
「LINE公式アカウントのメッセージをもっとオシャレにしたい」
「LPのようなリッチな体験をLINEの中で完結させたい」
そんなデザイナーやマーケターに朗報です!これまでプロプラン限定だった「Lフレックス」が、ついにスタートプラン・スタンダードプランでも利用可能になりました。
プログラミング不要で、まるでデザインツールを触るように自由なレイアウトが組めるLフレックス。
今回は、デザインの現場でどう活用すべきか、その魅力と設定のコツを徹底解説します。
目次
Lフレックスとは、Lステップの新機能で、LINEの「フレックスメッセージ」を直感的に作成できるテンプレート機能です。
「画像」「テキスト」「ボタン」「動画」などのブロックを組み合わせるだけで、ブランドイメージにぴったりのオリジナルメッセージが完成します。
・レイアウトが自由自在: 要素の順序を自由に入れ替えられる。
・表現の幅が広い: フォントサイズ、色、下線、ボタン形状まで細かく設定可能。
・スマホ最適化: 縦長LP風から横スクロール型まで、デバイスに合わせた訴求ができる。

最大200MB(約9分)のmp4動画を挿入できます。タップするだけで再生されるため、自己紹介動画やセミナーのダイジェスト、採用動画などに最適。動画の最後にボタンを表示させ、HPへ誘導することも可能です。
Lステップで取得した「友だちの名前」や「アンケート情報」を、タイトルやボタン内に自動挿入できます。「〇〇さんにおすすめのプラン」といった、一人ひとりに寄り添ったデザインが可能です。
カルーセル(横スクロール)形式で最大12枚までパネルを並べられます。電子書籍のように読み進めてもらったり、商品カタログのように見せたりと、ユーザー体験を楽しくデザインできます。
複数の画像を隙間なく並べることで、1枚の長いLPのように見せることができます。外部サイトへ遷移させる際の「離脱」を防ぎ、LINE内でクロージングまで導けるのが大きな強みです。
「残り〇席」「現在のポイント数」など、動的に変わる数値をメッセージ内に表示できます。限定感や緊急性を出すデザインには欠かせない機能です。
Lフレックスを使えば、これまでの「いかにもLINEっぽいメッセージ」から脱却できます。
・LP風:画像やテキストをうまく組み合わせ、LINE内でLPを表示。メッセージ中にボタンを挿入でき、アクションに結びつけやすい。
・ほしい物リスト: 「ほしい物リストを追加する」 でタグ付けし、その後のセグメント配信に活用可能。
・アンケートや診断コンテンツの回答: 選択肢をデザイン性の高いボタンにして、クリック率を向上

自由度が高いLフレックスですが、いくつか仕様上の注意点があります。
・動画の配置: 動画ブロックは「一番上」かつ「1つまで」というルールがあります。
・パネルサイズ「L」の制限: 横幅いっぱいの「Lサイズ」を使用する場合、横スクロール(複数パネル)の設定はできません。
・容量オーバー: 画像を多用しすぎると保存できない場合があります。適度に圧縮して使用しましょう。
スタートプランから利用できるようになった今、Lフレックスを使わない手はありません。
テキストだけのメッセージでは伝わらないワクワク感も、Lフレックスなら表現できます。まずは1つ、自社のブランドカラーに合わせたテンプレートを作ってみることから始めてみませんか?