Lステップの回答フォームをデザインで魅力的に!CVRを高めるカスタムCSS活用術

2025.12.10

Lステップの「回答フォーム」は、単なるアンケートや申込フォームの機能ではありません。デザインを工夫することで、長文コンテンツを読みやすくしたり、LP(ランディングページ)のように訴求力を高めたりできる、強力なマーケティングツールになります。

この記事では、Lステップ回答フォームの魅力と、回答率(CVR)を高めるデザインのコツ、そしてカスタムCSSの活用事例を徹底解説します。

 Lステップ回答フォームとは?そのデザインの可能性

Lステップの回答フォームは、LINEの友だちから情報を収集するための機能です。

 収集できる情報と回答形式

回答フォームでは、名前や住所といった基本的な情報に加え、興味・関心事や質問など、友だちの「本音」を引き出すことができます。

利用可能な回答形式には以下のような種類があり、これらを組み合わせることで様々なユースケースに対応します。

・記述式(テキストボックス、段落)

・選択式(チェックボックス、ラジオボタン、プルダウン)

・特殊形式(都道府県、日付、ファイル添付)

・表示形式(小見出し/中見出し、長文テキスト)

 デザイナーが注目すべきデザイン機能

Lステップの回答フォームには、大きく分けて二つのデザインカスタマイズ機能があります。

機能 概要 難易度

カスタム

デザイン

ボタンの色や背景色など、基本的なカラースキームを選択・変更できる。

カスタム

CSS

CSSコードを記述することで、フォームの見た目やレイアウトを完全にカスタマイズできる。

簡単な装飾は「カスタムデザイン」で可能ですが、他社と差別化を図り、ブランドイメージに合わせた独自のLP風フォームを作成するには「カスタムCSS」の活用が不可欠です。


デザインがもたらす回答フォームの大きなメリット

なぜLステップの回答フォームをデザインで装飾すべきなのでしょうか?

デザインには、単なる見た目の向上以上の効果があります。

Point1 訴求ポイントを強調し、離脱を減らす

テキストだけのフォームや長文は、ユーザーにとって読みづらく、重要な情報が見逃されがちです。

・訴求ポイントの強調: 画像や色、文字サイズを調整することで、特典やキャンペーンなど重要なメッセージを強調し、ユーザーの注意を引きます。

・読みやすさの向上: 見出しや段落ごとに区切り、画像を挿入することでメリハリがつき、ストレスなく最後まで読んでもらえます(長文テキストをトーク画面より横幅広く表示できる点も利点です)。

Point2 ブランドイメージを統一し、信頼性を高める

フォームのデザインをブランドカラーやトンマナ(トーン&マナー)に合わせることで、一貫性が生まれ、ユーザーに安心感と信頼性を与えます。ゴージャス、クール、シンプルなど、ターゲット層に響く表現力を実現できます。

Point3 回答率アップに直結する工夫

心理的ハードルを下げるデザインで、回答率の向上に貢献します。

・セクション機能の活用: 質問が多い場合、回答画面を分割する「セクション機能」で、ユーザーの心理的負担を軽減し、回答完了への動機づけを保ちます。

・回答後のアクション設定: 「ご回答ありがとうございます!」といったサンクスメッセージを自動送信したり、回答内容に応じた専用リッチメニューに切り替えたりすることで、回答完了後の不安を解消し、次のアクションへスムーズに誘導します。


 回答率を高めるデザインと運用のコツ

デザインは見た目だけでなく、回答者の体験(UX)を考慮することが重要です。

1. 回答メリットの視覚的な提示

アンケートの冒頭で、「回答後にクーポンプレゼント!」や「あなたに最適なプランを提案します!」といったメリットを、強調されたデザイン(色やアイコン)で目立たせましょう。

2. 回答時間とボリュームの調整

30秒で回答できます」と明記し、心理的な障壁を下げます。視覚的にも質問が多すぎると感じさせないよう、適切な質問数(理想は5〜10分程度で完了)に調整し、セクション機能で区切りを設けましょう。

3. 自由回答の戦略的な配置

本音を知るために有効な自由回答ですが、多用すると面倒に感じられ、離脱につながります。回答者が調べたり深く考えたりする必要のない「簡単に答えられる選択肢」を主軸とし、選択肢にない場合のみ「その他」として自由回答欄を設けるなど、戦略的に配置しましょう。

4. フォーム送信後のスムーズな遷移

回答フォームの「オプション」から「サンクスページURL」に友だち追加URLを設定することで、回答完了後にユーザーが「×」をタップする手間なく、自動でトーク画面に戻る設定が可能です。これはUX向上のための必須設定です。


 カスタムCSSで実現する回答フォーム活用事例

カスタムCSSを活用すれば、回答フォームは以下のような活用が可能です。

・カウンセリングシート: 不動産やジムなどで来店前にLINE上で情報を記入してもらう。来店時にスムーズな接客が可能になり、時間の短縮顧客満足度の向上に繋がる。

・商品お問い合わせフォーム: ECサイトで複雑なお問い合わせ内容をプルダウンなどで整理し、適切な担当者に振り分ける導線を作成する。

・LP型アンケート: 豪華なデザインで商品の魅力や企画内容を伝え、アンケート回答を最終的な申し込み(CV)に繋げる。

カスタムCSSを駆使することで、YouTubeのオープニングのようなクールなデザインや、会話形式の分かりやすい表示など、他社にはない独創的なフォームを作成し、集客効果を最大化できます。


 まとめ

Lステップの回答フォームは、単なるデータ収集ツールではなく、デザイン次第でCVRを大きく左右する重要な接点です。「カスタムデザイン」や「カスタムCSS」を活用し、訴求力が高く、ストレスフリーな回答体験を提供することで、ビジネスの成果を最大化しましょう。

ご自身のビジネスに最適なデザインと構成で、友だちの心を掴むフォームを作成してみてください。

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