【2026年版】拡張ツールなしでも成果は出る!LINE公式アカウントを正しく運用するために、最初にやるべき「基本の設定」Vo.1

2026.01.09

2026年、LINE公式アカウントを取り巻く環境は大きな転換点を迎えています。かつては、高度なマーケティングを実現するためには、LステップやLメッセージといった外部の拡張ツールを導入しなければ難しいと言われていた時期もありました。

しかし、現在はLINE公式アカウントの標準機能自体が飛躍的に進化を遂げており、それだけでも十分に成果を出せるというケースも増えています。

もちろん、より複雑なステップ配信や高度な分析を自動化するには依然として拡張ツールの力が必要ですが、まずは土台となる標準機能を100%以上に使い倒すことこそが、本質的な成果につながる一番の近道です。

こちらでは、2026年最新の視点から、まずは標準機能を完璧に整えるための「最初の一歩」となる基本設定を徹底解説いたします^ ^


拡張ツールの導入か、標準機能のみかの判断基準

まずは標準機能のみで試すべき企業

主に地域密着型の店舗や、店主が直接お客さまとやり取りする小規模なビジネスが該当します。

  • 友だち数:1,000人未満
  • スタッフ数:1名から3名程度
  • 主な業種:飲食店、美容室、個人の教室、士業、ネイルサロン
  • 導入の理由:まずはスモールリリースで投資対効果(ROI)を確認することが優先です。

2026年現在はビジネスプロフィール機能が強化されており、少人数の運営であれば標準機能だけでも十分に丁寧な接客と予約管理が可能です。

最初から拡張ツールを導入すべき企業

LINEを「営業や教育の自動化ツール」として、集客から成約まで仕組み化したい企業が該当します。

  • 友だち数:3,000人以上(または毎月100人以上増える見込みがある)
  • スタッフ数:5名以上、または専任のSNSやマーケティング担当がいる
  • 主な業種:不動産、EC通販、オンラインスクール、BtoB、採用活動
  • 導入の理由:大量のリード(見込み客)に対して、個別の属性に合わせたステップ配信や自動カウンセリングを行う必要があるためです。

実際に、不動産業界などでツールによる自動化を行い、来場予約数を前年比約2.1倍に伸ばした事例もあります。

2026年のLINE公式アカウント運用において、最も重要なのは「ツールを導入すること」よりも「ユーザーとの信頼関係を築くこと」に立ち返っています。

ユーザーは、いかにも自動化された不自然なメッセージを敏感に察知します。標準機能のシンプルなやり取りは、むしろ誠実な印象を与えます。また、ツール費用を抑えることで、その分を良質なコンテンツ制作やユーザーへの還元(クーポンなど)に充てることができます。

管理画面一つで完結するため、設定ミスによる配信事故や予期せぬトラブルのリスクを最小限に抑えられます。

ツールがないとアレもコレもできないと考える前に、まずは目の前にある進化を続けるLINE社の標準機能を使い切る準備をしましょう!


アカウントの顔を作る(プロフィールと基本情報)

友だち追加されたとき、最初に見られるのはプロフィールページです。ユーザーは公式アカウントを追加した後、まずこのページを見て「自分に関係があるか」を判断します。

ここで「このアカウントは自分に有益だ」と思わせなければ、すぐにブロックされてしまいます。

プロフィール画像と背景画像

ブランドのイメージが伝わる高画質なものを準備。

プロフィール画像(アイコン)はトーク画面で目に止まるような工夫が必要です。設定後にトーク画面で見栄えを必ず確認しましょう。

ステータスメッセージは20文字のキャッチコピー

アカウント名の下に表示されるステータスメッセージをデフォルトのままにしていませんか。ユーザーは、自分にとってのメリットを瞬時に判断します。

ステータスメッセージをメリット重視の内容にすることがおすすめです。

  • 悪い例:公式アカウントです。よろしくお願いします。
  • 良い例:自宅でできる5分筋トレ動画を無料配布中!

何を発信しているかではなく、登録することでユーザーの未来がどう変わるかを記述するとより効果的です。

プロフィールページの構成

プロフィールページは、LINE内のミニホームページです。以下のパーツを必ず設定しましょう。

  • アイテムリスト:商品やサービスメニューをリスト化して画像付きのカード形式で並べることができます。各アイテムには詳細リンクやボタンを設定できるため、プロフィールから直接「予約ページ」や「商品購入ページ」へ誘導が可能です。複数作ることが可能なので、カテゴリーに分けて整理して見せることができます。
  • ボタン設置:トークだけでなく、予約やショップカードなど、ユーザーが次に取るべき行動を優先的に配置します。
  • 自由記述欄:テキストだけでなく、実績を証明する画像を1枚差し込むだけで信頼度が大きく変わります。ブランドの想いや、実績、よくある質問などを自由に記載しましょう。
  • 最新の投稿:VOOMと自社のSNSを連動させ、アカウントが活発に動いていることを示しましょう。
  • SNS連携ボタンの設置
  • 基本情報(店舗・事業所詳細):信頼性を担保するための正確なデータ項目です。

