【Lステップ仕様改善】フレックスメッセージで実現！QRコード読み取り＆アカウントシェアボタンを設置

2025.12.03

Lステップを活用されている運用担当者様にとって、友だち紹介は質の高い見込み客を獲得するための最重要施策の一つです。

これまで、「友だち紹介QRコード」や「アカウントをシェアする」ためのボタンは、リッチメニューにしか設置できず、「もっと目立つ、最適なタイミングで友だちにアクションを促したい」という課題を抱えていませんでしたか？

この度、Lステップの「フレックスメッセージ」機能が仕様改善され、その悩みが解決されます。

本記事では、この改善点の詳細と、特に「QRコードリーダー起動」と「友だちにアカウントをシェア」という強力なアクションを活用した、具体的なビジネス導入事例を解説します。

【仕様改善の概要】Lステップの「フレックスメッセージ」とは？

Lステップの「フレックスメッセージ」は、画像、テキスト、ボタンなどを組み合わせて自由にデザインできる、視覚的に訴求力の高いメッセージ形式です。

今回の仕様改善で、このフレックスメッセージ内のボタンアクションに、以下の強力な機能が追加されました。

新たに追加された主なアクション	内容とメリット
QRコード読込リーダー起動	ユーザーがボタンを押すだけで、端末のQRコードリーダーが起動。店内のQRコードを即座に読み取らせることができます。
友だちにアカウントシェア	ユーザーがボタンを押すと、このLINE公式アカウント自体を友だちに簡単に共有できる画面が立ち上がります。

従来、これらの導線はリッチメニューに依存していましたが、フレックスメッセージに組み込めるようになったことで、配信メッセージ内で直接アクションを完結させられるようになりました。

これにより、友だちに「行動しやすい環境」を提供でき、紹介率が格段に向上されることが期待できます。

今回の仕様改善により、QRコード読込やアカウントシェアのアクションを「リッチメニュー」と「フレックスメッセージ」の両方で設定できるようになりました。それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的に応じた使い分けが重要です。

項目	リッチメニュー	フレックスメッセージ
表示場所	トーク画面下部に常時固定表示	トーク画面にメッセージとして流れる
視認性	常に見えているため、認知されやすい	配信直後は目立つが、時間が経つと埋もれる
訴求力	デザインの自由度は高いが、情報量は限られる	メッセージ全体を使って画像や文字で強力に訴求できる
アクションのタイミング	友だちの任意のタイミング	配信者の意図したタイミング（シナリオ配信など）
適した用途	頻繁に利用する機能、いつでもアクセスさせたい機能（例：お問い合わせ）	期間限定のキャンペーン、特定の行動直後のプッシュ通知（例：来店直後）

リッチメニューを使うべき時：「定常的な導線」として使いたい場合（例：店舗の営業時間やFAQの表示、いつでも友だち紹介が可能であることの明示）。
フレックスメッセージを使うべき時：「ピンポイントなタイミング」で友だちにアクションを起こさせたい場合（例：購入直後、イベント参加直後など熱量の高まっている瞬間）。「視覚的なインパクト」でキャンペーンの魅力を伝えたい場合（例：豪華な紹介特典の画像とともにシェアを促す）。

仕様改善により可能になった「QRコード読込」と「友だちシェア」の2大アクションは、特に顧客の参加と拡散が必要な施策において、その効果を最大限に発揮します。

顧客や見込み客の「行動」を促し、口コミによる新規獲得に直結させる動線を作れます。

【活用事例①：友だちシェア】セミナー参加者への拡散依頼

手順	効果
手順: セミナー終了後、参加者へ「有益な情報を友だちにシェア！」というメッセージを配信。ボタンを友だちにアカウントシェアに設定。	効果: 参加者が満足度の高い状態で友人に企業アカウントを紹介しやすくなり、特典付与と組み合わせることで効率的な新規顧客の獲得が期待できます。

【活用事例②：友だちシェア】既存顧客への紹介キャンペーン

手順	効果
手順: 既存顧客向けに「紹介者特典」を強調したフレックスメッセージを配信。ボタンを友だちにアカウントシェアに設定。	効果: お客様が手間なく自分のSNSやLINEでサービス情報を拡散できるようになり、紹介のハードルが下がり、優良な見込み客へのリーチ拡大が期待できます。

オフラインでの顧客体験をオンラインのデータに結びつけたり、リアルタイムでの情報取得を促します。

【活用事例①：QRコード読込】店頭や展示ブースでの即時チェックイン

手順	効果
手順: イベント会場のブースや実店舗のPOPに「限定情報を読み取る」ためのQRコードを設置。フレックスメッセージのボタンをQRコード読込リーダー起動に設定。	効果: お客様はすぐにQRコードリーダーを起動し、QRコードを読み取るだけで、限定資料の取得やチェックインが可能になり、スムーズな顧客体験を提供できます。

【活用事例②：QRコード読込】カスタマーサポートへのスムーズな誘導

手順	効果
手順: 製品パッケージや保証書に、「操作マニュアルへ直行」するためのQRコードを設置。商品購入者にはQRコード読込リーダーが起動するフレックスメッセージを事前に送付するように設定。	効果: お客様が紙の資料などを介さず、製品に紐づいたQRコードを読み取るだけで、Lステップ上の専用サポートチャットに遷移し、適切な情報にすぐにアクセスできます。