は「初回友だち追加」かつ「紹介経由で追加」じゃないと獲得不可
活用:特典は“行動直結”に。導線はリッチメニューに常設。必要に応じてメッセージでも告知