最初が肝心!(あいさつメッセージの設計)

友だち追加直後に送られる「あいさつメッセージ」は、開封率が極めて高い、最初で最大のチャンスです。

心理的ハードルを下げる1スワイプ以内の法則

2026年のユーザーは長い文章を読みません。スマホ画面で1回以上スワイプしなければ終わらないような長文は、その瞬間に「面倒なアカウント」というラベルを貼ります。

  • 1通目(画像):インパクトのあるサンクス画像や、特典の案内。
  • 2通目(テキスト):簡潔な自己紹介と、このアカウントで得られるメリット。
  • 3通目(アクション):ユーザーに簡単なアンケートや質問を投げかけネクストアクションを促す。
  • お礼を価値に変える特典

「登録ありがとうございます」だけで終わらせず、登録した瞬間に欲しかったものが手に入る状態を標準機能で作ります。

今すぐ使えるクーポンや、限定のPDF資料、予約リンクなどを組み込みましょう。


リッチメニュー(24時間働く営業マンの配置)

標準機能のリッチメニューも進化しています。単なるリンク集ではなく、ユーザーの悩み解決の入り口として機能させる必要があります。

メニュー構成のポイント

リッチメニューの区画の策定では、以下の要素をバランスよく配置します。

「事業者が見せたいもの < ユーザーが必要としている情報」を意識してみてください。

  • ベネフィット(解決策): 「悩みを解決する」「事例を見る」「お役立ち情報」「クーポン」
  • 信頼(実績/自己紹介): 「事業紹介」「選ばれる理由」「スタッフ紹介」「コラム」「料金表」
  • アクション(出口): 「予約する」「購入する」「問い合わせる」
  • エンゲージメント(遊び): 「診断(簡易版)」「ショップカード」

デザインのトレンド

2026年は、凝った世界観のデザインや広告バナーよりも、スマートフォンのUIに馴染む「シンプルかつ直感的なデザイン」が好まれます。文字は大きく、アイコンは分かりやすく。

表示設定

有効期限切れで表示されないリスクを抑えるため、有効期間は長めに設定しましょう。期間による設定が可能ですので、週末キャンペーンといったような期間を絞ったメニュー表示を自動で切り替えることも可能です。


応答設定(手動と自動を賢く使い分ける)

応答モードの基本設定

  • 基本設定の応答モード:「チャット」を選択してください。これにより、ユーザーと1対1でメッセージのやり取りが可能になります。
  • あいさつメッセージ:「ON」にします。あいさつメッセージを「オフ」に設定している場合、あいさつメッセージを保存していても配信されません。
  • Webhook:「OFF」にします。こちらはLステップなどの拡張ツールや外部APIを連携する際に利用します。
  • チャットの応答方法:基本的に手動チャット+応答メッセージ」を選択してください。この設定をすることで、リッチメニューからキーワードを排出して、そのキーワードに呼応して自動応答でコンテンツを表示させるといったような挙動の設定と個別チャットの対応の両方が可能になります。

AIチャットボット(β)nについては有料プランですので、今回は割愛します。


まとめ

最後に、拡張ツールを検討する前の段階で、標準機能を100%以上使い倒すためにやるべきことをまとめました。

  1. まずはコストを抑えてROIを確認するために標準機能を使い倒しましょう。少人数運営であれば標準機能だけで十分な接客と管理が可能です。
  2. プロフィールページを最適化 します。信頼性を高めるために、基本情報やアイテムリスト作成・SNS連携も忘れず設定しましょう。
  3. 挨拶メッセージはスマホ画面で1スワイプ以内に抑え、登録直後に「欲しかった特典」を即座に提供します。長文を避け、画像と簡潔なテキストを組み合わせて次のアクションを促してください。
  4. リッチメニューの導線設計 視認性の高いシンプルなデザインを採用し、ユーザーが必要とする解決策・信頼・アクションの要素をバランスよく配置します。
  5. 応答モードの基本設定 応答モードは「チャット」を選択し、Webhookはオフに設定して標準機能での管理を優先します。「手動チャット+応答メッセージ」を併用することで、個別対応と自動応答の使い分けが可能です。

これらの基本設定は、いわば店舗の看板や内装を整える作業と同じです。どんなに優れたツールや広告を使っても、この土台ができていなければ成果は最大化されません。まずはこれらの項目を一つずつクリアしていきましょう。

次回、Vol.2では「標準機能だけでここまでできる!成約率を向上させるメッセージ配信のコツ」をお届けします。

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